http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/557.html
Tweet |
ウクライナ侵攻を指揮「ロシア国防相」はどこに消えた? 健康不安か更迭か…飛び交う憶測
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/303211
2022/03/30 日刊ゲンダイ
ショイグ国防相(中)はプーチン大統領の側近中、最も人気のある政治家だ(コロコリツェフ内務相=左、ゾロトフ国家親衛隊局長=右) (C)ロイター/Sputnik/Kremlin
ウクライナ侵攻を指揮する軍トップの沈黙は何を意味するのか。ロシアのショイグ国防相の消息に欧米メディアが強い関心を寄せている。
今月11日から動静が伝えられず、2週間近くも“雲隠れ”。24日にロシア大統領府はオンラインでの安全保障会議にショイグ氏が出席したと発表。プーチン大統領に報告する映像も公開された。しかし、冒頭でショイグ氏の画面だけ乱れ、音声はなし。あまりの不自然さに過去の映像を使い回したとささやかれている。
その後も国防省会議を主催するも、公開されるのは同省提供の映像のみで、さまざまな臆測を払拭できていない。ロシアの独立系メディアは、健康状態が優れないと報道。その他、軍事作戦の難航の責任を問われた更迭説や、殺害・死亡説などが欧米メディアを賑わせている。
「ショイグ氏は非常事態相、モスクワ州知事を歴任。不言実行のイメージから、ロシア国内で最も人気のある政治家です。プーチン氏も国民感情を考えれば、いきなり彼を処分しないでしょう。ただ、彼はもともと建築技師で軍歴を持たない。釣り仲間のプーチン氏の引きで現在のポストを得た立場です。2012年の就任以来、軍の近代化を進めましたが、今回の戦争ではウクライナ軍に通信傍受を許す始末。何らかの責任を取らされても、おかしくありません」(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)
核発射に備え秘密の場所に庇護か
過去の映像を使いまわしたのか(ロシアのプーチン大統領=右、と会議をおこなうショイグ国防相=左2、2月27日) (C)ロイター/Sputnik/Kremlin
ショイグ氏は「核のボタン」の管理にも関係している。プーチン氏が核のボタンを押すにはショイグ氏か、ゲラシモフ参謀総長いずれかの承認が必要だ。そんな重要人物がどこに消えたのか。時事通信は29日、英調査報道機関のジャーナリストの話として「政府専用機が防空壕があるとされる中部ウファに行き来しており、ショイグ氏はそこにいる可能性がある」と報じた。
「プーチン氏は旧ソ連時代の『核先制使用』の禁止を放棄。14年の軍事ドクトリンで『地域紛争での非戦略核兵器の使用』を認めた。小型の非戦略核兵器を使用する恐れは今も拭えない。ショイグ氏に加え、ゲラシモフ氏も姿を見せていません。2人とも核発射に備え、秘密の場所に身を隠している可能性もあります」(春名幹男氏)
やはりプーチン氏は核戦争のシナリオを排除していないのか。
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。