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イラン革命防衛隊司令官が、イラク・バグダッド空港付近で米ヘリの攻撃により殉教(ParsToday)
http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/149.html
投稿者 HIMAZIN 日時 2020 年 1 月 03 日 18:46:24: OVGN3lMPHO62U SElNQVpJTg
 

https://parstoday.com/ja/news/iran-i57933

イラン革命防衛隊司令官が、イラク・バグダッド空港付近で米ヘリの攻撃により殉教

1月 03, 2020 15:22 Asia/Tokyo

イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のガーセム・ソレイマーニー司令官(最終階級は少将)と、イラクの民兵組織ハシャドアルシャビのアブー・マハディ・アルムハンディス副司令官が、イラク首都バグダッド空港付近でアメリカの侵略・テロリスト軍の空爆により殉教しました。

イスラム革命防衛隊は3日金曜朝、声明を発表し、「イスラム革命防衛隊のハージー・ガーセム・ソレイマーニー少将が、聖なる戦いに生涯をささげた後、3日金曜未明にアメリカのヘリコプターによる攻撃で殉教した」と発表しています。

数時間前にも、ハシャドアルシャビがこの発表を事実として認めています。

アメリカ国防総省は声明の中で、同国軍がイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の司令官のテロ暗殺という、断末魔のあがきに等しい今回の犯罪行為に出た事実を認めました。

また、ソレイマーニー司令官の暗殺がアメリカのトランプ大統領の命令により実行された、と表明するとともに、今回のテロ暗殺攻撃の目的がイラン側による攻撃計画の阻止にあった、としています。

イラン外相、「米は自らの反逆的な挑発行為の結果の責任者」

イランのザリーフ外相が、「今回のアメリカ軍の攻撃におけるソレイマーニー司令官の殉教をきっかけに、地域や世界における抵抗の機軸がさらに強化されることになる」と語りました。

ザリーフ外相は3日金曜、ソレイマーニー司令官を殉教に至らしめるというアメリカの行動を非難するとともに、「イラン外務省は政治、法律、国際面でのあらゆる可能性を尽くして、この歴然とした犯罪に関するアメリカというテロ犯罪政権に報復するだろう」と述べています。

また、ツイッター上において「アメリカは、反逆的な挑発行為の結果の責任者だ」としました。

さらに、「テロ組織ISISやヌスラ戦線、アルカイダなどのテロ組織との戦争において最も影響力のあったソレイマーニー司令官のテロ暗殺、そして国際テロリズムというアメリカの行動は、極めて危険であるとともに愚鈍な緊張扇動に値する」と語っています。

イラン外務省がスイス大使を呼び出し

ソレイマーニー司令官の暗殺という今回のアメリカのテロ行為を受け、イラン外務省は同国内でのアメリカの利益代表を兼任する在テヘラン・スイス大使を呼び出しました。

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コメント
1. 2020年1月03日 20:07:09 : YqwCHf1SB2 : d1ovbWtRSVM1Vm8=[14] 報告

 合掌。

 イラク駐留連合軍、その実体はUS軍だが、イラク軍との連携はほとんどないという事実が更に明らかになった。(シリアに於いてはロシア軍とシリア軍は緊密な連絡を取って、ISILへ対応している)

 今後はイラク内で、形式上、US軍の行動を制約する動きが強まる可能性が高い、当座は単なる形式であろうが、シリアに次いでイラクでも撤退に追い込まれたならば、ベトナム戦争末期の悪夢の再来となる可能性がある。

 US大統領が作戦を許可し、その作戦を駐留US軍が駐留先の国家の了承を得ずに独自に行った、それに対して、イラク国民がどう思うか、に尽きる。

 上記と同じようなスキームは極東の島国の住人はしばしば目にしてはいるが、イラクとの違いを探すならば、極東の島国にはないが、イラク国民には複数の情報源へのアクセスが可能な点であろう。

2. 2020年1月05日 10:45:46 : YqwCHf1SB2 : d1ovbWtRSVM1Vm8=[15] 報告

 ここ数日の報道を見るに、USのしでかした無法に対して、イランとの仲介可能な国はない、そうみてよいであろう。

 大きくみるならば、USは対シリア戦略の一環として、シリアーイラク国境の再開を阻止する戦略を採っている。両国の南部国境はシリア政府軍とイラクシーア派民兵が連携し防衛にあたっている。道路は再開したといえ、ISILからの砲撃が散発的にあり、両国の経済活動の活性化の妨げになっている。

 USとしては、シリアからイラクにつながるユーフラテス東岸(この地はクルド勢力がUS軍の庇護の下で管理していた)とイラク西部地域において、ISIL勢力の温存を図る方針であろう。ようするにネジを逆さに回そうとの思惑である。

 対ISIL戦略における、ソレイマーニ氏の功績の抹殺を意図していよう。

 ロシア軍が合法的に展開するシリアに目を転ずるならば、人口の多数を占め且つシリア政府の勢力外の地域はほぼイドリブのみになっているが、その戦線も縮小に向かっている。現状は、クルド勢力がトルコの戦略もあってUSは以前のようにはクルド勢力を頼めず、ISILの力を借りねばイラクへの展開がしずらくなっている。

 ソレイマーニ氏はシリアーイラクに位地する種々のクルド勢力との繋がりを有していたと思われるが、今後クルド勢力が陰に陽に暗躍する可能性は高い。(トルコのユーフラテス東岸地域、北部への侵攻後、シリア政府とクルド勢力はトルコからのクルド勢力の保護のためにロシアの仲介によりシリア政府との間で和解の交渉が進行しているが最終的な合意はアナウンスされていない)

 USによる戦線の逆回転がどこまで可能か?であるが、おそらくは、NY市場の動向が下げ止まれば、USは逆回転モードを維持しようとするであろう。仮に下げ止まらなければ、USサイドの方針転換への譲歩があるのだろう。

 どちらにせよ、ジャブの打ち合いは続き、体力勝負になろうが、敵の中での展開は士気を維持するのは難しいだろうとみる。

 

3. 2020年1月07日 13:21:38 : R3wEceYNxE : eU9pTVpFYnJnNDY=[1] 報告

イラク首相と殺害されたソレイマーニ氏は殺害当日の現地時間、朝8時30分に会談予定であったことがイラクサイドから流れている。イラクはイランとS・アラビア両者間の関係の緩和の仲介役を引き受け、イランとの接触を始める予定でソレイマーニ氏との会談を予定していた。

 この事が真実ならば、USの隠れた意図はイランーS・アラビアとの関係改善を頭越しにされるのは断固阻止する、そのための殺害であろう。

 このイラク、イラン会談はUSのみならず他国も情報に接していただろうから、USへの行動に対して、より厳しいスタンスになろう。

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