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米イラン“開戦前夜”でもゴルフ三昧 イカれた首相のお正月
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267138
2020/01/06 日刊ゲンダイ
緊張感は全くない(安倍首相)/(C)日刊ゲンダイ
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告がまさかの国外逃亡でびっくり仰天、さらには米軍によるイラン革命防衛隊の司令官殺害で中東情勢が一気に緊迫化。センセーショナルな出来事が相次いだ年末年始、ノンキに休暇を満喫していたのがこの人だ。
安倍首相の動静を見ると、12月27日に自衛隊の中東派遣を閣議決定すると翌28日から休暇に入って、美容院で散髪し、夜は親族と高級中華に舌鼓。
29日は、成蹊大学時代の友人とゴルフを楽しみ、夜は都内の高級ホテル「グランドハイアット東京」でご学友と中華料理を満喫した。この日から昭恵夫人と同ホテルに5連泊だ。
30日は財界人のお友達とゴルフの後、昭恵夫人らとホテルのフレンチレストラン。31日は夫人と散歩してみたり、ホテル内の「NAGOMIスパアンドフィットネス」で“運動”して、夜もホテルでステーキを堪能と優雅な休日である。
ゴーンの逃亡が明らかになっても我関せずを決め込んで、1月1日は皇居で新年祝賀の儀に出席した後はホテルのスパで汗を流し、夜は母親や夫人らと和食を楽しんだ。
2日は経団連名誉会長らとゴルフ、夜は親族とホテルのフレンチ。3日はホテルで“運動”してから夫人と映画観賞に出かけ、4日も朝から大好きなゴルフを楽しんだ。
休暇中のゴルフはこれで4回目。イラン情勢の緊迫など、まるでおかまいなしだ。
「おかげさまでゆっくりできた」
「米国とイランの緊張が一気に高まったことでマーケットにも不安が広がり、株が売られて円が買われた。週明けからは急激な円高の進行が予想されています。原油価格も高騰し、日本経済への深刻な悪影響が懸念される中、安倍首相の言動には危機感がなさ過ぎる。カルロス・ゴーン氏がレバノンに逃亡した一件にしても当局の大失態で、日本の恥を世界にさらしたようなものです。
この年末年始には、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、中国企業側が自民党などの国会議員5人に現金を渡したと供述していることも明らかになった。本来なら、のんびりゴルフどころではないはずなのです。事態の悪化と首相の動きがあまりに乖離している。国のトップとしての責任感がまったく見えません」(経済評論家の斎藤満氏)
4日のゴルフの合間には、記者団から中東情勢についての質問も出たが、安倍の答えは「諸般の情勢が許せば中東を訪問する準備を進めたい」と悠長なものだった。それどころか、「おかげさまでゆっくりできました」なんて言っていたから恐れ入る。
休暇中にゴルフをするなとは言わないが、米国とイランが一触即発で、「第3次世界大戦が勃発か」と世界中に緊張が走り、各国首脳が対応に追われている状況下で「ゆっくり」している場合なのか。控えめに言っても、イカれているとしか思えない。
米軍の無人攻撃機が3日未明、イラン革命防衛隊で対外工作を担う精鋭部隊「コッズ・フォース」のソレイマニ司令官をイラクの首都バグダッドで殺害。トランプ大統領はすぐさま「合衆国の軍は、世界随一のテロリスト、カセム・ソレイマニを殺害した空爆を完璧な精度で実行した」と発表。これに対し、イラン政府は報復を宣言している。
4日には米軍がバクダッド北部で新たに空爆を行い、米国防総省は中東地域の配備に約3500人の増派を決めた。両国の緊張は高まる一方だ。
イランのソレイマニ司令官殺害を発表するトランプ米大統領(C)ロイター=共同
主体性なく米国に追従するだけで緊急時にも蚊帳の外 |
各国首脳は電話会談を繰り返すなど、事態の収拾に奔走している。
ロシア大統領府はプーチン大統領とフランスのマクロン大統領の電話会談の内容を公表。マクロンは「すべての当事者に対し、自制を伴った行動を求める」と呼び掛けた。英国のラーブ外相も「すべての当事者に緊張緩和を求める。これ以上の対立は誰の利益にもならない」と語り、ドイツ政府報道官も「慎重さと自制を通じて緊張緩和に貢献することが重要だ」と沈静化を求めた。
中国の王毅外相はロシアのラブロフ外相と電話会談を行い、米軍の司令官殺害を「国際法違反」だと非難。国連のアントニオ・グテレス事務総長は「各国指導者は最大限の自制を行使しなければならない時を迎えた。世界は、湾岸地域で新たな戦争の勃発を許す余裕はない」との声明文を発表した。
国際社会が慌ただしく動いているのに、日本の名前はどこにも出てこない。「外交の安倍」はどうした? 昨年6月にイランを訪問し、米国との仲介役を気取っていたのはどこの誰だったか。
「殺害されたソレイマニ司令官は、イランでは国民的な英雄です。最高指導者のハメネイ師も米国への報復を宣言し、イランはいつ、どこで報復を行うかについて多くのオプションを持っています。各国はそれを前提に動いている。今のうちになんとかコントロールしないと大変なことになるからです。全面戦争を回避するために各国が懸命の努力を行っている緊急時に、中東と歴史的に良好な関係を築いてきたはずの日本がまったく頼りにされていない。米イの橋渡し役などと外交成果を誇っていたのも、パフォーマンスに過ぎないということです。主体性なく米国に追従するだけの安倍首相では、日本が蚊帳の外になるのも当然でしょう」(元外務省国際情報局長の孫崎享氏)
東京五輪がテロの標的になる可能性
20年以上にわたってコッズ部隊を指揮してきたソレイマニ司令官は、米軍にとっては不倶戴天の敵だが、殺害は米イ戦争に発展する可能性があるとして、ブッシュ、オバマ両大統領は拒否した経緯がある。今回の米軍の殺害行為には、国際法上も正当性にも疑念がある。
現状でトランプを無条件に支持し、称賛しているのはイスラエルのネタニヤフ首相くらいだが、安倍が例によって「トランプ大統領と完全に一致」と言い出さないとは限らないのだ。
北大西洋条約機構(NATO)はソレイマニ司令官の殺害を受け、イラクで実施している訓練任務を停止した。そんな中で、安倍がトランプにスリ寄り、国会審議も経ずに、「調査目的」という裏口で自衛隊の中東派遣を閣議決定したことは、日本の安全保障に甚大なリスクをもたらす。
「イランとしても全面衝突は避けたいのが本音でしょうが、国民的な人気者の司令官を米軍に殺害され、黙っているわけにはいかない。『目には目を、軍事行動には軍事行動を』がイスラム世界の掟なのです。米国にもイランにもいい顔をしたい安倍政権が、調査目的という中途半端な形で自衛隊の中東派遣を決めたことで、日本は嫌でも米イの報復合戦に巻き込まれることになってしまった。ここに及んで、調査目的などという名目は通用しません。ジブチを拠点に活動している自衛隊を含め、米軍の一員とみなされる。実際、米国の当局者は同盟国や協力者への報復を警戒しています。相手の弱いところを狙うのがテロなのです。夏の東京五輪がターゲットになる可能性もあり、日本は深刻な事態に巻き込まれようとしている。安閑としていられる状況ではありません」(孫崎享氏=前出)
映画にゴルフ、美食のぜいたく三昧で年末年始の休暇を満喫した安倍は、5日も終日、私邸でのんびり過ごしていた。
6日は伊勢神宮を参拝して、年始の記者会見に臨むが、世界情勢の緊迫が極限に達しようという時に、よりによって、この首相という厄難。2020年の日本は波乱の年明けである。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2020年1月6日
【イカれてんのか、波乱の夜明け の首相動静】
『ゴーン逃亡、米イ緊迫でもゴルフ三昧』
「米・イランが一触即発の緊迫化、各国首脳は対応に追われているが、安倍首相はゴルフ4回、要するに米イの仲介役などを気取っているが、パフォーマンスだけで誰からも相手にされちゃいないのだ」 pic.twitter.com/WUoOjzj4R8
イカれてます。
— テツヤ (@eugzYHVh70BkoXV) 2020年1月6日
しっかり見事にイカレています!!
— milvia (@showard2308) 2020年1月6日
米イラン“開戦前夜”でもゴルフ三昧 イカれた首相のお正月 https://t.co/ha1wP7jVPr #日刊ゲンダイDIGITAL
— urizun (@Uruma583No) 2020年1月7日
【イカれてんのか波乱の年明けの首相動静】ゴーン逃亡、米イ緊迫でもゴルフ三昧 米・イランが一触即発の緊迫下、各国首脳は対応に追われているが、安倍首相はゴルフ4回。要するに、米イの仲介役などを気取っているが、パフォーマンスだけで、だれからも相手にされちゃいないのだ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/vbUPcOy6kp
— KK (@Trapelus) 2020年1月6日
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