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プーチン大統領の右腕ショイグ国防相に暗殺未遂報道 「核のボタン」を握るキーマンに何が
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/304124
2022/04/19 日刊ゲンダイ
セルゲイ・ショイグ国防相(右)とワレリー・ゲラシモフ参謀総長(C)ロイター/Sputnik/Kremlin
姿を消したロシア国防相は暗殺未遂に遭っていた──⁉ 複数の海外メディアが驚きのニュースを報じている。
プーチン大統領の右腕として知られるセルゲイ・ショイグ国防相は先月11日の安全保障会議を最後に2週間にわたって公の場に姿を見せず、心臓病を患っているとの見方が出ていた。その後も、オンライン会合に参加した画像が合成のように見えるなど、動静がはっきりしていない。
そんな中、英紙「エクスプレス」が「ショイグ国防相の心臓発作は『自然に』発生したものではない」と報じて波紋を広げている。暗殺されかかったことをにおわせているからだ。
ロシア政治を専門とする筑波学院大教授の中村逸郎氏もこう言う。
「ロシア国内でも、ショイグ国防相は心筋梗塞で集中治療室にいると報道されています。半身不随という情報もあり、何らかの毒を盛られた可能性は否定できません。過去にもプーチン大統領にとって不都合な人物が突然、心筋梗塞で亡くなった例がある。ウクライナ侵攻を統括する立場であるショイグ国防相の不在は臆測を呼んでいます」
ウクライナへの侵攻反対で粛清されたか
盟友、極右政党・自由民主党のジリノフスキー党首の葬儀に訪れたプーチン大統領(C)ロイター/Sputnik/Kremlin
もちろん、“反プーチン”勢力が、プーチン大統領側近の暗殺に動く可能性もある。
気になるのは、ショイグ国防相が「核のボタン」の管理に深く関係していることだ。ロシアの核ミサイルは大統領、国防相、参謀総長の3人のうち、2人がスイッチを押せば起動する仕組みだと言われる。
プーチン大統領が8日に「体制内野党」として政権を支えた盟友の極右政党・自由民主党のジリノフスキー党首の葬儀に訪れた際も、「核のカバン」を携えていた。
「ショイグ国防相は穏やかな性格で、国民の人気が高い。軍人としての経験はなく、もともとは非常事態相として災害復旧や人命救助を専門にしていたこともあり、ウクライナ侵攻に反対していたそうです。それで粛清されたのだとしたら、核のボタンは今、プーチン大統領が2つ持っているのかもしれません。ショイグ国防相がいなくなった影響は非常に大きく、旧ソ連圏6カ国の軍事同盟『集団安全保障条約機構(CSTO)』もロシアの言うことを聞かなくなってきました」(中村逸郎氏)
戦況が思うようにいかないことに激怒したのか、責任を転嫁するためなのか、プーチン大統領は情報機関FSB(連邦保安局)の大粛清も行った。逮捕された幹部もいる。
ショイグ国防相もその流れで粛清されたのだとしたら、プーチン大統領の狂気を止められる人物はもはや誰もいない。
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