http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/600.html
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阿修羅掲示板を見ていると、ウクライナ・ゼレンスキー政権は正義面をしているが、実際には悪質な大量虐殺に手を染めている。とロシアのフェイク主張を擁護する書き込みが多くてびっくりさせられる。
副島隆彦まで、ウクライナのネオナチ極右、アゾフ連隊がロシア系住民を大虐殺しているとさえ書いていて、どちらかといえばロシアの権益に寄り添っているようだ。
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ウクライナの極右勢力、著名なネオナチ・アゾフ連隊が知られるようになったのは、私の記憶では10年位前の国際サッカー試合でのフリーガン問題だと思うが、ウクライナとポーランドの場合は、やや規模が大きいが、この種のネオナチグループは、本家ドイツを含めて、全欧州にはびこっていて、現在、マクロンと仏大統領選を争って優位に立っているルペンもそうだ。
ただ、西側世界のすべての国にネオナチに類する極右勢力は強力にはびこっている。
日本でも、安倍晋三の背後勢力=岸信介が作った国際勝共連合=日本会議がネオナチに近い主張を行っているので、彼らの手に武器が渡れば、国粋主義に反対する勢力に対してジェノサイドでもやりかねない。
極右勢力は、権威に弱い(=知能の弱い)人たちのなかから必然的に現れてくるものであって、それをもって、「ウクライナの正体はネオナチだ」と叫ぶ連中は、やはり知能が劣っていると断ずるしかない。
ゼレンスキーはネオナチではない。民主主義の信奉者である。
ネオナチに共通するのは、人種差別主義者で、ほとんどの場合、「自分たちは神に選ばれた民だ」と思い込んでいる「優越病」狂信者である。その意味では、豪州の白豪主義、カナダの白人至上主義や、開拓時代のアメリカ白人社会などは、すべて同じ穴の狢、特権、優越感だけに洗脳された人々で、大量虐殺の犯人であり、思想的根拠の多くはユダヤ教のタルムードから来ている。
ウクライナの極右勢力について、少し見てみたい。
ウクライナには「ネオナチ」という象がいる〜プーチンの「非ナチ化」プロパガンダのなかの実像【上】
https://webronza.asahi.com/national/articles/2022032200001.html
1.「これはロシアのプロパガンダではありません」 英語で「象が部屋にいる」という言い回しがある。
どういうことかというと、「あんなにも大きな象が部屋にいたとしても、あえて見なかったことにする」という意味である。誰もが知っていることだとしても、なかったことにしたほうがいい。そういうことは確かに世のなかにはあるかもしれない。
プーチンが、「ウクライナを非ナチ化する」と宣言したとき、大方の人々は狐につままれたような反応で、そのうち識者や国際政治学者はこぞってプロパガンダであると断定しだした。だが、本当にそうなのだろうか。
アメリカの政治専門紙である「ザ・ヒル」は、2017年に、「ウクライナの極右の存在は決してクレムリンのプロパガンダではない」と題された記事で、こう警告している。
「西側の識者は、ウクライナにネオナチ集団は存在せず、モスクワが描いたプロパガンダの主張にすぎないという。しかし、これは悲しいことに間違いである」
そして、ニューヨークタイムズ、ガーディアン、BBC、テレグラフ、ロイターなどの、ウクライナの極右(ネオナチ)事情についての記事をとりあげている。
欧州の極右事情やウクライナ情勢に詳しい人ならば、この数年でウクライナの極右・ネオナチの存在が問題化していたことは常識のレベルの話である。
「これはロシアのプロパガンダではありません」とザ・ヒル紙は続ける。
その「ネオナチ」とされるグループとして、ザ・ヒルは「アゾフ大隊」(のちに「アゾフ連隊」)をあげ、これまでのその悪行を列挙する。
アゾフ大隊は、2014年のウクライナの騒乱「ユーロマイダン」で頭角をあらわし、この流れで東部紛争で民兵となり、その武勇と悪名を同時に世界に発信した集団だ。そしてこのアゾフは現在、ウクライナ軍の中核的存在にまでなっていることも、よく知られていることである。
このザ・ヒルの記事では、国際連合人権高等弁務官事務所とヒューマン・ライツ・ウォッチが、東部紛争でアゾフによる一般市民の拉致・監禁、拷問などの事実の告発と批判を取り上げている。
ユダヤ系の人権団体サイモン・ヴィーゼルセンターの記事も紹介している。アメリカとカナダが、ウクライナの兵士を訓練しているが、それが明らかにネオナチだというレポート。そのウクライナ兵というのはアゾフのことだ。
そのアゾフ兵は、白人至上主義者のタトゥーをいれ、エンブレムはナチスのトーテムコップ(髑髏マーク)があしらわれている。
ウクライナの極右・ネオナチグループは、アゾフだけではない。「C14」というグループは、青年スポーツ省から資金供与されて「愛国教育プロジェクト」を主催しており、そのなかで子供たちの教育訓練キャンプを行っていた。
アゾフとともに退役軍人省が主催する審議会のメンバーでもある。このC14は米国務省からテロ組織と指定されている極右組織である。彼らは警察と協力してキエフの自警組織もつくっている。なお、このグループの名称の「14」というのはネオナチや白人至上主義者の有名な暗語である(後述)。
彼らはこれまで数々の治安犯罪を犯してきたが、それでも国や地方行政と癒着し、公然と活動してきた。極めつけだったのは、この団体をネオナチと呼んで批判したジャーナリストが訴えられ、それが有罪となったことである。
ベリングキャットはこれについて「ウクライナの裁判所がネオナチをネオナチと呼ぶことを禁じた」と皮肉をこめて伝えている。この件では、司法とネオナチグループとの癒着が強く疑われている。
このように議会や行政、さらには司法までも癒着し、東部紛争を通じて強い関係をもった極右グループ、その多くは極右・ネオナチと称されている集団は、C14やアゾフに限らない。「右派セクター」「エイダーバタリオン」等々。東部紛争で民兵化したグループだけでもおおよそ40ぐらいとも言われている。
このように、ウクライナのネオナチの存在は、別にロシアだけがとりあげて警告してきたことではないのだ。むしろ西側のメディアもずっと取り上げ続けてきた。
ロイターの2018年の記事では「ウクライナのネオナチ問題」という記事のなかで、ウクライナのネオナチについてウクライナ人がとがめるどころか称賛しており、このため「長期的にウクライナを危険にさらす」とも指摘し、さらに一般人の志願者を軍事訓練するなどして勢力を拡大していることを報じている。
日本ではメディアに取り上げられることはほとんどなかったが、なんと公安調査庁がこの存在を取り上げている。公安調査庁の2021年度版の「国際テロリズム要覧2021」に、「極右過激主義者の脅威の高まりと国際的なつながり」と題したレポートがある。
「2014年,ウクライナの親ロシア派武装勢力が,東部・ドンバスの占領を開始したことを受け,「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織が「アゾフ大隊」なる部隊を結成した。同部隊は,欧米出身者を中心に白人至上主義やネオナチ思想を有する外国人戦闘員を勧誘したとされ,同部隊を含めウクライナ紛争に参加した欧米出身者は約2,000人とされる」
極右が政権や行政や司法に関与、国軍の中核に それでもこう考える人はいるだろう。欧州の極右やネオナチの話などよくあることじゃないか。極右やネオナチがいないところなんてないじゃないか。それを取り上げるのはロシアの言い分を肯定してしまうことになってしまうだけではないか。このような反応は日本だけの話ではない。
アメリカでもっとも著名なユダヤ系のニュースメディアである「フォーワード」紙で、調査報道で知られるベリングキャットのスタッフでライターのマイケル・コルボーンも、こうこぼしている。
ウクライナの極右はたいした問題ではないと数えきれないくらいに言われてきました。
「すべてクレムリンのプロパガンダですよ。その話をすることは、プーチンをアシストすることです。他の国にも極右の問題があるじゃないですか。なぜウクライナだけをとりあげるのですか?」
私はそう言われてきました。
しかしウクライナには極右の問題があり、それはクレムリンのプロパガンダではありません。
こうしてウクライナの極右(ネオナチ)の問題が、単にロシアのプロパガンダとみなされてしまっている。しかし、これが他の国の極右やネオナチの事情とかなり違ったクリティカルな状況だということは、強調しておくべき話なのだ。
これを先に概略として記しておくと、次のようになる。
・ウクライナでは極右・ネオナチと呼ばれる勢力が政権や行政や司法に関与していること。
・その極右勢力が軍事化したのみならず、国軍勢力の中核におり、「世界で唯一ネオナチの民兵が正式に軍隊になった」国であること。
・その様々なセクトが一般人への軍事訓練などを続けながら勢力をウクライナの政治から文化まで拡大しつつあったこと。
・彼らは民主主義的な価値観を肯定しておらず、さらに政権のコントロールを必ずしも受け入れておらず、将来的に民主主義への敵対勢力となる可能性があること。
・世界の極右やネオナチのハブ的存在になっており、ISのように世界的にネットワークを広げて、コントロール不能になることすら考えられること。
・またウクライナの過去のナチス協力をめぐる「歴史修正主義」がウクライナを席巻しており、すでにイスラエルをはじめ、関係する国々から強く批判されていたこと。
アメリカがアフガニスタン紛争のときに、現地のイスラム民族主義者であるタリバンに資金援助して共闘してきたことはよく知られている。ところが、アフガニスタンから当時のソビエト連邦軍が撤退すると、やがてその牙はアメリカに向けられるようになった。皮肉な失敗として知られるこのエピソードを私は思い出さずにはいられない。
もちろん、今はそれを「部屋に象がいる」と、見て見ぬふりをしておくべき時なのかもしれない。このウクライナ戦争がどのような結果になるかは今はわからないからだ。
だが、ウクライナが、欧米の国々のように単にネオナチ思想をもつものが軍隊にいるとか、極右政党が議会に勢力を確保しているというようなレベルではなく、黄色信号を超えた危険水域に達していることを今のうち理解しておくのは悪いことではないはずだ。
ロシアのプロパガンダとは何か
以下、このウクライナのネオナチとそれがどのように社会に根をはってしまっているかについて詳述していく。
なお、この論考がプーチンの侵略戦争を支持したり、正当化する目的で書かれていないことも明記しておく。
ウクライナに極右・ネオナチ問題が深刻であったとしても、それを解決するのはただウクライナ国民である。
ウクライナに深刻すぎる極右・ネオナチ問題があるというのはプロパガンダではない。しかし、それを侵略戦争の理由とするのはプロパガンダであるということだ。
2.ウクライナの英雄となったネオナチフーリガン
ウクライナの専門家でもない筆者が、なぜウクライナの極右やネオナチ事情について書いているかというところから始めよう。
筆者がウクライナのネオナチまたは極右と呼ばれる存在を知ったのは、実は政治とは関係ない。2012年のサッカーの欧州選手権がきっかけである。
ことによってはワールドカップよりも人気があるといわれるのが、ヨーロッパのナショナルチームによって争われる欧州選手権だ。その大会が、2012年には、ウクライナとポーランドの共催となった。しかしこれが問題になった。両国が、この華々しい大会にふさわしいのかどうかと疑義が各所からよせられたのだ。理由は差別問題とネオナチだ。
ガブリエル・クーン(著述家。世界のサッカーサポーター事情とレイシズム問題に詳しい)はオーストリアの生まれであり、特に中欧や東欧のサッカー事情に詳しい。この地域でのサッカーにおけるレイシズムや排外主義の話を聞いてみようとするが、ガブリエルはあまり良い顔をしない。こちらはどうやら反ユダヤ問題が大きいらしいのだ。
(中略)
「東欧ではサッカースタジアムにレイシズムが跋扈している。ウクライナ、ポーランドは特にひどい」とガブリエルは苦い表情で言う。
2012年の欧州選手権は、ウクライナとポーランドの共同開催だった。だが、この大会ははじめから西欧各国で懸念されていた大会でもあった。元イングランド代表でキャプテンマークを巻いたこともあるDFソル・キャンベルは、BBCのインタビューで、黒人やアジア人のイングランドサポーターに対して「死の危険にさらされるだろう」と言い、両国での観戦に対して「行くべきではない」と強く警告した。
もちろん理由は激しい人種差別である。BBCは、動かぬ証拠として、観客がナチスの敬礼をし、黒人選手にはモンキーチャント(黒人選手を揶揄するサルの鳴き声のマネ)を浴びせ、白人優位主義の印であるケルト十字のマークをマフラーに入れ、反ユダヤのチャントを高らかに歌うサポーターの姿を放送した。そして極めつけは、アジア人サポーターが襲われている姿が記録された映像だ。
この時、筆者がガブリエル・クーンに「日本人である私も危険か」と聞くと、ひとこと、「おすすめできない」と語っていたのを鮮明に記憶している。
「レイシストのシンボルと反ユダヤの応援歌は、ウクライナのサッカーシーンの一部である」と、このBBCの番組はリポートする。しかしそれだけではない。
サッカーの熱狂的なサポーター集団は「ウルトラス」という通称で呼ばれる。BBCだけではなくイギリスのスカイスポーツも、ウクライナの「ウルトラス」に密着取材を試み、外国人排斥をあからさまに語った現場を放送している。差別主義をひけらかすそのサポーターたちは、セルティックのアジア人サポーターやトッテナム(ユダヤ人サポーターが多いとされている)に、差別発言を続け、極めつけに「シュー」という擬音を発している姿を放送した。これはナチスのガス室
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引用以上
中途半端な引用で申し訳ないが、ウクライナのネオナチ=アゾフ連隊の規模が、我々の想像をはるかに超えて大きいこと、それが政府機関や地方議会にまではびこり、一大勢力をなしていることを指摘している。
ただし、今、仏大統領選でマクロンが負けたなら、ルペンによってフランス全体がネオナチ化することだけは理解した方がいい。マクロンが勝っても、ロスチャイルドの僕としての全体主義タルムード国家が成立するだけのことだが……。
ウクライナ政権内部に、ネオナチグループが浸透していることを認めたとしても、それをもってプーチンを擁護することになならない。少なくともゼレンスキーがネオナチである証拠は存在しない。
今回の、ブチャをはじめとする民族浄化大虐殺=ジェノサイドは、ウクライナの住民を殺害し、恐怖によって追い出して、その後に、ロシア民族を入植させるイスラエルのような計画であることがはっきりしている。
虐殺を直接実行しているのは、プーチン直属の、シリアやチェチェン系の傭兵特殊部隊とFSBである。実は、このワグナー部隊こそ、真のネオナチであるとも評されているのだ。
プーチンが動かす傭兵集団「ワグネル」の汚い役割 2022年4月6日
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98454.php
<ウクライナの戦場に投入されたエリート傭兵集団の正体と使命は>
イギリス国防省は4月4日に公表した新たな分析の中で、ロシアのウラジーミル・プーチンとつながりのあるエリート傭兵組織「ワグネル・グループ」が、ウクライナ東部に派遣されていると明らかにした。
同省は分析の中で、「ロシア軍の部隊は統合と再編を繰り返し、ウクライナ東部のドンバス地方での作戦に攻撃を集中させている」と指摘した。「ロシア政府とつながりのある民間軍事会社、ワグネルの傭兵を含むロシア軍の部隊が、ウクライナ東部に移動している」
エリート傭兵部隊であるワグネル――「リーガ」の名前でも知られる――は2014年に結成され、同年のクリミア侵攻やドンバス地方での戦闘に参加。2014年から2015年にかけて、親ロシア派の分離主義勢力がドンバス内でドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国の創設を一方的に宣言するのを手助けしたことで、注目を集めるようになった。
プーチンは2月24日のウクライナ侵攻前の21日、ドネツクとルガンスクの「独立」を承認する大統領令に署名していた。
創設者にはナチスのタトゥー
ニューヨーク・タイムズ紙によれば、ワグネルという組織名は、ロシア軍参謀本部情報局(GRU)の元メンバーで同組織を設立したドミトリー・ウトキンのコールサイン(呼出符号)に由来する。
ウトキンは、ナチスの指導者アドルフ・ヒトラーが好んだ作曲家「ワーグナー(ワグネル)」を自らのコールサインに選び、ナチス関連のタトゥーを複数入れているらしい。
ワグネル・グループは単一の企業体ではなく、複数の企業や組織の大規模なネットワークによって構成されている。
アメリカの複数の当局によれば、ワグネル・グループには、プーチンに近い実業家のエフゲニー・プリゴジンが資金提供を行っている。
しかしプリゴジン本人は、ワグネルとの一切のつながりを否定。ロシア政府もワグネルへの関与を否定し、ロシアでは民間軍事会社の設立は違法だとして、その存在自体を否定している。
西側の複数の国の政府や活動家らは、ワグネル・グループがアフリカでの人権侵害や、リビアおよびシリアでの戦闘に関与したと非難してきた。マリやモザンビーク、スーダンに派遣され、代理戦争を戦ってロシアの影響力を行使し、油田などの戦略的利益を奪取したこともあるという。
インターネットメディア「インターセプト」は3月31日、ワグネルの傭兵たちが、シリアなど自分たちが作戦を展開している国々で、さらなる戦闘員を採用していると報じた。また本誌は3月29日に、ワグネル・グループがウクライナ東部に1000人の傭兵を投入予定だと報じた。ウクライナ軍も3月に入ってから、首都キーウ(キエフ)近郊で、ワグネルの傭兵たちと複数回にわたって衝突したことを報告していた。
英情報機関・政府通信本部(GCHQ)のジェレミー・フレミング長官は、ワグネルは、ロシア軍側の死者数(公式発表数)を少なく抑えるための「捨て駒」として使われている可能性が高いと指摘した。ワグネルをウクライナに派遣することで、人権侵害行為から距離を置くこともできる。
国際行動規範協会のジェイミー・ウィリアムソン事務局長は、ワグネルはロシア軍の元兵士たちを雇い、「軍事請負組織」の機能を果たしていると指摘した。
「冷戦初期のような傭兵集団」
「ワグネルとロシア政府との間には、支配権と資金の出処という点において、明らかなつながりがある」とウィリアムソンは本誌に語った。「ロシア政府はその存在を認めていないが、ワグネルは軍事請負集団と見なされている。冷戦初期にみられたような傭兵集団に等しい存在であり、アフリカの南部、東部や西部の複数の企業がワグネルに関与しているとみられる」
本誌は、傭兵使用に関する国連作業部会のソーチャ・マクラウド議長、および国際的な人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチに、ワグネルについてのコメントを求めたが、本記事の発行時点までに返答はなかった。
ウクライナにおけるロシアの軍事作戦は、ウクライナ側の激しい抵抗を受け、停滞している。これまでにウクライナの民間人を含む数千人がこの戦闘で命を落とし、数百万人が避難を余儀なくされている。
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引用以上
プーチンが動員したワグナー部隊とは、チェチェンやシリアで、これまでも大虐殺を実行してきた虐殺に特化した特殊部隊だといわれる。
ヒトラーはワグナーの音楽に感動し「ワグナーが私を励ましている!」と叫んで、親衛隊をワグナー部隊と名付けたのが命名の由来である。
つまり、それは最初からネオナチそのものなのだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97
副島隆彦が、ブチャなどの大虐殺をアゾフ連隊のせいにして、ワグナー部隊に触れないのは、私には信じられない。
ブチャのような残虐な行為は、普通の徴兵軍隊には無理だ。専門的に虐殺に特化したワグナー部隊でなければできない仕事なのだ。
ロシア軍は、ウクライナ占領地域の住民を虐殺後、証拠隠滅のために火葬専用車トラックを配置して、灰にしていると報道されている。
そんなことを、普通のロシア兵にやれるはずがない。またアゾフ連隊が残虐といっても、自国民をそこまで虐殺する理由など存在しない。
いずれにしても、ネオナチというのは、ユダヤ人ホローコストも肯定する人たちなのだから、残虐行為を厭わないのは当然だ。
プーチンの子飼いであるワグナー部隊の真相を知れば、ロシアの本当の恐ろしさが理解できるはずだ。
もう一つ、極めて重大な問題がある。
昨日まで、ロシアが北海道に軍事侵攻すると書いてきたが、この予兆を誰が指摘したのか?
アイヌ民族は「ロシアの先住民族」 プーチン大統領が認定方針 北海道新聞 2018年12月19日
https://twitter.com/doshinweb/status/1075309253299134464
「日本も他人事ではない。北海道が危ない」 プーチン氏「アイヌ民族をロシアの先住民族に」発言も ウクライナ人評論家、ナザレンコ・アンドリー氏が激白 2022/2/26 https://www.iza.ne.jp/article/20220226-OCWG37S3RZPJBH4V5HDN54EBYE/2/
ウクライナは「戒厳令」や「総動員令」を出し、ロシア軍の侵攻に対峙している。ウラジーミル・プーチン露大統領の決定は、国際法や国連憲章違反であり、決して許されない。こうしたなか、ウクライナ出身の評論家、ナザレンコ・アンドリー氏(27)は、祖国への思いや、東アジアでロシアと向かい合う日本への影響などを激白した。
「祖国防衛のため、ウクライナ人は最後までひるまない。思った以上にウクライナ軍は反撃しており、一度奪われたキエフの空港を奪還したという情報もある。抵抗が続けば、凍結した地面が溶けて、ロシア軍の戦車などは運用できなくなる。燃料も底を突く。今後、1週間程度、抵抗できるかがカギになる」
同氏は、ロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合した2014年に留学生として来日した。最近はインターネット番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」のコメンテーターとしても知られる。ウクライナ北東部にある第2の都市、ハリコフに両親らを残している。
「実家では侵攻初日(24日)、爆撃音が聞こえ、両親はすぐに田舎に逃れた。ロシア軍に全土を囲まれ、他国への退避はもはや不可能だ。心配で毎日、SNSで連絡を取り合ってはいるが、両親はハリコフの防衛線が突破されたら最後は武器を取って戦う覚悟のようだ。私も覚悟を決めた」
ウクライナ危機では、同じ自由主義である米国も欧州も直接、ロシアと戦火を交えようとはしない。
ナザレンコ氏は「ウクライナは旧ソ連からの独立後の『ブダペスト覚書』(1994年)で、核兵器をすべて手放し、軍隊も100万人から大幅に縮小した。これが間違いだった。いつの時代も、軍事力=抑止力があってこそ自国の平和は得られる。日本も例外ではない」といい、続けた。
「プーチン氏は以前、『アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する』という考えを示した(2018年12月、モスクワでの人権評議会)。北方領土への不法占拠が続くなか、今度は北海道が危ない。ロシアが『アイヌ民族保護』を名目に北海道に乗り込んでくる危険性がある。ロシアのような独裁国家が今回と同じく、自国民の保護を名目に他国を力で侵略し、国家承認することがまかり通れば、世界の秩序は完全に崩壊する。日本を含む国際社会はこれ以上、プーチン氏を増長させてはならない」
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引用以上
プーチンは、2018年に、アイヌ民族をロシア先住民と認定した。なぜか?
それは、日本人がアイヌ民族を隷属させ権利を破壊してきた歴史があるからであり、つまりロシアの先住民が日本政府によって迫害されていると認定し、それを口実に、北海道に軍事侵攻するつもりだからだ。
これが伏線となって、4月5日の、「ロシアは北海道を領有する権利がある」との発言につながっている。
こうした詭弁は、プーチンの常套手段で、クリミアもジョージアも、古くはチェコもハンガリーにも、同じような屁理屈をつけて軍事侵攻し、多数の命を奪って、領土を強奪してきたのだ。
中国の尖閣領有主張とほとんど同じ詭弁、駄弁の塊だが、口実などなんでもいいから、領土を拡張、膨張させることだけがプーチンや習近平の快感であり、生きている権力の証しなのだ。
まあ、アメリカも同じように「大量虐殺兵器保有」の屁理屈をつけてイラク侵攻したから、批判できる立場の人は少ない。
こんな話をしていると、バーバネルのチャネリングでシルバーバーチが語った「宇宙で二番目に劣った星が地球」ということが、ひしひしと実感するしかない。。
https://spiritualism.jp/newsletter/2001/nl-13/nl-13-1.html
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