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2020-01-06 06:29
安倍首相はゴルフ三昧だった年末年始のお休みを終えて、6日から公務をスタート。伊勢神宮参拝を終えた後、恒例の年頭の記者会見を行なうという。(・・)
安倍首相は、昨年11月、「桜を見る会」に関して、「国会に呼ばれれば、説明する」と語ったものの、自民党が首相を呼べるような委員会を開こうとしなかったので、結局、この件について、きちんと説明する機会はほとんどないまま終わっている。
また、昨年12月に発覚したIR汚職の問題についても、一言も語っていないし。<どうせ問題については他人事のふりをして、「捜査中なので、発言は控える」「各議員にきちんと説明して欲しい」とか言って、お茶を濁す可能性が大きいのだろうけど。>
本来であれば、刑事裁判の被告人である日産前会長のゴーン氏が国外脱出した問題に関して、一国の首相として、きちんと自国の立場、考えを表明すべきだと思うし。<司法の問題だからと言って逃げたら、今後、日本の司法も行政もナメられるよ。(-_-;)>
それに安倍首相は、敵対している米国とイランの仲介役になるべく、昨年、自らイランを訪問したり、イランの大統領が来日して首脳会談を行なったりしているわけで。
米国がイランの司令官を殺害したことで、戦闘モードに突入しそうな状況にある中、こちらも日本の立場をしっかり示したいところ。
<まずはトランプ大統領に、これ以上の攻撃は控えるように、電話をしないと!(@@)>
安倍内閣は、昨年12月27日に、自衛隊の中東派遣を閣議決定したのだが。その当時とは、状況が大きく変わっているだけに、派遣はとりあえず延期、できれば見直して中止した方がいいと思う。<20日から始まる国会でも、審議すべき。>
後述するように、安倍首相は元日に発表した年頭所感で、国のかたち作りとしての憲法改正に意欲を示していたのだが。正直なところ、今はそれどころじゃあるまい。(-_-;)
いずれにせよ、安倍首相が6日、果たして何を語るのか。記者は、きちんと重要まことを質問できるのか、しっかりとウォッチしたい。(**)
『首相、中東情勢言及せず イラン訪問時「橋渡し役」自負
安倍晋三首相は4日、米軍がイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、緊迫する中東情勢について記者団から問われ、「今月、諸般の情勢が許せば中東を訪問する準備を進めたいと思っている」とだけ述べた。政府は昨年末に自衛隊の中東派遣を閣議決定し、首相は今月中旬にサウジアラビアなどへの訪問を調整中だが、具体的言及を避けた形だ。
千葉県袖ケ浦市のゴルフ場で、妻・昭恵氏の弟・松崎勲氏らとのプレーの合間に答えた。昨年6月に米国との橋渡し役を自負してイランを訪問した首相は12月28日から休暇に入り、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害された3日には昭恵氏とともに東京都内で映画を鑑賞。ゴルフをしたのは4日で4回目。記者団には「おかげさまでゆっくりできました」と語った。
年末には日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡。カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、新たに中国企業側が自民党などの国会議員計5人に現金を渡したとする供述も明るみに出た。しかし、昨年12月28日以降、菅義偉官房長官による記者会見はなく、日本政府はこれらの問題に対する公式見解をまだ出していない。
首相は6日に三重県伊勢市の伊勢神宮に参拝し、年頭の記者会見に臨む予定。(野平悠一)(朝日新聞20年1月4日)』
そうそう。安倍首相が1日に発表した年頭所感について、ブログで取り上げるのを忘れていた。(~_~;)
『安倍首相、年頭所感で憲法改正に改めて意欲
新年を迎え安倍総理が年頭所感を発表し、憲法改正に改めて意欲を示しました。
所感で、安倍総理は、「東京オリンピック・パラリンピックの年が幕を開けました」と触れたほか、人生100年時代の到来は「大きなチャンス」として、一億総活躍社会の実現や全世代型社会保障改革に意欲を示しています。さらに、「この国のかたちに関わる大きな改革を進めていく。その先にあるのが憲法改正」として、改憲に改めて意欲を示しました。
「桜を見る会」やカジノを含むIRをめぐる汚職事件で政権を取り巻く環境は厳しさを増していて、安倍総理にとっては今月召集される通常国会で一連の問題についてどのように説明を果たしていくのかが大きな課題となっています。(TBS20年1月1日)』
* * * * *
安保軍事、憲法改正に関して語った最後の部分は、首相が発表した文章をそのまま載せておこう。
『わが国の美しい海、領土、領海は、しっかりと守り抜いていく。従来の発想に捉(とら)われることなく、安全保障政策の不断の見直しを進めます。激動する国際情勢の荒波に立ち向かい、地球儀を俯瞰(ふかん)しながら、新しい日本外交の地平を切(き)り拓(ひら)いてまいります。
未来をしっかりと見据えながら、この国のかたちに関わる大きな改革を進めていく。その先にあるのが、憲法改正です。令和2年の年頭に当たり、新しい時代の国づくりへの決意を新たにしています。』
『首相が第2次政権で年頭所感を発表するのは8回目で、憲法改正に言及するのは14年以来、2回目。自身の自民党総裁任期が21年9月と迫る中、憲法改正をめざす姿勢を改めて鮮明にした形だ。(朝日新聞20年1月1日)
* * * * *
まず、何度も書いているように、行政府の長である首相は本来、憲法改正に言及すべきではないのだ。(**)
それに、安倍首相は、未来がどうのとすぐ言うのだが。彼らが「この国のかたちに関わる大きな改革を進めていく」「新しい時代の国づくり」という時には、戦後の国や社会の体制、憲法を壊して、戦前の国のかたちの基盤を戻すことを意味しているのだ。(-"-)
安倍首相らの戦前志向の超保守派は、日本の戦後の憲法や国のあり方を認めず。戦前の日本、特に政治・社会的には、天皇を国体(国の中心)として富国強兵を目指した明治時代に戻したいと考えているからだ。
彼らは現憲法は米国に押し付けられた無効なものだとして、現憲法を全面的に変えてしまいたいのだが。<自民党は全文の改正草案を発表している。>
とりあえず、今回は安倍首相&周辺が提案した(あと維新が提案した)4項目にしぼって、できるだけ年内に憲法改正の国会発議を行ないたい様子。
しかし、維新以外の野党は、今のところ、安倍改憲に協力する気はないし、公明党も慎重な姿勢を見せていることから、年内に改憲発議まで計画を進めるのは困難だろう。
それよりも、改憲の動きが具体化する前に、安倍首相を退陣させたいとところだ。(`´)
実は、安保軍事に対しても、まさに「戦争をする国」に国のかたちを変えられそうな記事が次々と出ているのだ。
『「航空宇宙自衛隊」に改称調整 政府、中ロ軍拡に対応
政府は、航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する方向で調整に入った。中国やロシアが宇宙空間の軍事利用を拡大させている中、自衛隊としても人工衛星の防護など宇宙空間での防衛力強化方針を明確にする必要があると判断した。自衛隊法などの改正を経て、2023年度までの実現を目指す。陸海空の3自衛隊の改称は、1954年の自衛隊創設以来初となる。
宇宙空間の軍事利用を巡っては、中ロが、人工衛星に接近し攻撃する「キラー衛星」のほか、衛星との通信を妨害する装置を開発しているとされる。米国も昨年12月、宇宙軍を発足させた。
防衛省は20年度、空自に「宇宙作戦隊」を新設する。(共同通信20年1月5日)』
* * * * *
『防衛省、北の新型ミサイル対応で新迎撃システム開発へ
防衛省は、北朝鮮などの弾道ミサイルの脅威が高まっていることを受け、新たな迎撃ミサイルシステムを開発する検討に入った。陸上自衛隊の03式中距離地対空誘導弾(中SAM)を改修し、弾道ミサイル迎撃能力を付与する研究を来年から始める。北朝鮮が開発している変則軌道で飛来する新型ミサイルなどに対応する性能を目指す。
複数の政府関係者が28日、明らかにした。完成すれば、海上自衛隊のイージス艦が発射する迎撃ミサイルSM3、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)に続く“第3”の迎撃システムとなり、防空体制が強化される。
中SAMは国産のミサイルシステムで、100キロメートル未満とされる射程を大幅に延伸した改良版が来年末から順次、陸自部隊に配備される。敵の戦闘機や巡航ミサイルを撃ち落とせるが、弾道ミサイルには対応しておらず、防衛省は弾道ミサイルを着弾間際に迎撃できるよう中SAM改良版の改修を進める。(産経新聞19年12月28日)』
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『新型地対空弾を沖縄に優先配備 中国想定、3年3月までに
政府が巡航ミサイルや戦闘機を迎撃する陸上自衛隊の新型防空システム「03式中距離地対空誘導弾改善型(中SAM改)」の初配備地として、沖縄本島を選定したことが5日、分かった。令和3年3月までに配備する計画で、早ければ今年後半にも一部が置かれる見通し。複数の政府関係者が明らかにした。中国による攻撃を想定し、防衛能力を維持するため自衛隊や米軍の基地を守る役割を担う。
2月に米軍ホワイトサンズ射場(米ニューメキシコ州)で発射実験を行い、陸自第15高射特科連隊(本部・沖縄県八重瀬町の八重瀬分屯地)に平成29年度予算で初めて調達費を計上した中SAM改を配備する。令和元年度までに予算化された3セットすべてを沖縄本島に振り向ける。
同連隊は沖縄県内5カ所の分屯地に展開している。知念(南城市)、勝連(うるま市)、白川(沖縄市)の各分屯地に中SAMを運用する高射中隊を配置しており、順次新型システムの中SAM改に入れ替える方針だ。(略)
陸自は沖縄本島のほか、奄美大島(鹿児島県)に中SAMを配備しており、宮古島(沖縄県宮古島市)にも地対艦誘導弾とともに配備する計画だ。現在、駐屯地建設を進めている石垣島(同県石垣市)でも中SAMの運用を予定している。(産経新聞20年1月5日)』<安倍自民党は、また本土を守るために沖縄を利用、犠牲にする気なのだろうか。(`´)>
このような報道を見ると尚更に、早く安倍政権を終わらせなければと思うmewなのだった。(@_@。
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