http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/440.html
Tweet |
ロシアに仲裁を買って出たイスラエル 直接対話したプーチン大統領の狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302239
2022/03/08 日刊ゲンダイ
ウクライナから避難した孤児を抱くイスラエルのベネット首相(C)ロイター
はたして、うまくいくのかーー。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を巡り、イスラエルが両国の仲裁に乗り出している。
イスラエルのベネット首相は5日、ロシアのプーチン大統領とモスクワで会談。プーチン大統領が外国首脳と対面で会ったのはウクライナ侵攻後、初めてとみられる。イスラエルのメディアによると、プーチン大統領側が訪ロを要請したという。
3時間に及んだプーチン大統領との会談で、ベネット首相はウクライナへの攻撃停止を呼びかけたとみられるが、詳細は不明だ。プーチン大統領との会談後、ウクライナのゼレンスキー大統領とも3回電話で協議し、その後、ドイツのベルリンへ移動してショルツ首相とも意見交換した。
ベネット首相は仲裁について「たとえチャンスは小さくとも、あらゆる努力を尽くすべき義務だと思う」と前向きな姿勢を見せている。ユダヤ人コミュニティーを抱える両国との関係も良好だ。だが、欧米メディアはベネット首相について「国際経験に乏しい」「徒労に終わりそう」ーーなどと論評している。停戦実現の期待値は高くないのが実情だ。
気になるのは、なぜプーチン大統領がベネット首相と直接会ったのか、である。プーチン大統領側から訪ロを求めるのは異例のことだ。
「ロシアが恐れているのは、戦闘の長期化です。ウクライナの首都キエフを包囲しても、ウクライナ側は徹底抗戦するでしょう。長引けば長引くほど、ロシア国内は欧米諸国からの制裁の影響が出る。ロシアは有事に備え6400億ドルもの外貨を準備していたようですが、制裁によって半分以上も自由に使えない状態だといいます。そこで、プーチン氏には、世界の金融市場を牛耳るユダヤネットワークが今後どう動くのか、イスラエルを通じて把握する狙いがあったのではないか」(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)
プーチン大統領がユダヤ系ウクライナ人のゼレンスキー大統領を「ネオナチ」呼ばわりしたり、ロシア軍がキエフのホロコースト追悼施設を攻撃したりしたことで、ユダヤ系の反発が高まっているという。プーチン大統領の孤立は深まるばかりだ。
- パレスチナ自治政府、「イスラエルのウクライナ危機解決支援はブラックジョーク」(ParsToday) HIMAZIN 2022/3/10 09:37:00
(0)
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。