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米大使館員のアフガン退避のため米兵3千人派遣へ/朝日新聞
ワシントン=高野遼2021年8月13日 7時50分
https://www.asahi.com/articles/ASP8F2GJ2P8FUHBI00B.html
アフガニスタンの反政府勢力タリバーンの攻勢を受け、米国防総省は12日、在アフガニスタン米国大使館の職員らを安全に国外退避させるため、3千人の米兵を一時的に首都カブールに派遣すると発表した。現地ではタリバーンが次々と州都を陥落させており、カブールに残る大使館職員らの安全確保に向け危機感が高まっている。
アフガニスタンでは反政府勢力タリバーンが12日、人口第3の拠点都市である西部ヘラート州の州都を新たに制圧。急速に支配地域を拡大させており、8月末の米軍撤退後には首都カブールに攻め入る恐れが出てきている。
米国務省のプライス報道官は12日、情勢悪化を受け、大使館に中核機能を果たすのに必要な人数だけを残して職員を撤収させると発表した。大使館業務は9月以降も継続するとしている。ロイター通信によるとカブールの米国大使館には1400人ほどの職員が残っているが、今後大幅に人員縮小するとみられる。
プライス氏は「タリバーンの軍事行動のペースが上がり、アフガン全土で暴力と不安定性が増していることに深刻な懸念を持っている」と述べた。
国防総省のカービー報道官によると、現状のカブールの駐留米軍は650人。軍は2日以内にカブール国際空港に3千人の歩兵大隊を派遣する。空港では大使館員や、特別移民ビザを持つアフガン人らの国外退避に取り組む。加えて3500〜4千人をクウェートに待機部隊として派遣し、必要に応じてカブールへの増援も検討するという。8月末までの米軍撤退の方針に変化はなく、今回の増援はあくまで大使館員らの退避のための一時的な措置だとしている。(ワシントン=高野遼)
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