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消費税5%での野党共闘 共産党が説得する 小池晃・共産党書記局長
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191225/pol/00m/010/001000c
2020年1月6日 政治プレミア 毎日新聞
小池晃氏=須藤孝撮影
安倍晋三首相が言っているのは「“悪夢の民主党政権”を復活させていいんですか」ということだけだ。国会審議で私にも言うので「私は民主党ではありません」と言ったら、場内が爆笑した。それぐらい他に言うことがない。民主党政権のマイナスイメージを強調し、最大限に利用している。
共産党が担保
だとすれば、いま野党がやるべきことは自民党に代わる新たな政権構想を示していくことだ。1票を投じれば新しい政治が作れるということをわかりやすい形で国民に示す必要がある。
そして今度の野党連合政権はかつての民主党政権の復活ではなくて、共産党がいる。共産党の存在が、民主党政権の再来ではないという最大の担保になる。
共産党と共に政権構想を示すことが、国民の期待に応えることになり、安倍首相による野党共闘批判に対する最も決定的な回答になると考えている。
共産党の志位和夫委員長と立憲民主党の枝野幸男代表との党首会談では「安倍政権を倒し、政権を代え、立憲主義を取り戻す」ことを確認した。国民民主党の玉木雄一郎代表とも政権交代を図るために協力することで合意した。これからも一歩一歩、前へ進めていきたい。
れいわの双方向性には学びたい
安倍政権が長く続いている責任の一端はたしかに野党にもある。これまでの政党が国民の期待に十分に応えられていない部分はあった。その意味でれいわ新選組については学ぶべき点はある。
まず、アピール力と熱量がある。そのうえで双方向性がある。私もれいわの街頭演説会を見に行ったが、聴衆から、ちょっとそれはおかしいんじゃないかという意見が出ても、反論をするのではなく、最後まで聞いて受け止める。そんなあなたも私たちは守りたいというメッセージを出し、そのうえで自らの主張を説明していく。
双方向の対話を貫いていることは我々も学ぶべきだと感じた。共産党の選挙運動ももっと双方向でやりたいと思う。
共産党の経験をれいわに伝える
野党共闘のなかにれいわのエネルギーは必要だ。そのためにれいわには共産党が野党共闘のなかでどういう努力をしてきたかを伝えていきたい。
共産党はなかなか他党とは政策的に一致しないような問題も粘り強く話して一致点を広げてきた。市民連合の皆さんとも知恵を出し合い、共通政策の合意を作ってきた。れいわとは、そうした努力をお互いにしようということを話している。
自分の政策を押し通さなければ共闘はできないというようなことでは野党共闘はうまくいかない、というのがこの間の共産党の経験ですよ、ということを、押しつける形ではなく、我々の経験を伝えるというスタンスで臨んでいる。
消費減税の方向でまとまれる
消費税の5%減税については、安倍政権が消費税率を8%に上げたことで景気が悪化し、それをさらに10%にしたのだから、5%まで戻すのは日本の家計消費の冷え込みに対する政策として必要だ。共産党はそのための財源も示している。
しかし5%の減税で一致しなければ共闘しないということは言わない。一致できるように努力はするけれども、どこまで一致できるかはこれからの協議次第だ。他の野党の皆さんともそういう話をしている。
先の参院選では、10%への増税反対で一致したわけだから、8%に戻すことまでは一致できるはずだ。同時に安倍政権がやってきた2回の増税をもとの5%まで戻すのがスジだ、というところまでもっていきたい。
減税よりも給付を増やして暮らしを温めたいという考え方も理解できる。そこはよく相談しながらすりあわせて、一致できるところを探っていきたい。
これから消費増税の経済や消費に対する悪影響がより深刻になってくれば、野党が減税の方向でまとまることは可能だと思っている。
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