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今年、野党は「桜を見る会」だけでなく「IR収賄」の問題とダブルで、安倍内閣&自民党を攻めて行く予定でいるのだが・・・。
何と元日の朝、「IR収賄」に関して、驚くべきニュースが報じられた。(・・)
元IR副大臣だった秋元司氏に300万円を渡していた中国企業が、秋元氏のほかに自民党&維新の5人の国会議員に約100万円ずつ渡していたというのだ。(゚Д゚)
お金を受け取っていたとされるのは、北海道や九州・沖縄選出の衆院議員で、所属は自民党4人、日本維新の会1人。秋元氏と同様、安倍首相が衆院解散を行なった17年9月末に、それぞれに約100万円を渡したとの供述をしているという。(@@)
朝、スクープを出していたのは朝日新聞なのだが。夜、もうちょっと詳しく報じていた産経新聞の記事を。
『「国会議員5人に資金提供」 中国企業側、政界工作か IR汚職事件
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄容疑で逮捕された中国企業「500ドットコム」側が、東京地検特捜部の調べに対し、収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)の他に、5人の国会議員に資金提供したと供述していることが1日、関係者への取材でわかった。特捜部は実際に資金提供があったかどうかなどを慎重に調べている。
贈賄容疑で逮捕されたのは、「500社」元顧問、紺野昌彦(48)、元顧問の仲里勝憲(47)、日本法人元役員の鄭希(37)の3容疑者。平成29年9月、IR担当の内閣府副大臣だった秋元容疑者に、IR事業で便宜を受けたいとの趣旨で現金300万円を渡したなどの疑いが持たれている。
関係者によると、仲里容疑者が特捜部の調べに対し、衆院解散日の同年9月28日に衆院議員会館内の事務所で秋元容疑者に「陣中見舞い」名目で300万円を渡したほか、同時期に「5人の国会議員にそれぞれ現金約100万円を渡した」という趣旨の供述をしているという。
5人はいずれも、北海道や九州・沖縄選出の衆院議員で、所属は自民党4人、日本維新の会1人。超党派のIR推進議連で幹部を務めるなどしていた。
同社は同年8月以降、沖縄県内や北海道留寿都(るすつ)村でのIR誘致計画への投資を検討していた。
仲里容疑者と紺野容疑者は鄭容疑者を通じて中国広東省深センの「500社」本社に対し、「選挙資金名目で配る資金が必要」などと政界工作資金を請求。29年8〜9月に同社側が計約2000万円を届け出をせずに海外から持ち込んでいたという。
特捜部は同社側が保管していた各議員への資金提供の金額などを記したとみられる電子データ上のメモを押収。実際に各議員に現金が渡っていたのかを含め、不正に持ち込まれたとされる資金の流れを慎重に調べている。
秋元容疑者は「お金はもらっていない」と容疑を否認している。(産経新聞20年1月1日)』
また、特捜部は、秋元氏が中国企業を訪問した際に同行した自民党の白須賀貴樹・衆院議員の聴取を行なう予定であることがわかった。
白須賀氏は、上の5人の議員には含まれていないが。企業側から接待を受けたり、現金を受け取ったりしていた可能性があるという。(~_~;)
『中国企業からカジノで接待か 白須賀衆院議員を聴取へ
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)と一緒に贈賄側の中国企業本社などを訪れた自民党の白須賀貴樹・衆院議員(44)が、企業側から接待を受けたり、現金を受け取ったりしていた可能性があることが関係者への取材でわかった。東京地検特捜部は白須賀議員を聴取し、経緯を調べる模様だ。
関係者によると、白須賀議員は2017年12月、秋元議員や勝沼栄明・前衆院議員(45)とともに、広東省深?にある中国企業「500ドットコム」の本社を訪問。その後、広東省と隣接するマカオのカジノも視察した。マカオで同社側から接待を受けたり、現金提供を受けたりした可能性があるという。
関係者によると、同社側は17年9〜10月ごろ、秋元議員のほか、自民など所属の国会議員5人に現金を提供した内容のメモを残していた。白須賀議員は含まれていないという。
特捜部は秋元議員を収賄容疑で逮捕した25日、関係先として、白須賀議員の地元事務所(千葉県印西市)や勝沼前議員の事務所(宮城県石巻市)を捜索した。白須賀議員の政治団体の17年の収支報告書には、訪中の旅費とみられる支出は計上されておらず、特捜部は白須賀議員から任意で事情を聴き、旅費の負担についても調べるとみられる。(朝日新聞20年1月1日)』
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安倍内閣&自民党としては、あくまで秋元氏個人の問題として済ませたかったところだろうが。特捜部が本気で捜査を進めれば、どんどんと疑惑を持たれる議員の数が増えて行くのではないかと思うし。
疑惑の対象も広がって来るおそれがある。(・・)
秋元氏に関しては、パチンコ業者からの利益供与の疑惑も呈されていて。大手パチンコ業者に家宅捜索がはいっているのだが。
パチンコ業者と関わっている議員は少なくないと言われている。^^;
『大手パチンコチェーン、ガイア本社にも家宅捜索
捜査が広がりをみせる一方、秋元氏のカネの流れを知る元政策秘書のT氏が逮捕を免れたことで様々な憶測も広がっている。
「そもそも今回の特捜部の動きは、12月7日にT氏らの自宅に家宅捜索が入ったことで表面化しました。彼は秋元氏の信頼も厚く、すべてを知る立場だった。もちろん任意で事情も聴かれていますが、彼は昨年から精神的に弱っており、曖昧な供述しか得られていないのが実情。司法取引ではなく、入院中で勾留に堪えられないことから逮捕が見送られたとされています」(司法記者)
T氏は2011年に芸能ビジネスなどを手掛ける会社『ATエンタープライズ』を設立。秋元氏も顧問を務めていたことから、特捜部は早くから同社を舞台にした秋元氏の“錬金術”に着目していた。
その一つが秋元氏とパチンコ業界との蜜月関係だ。
秋元氏逮捕の翌日、特捜部は大手パチンコチェーン、ガイア本社に家宅捜索に入った。ガイアはパチンコホール業界ではマルハン、ダイナムに次ぐ三番手。最近では創業一族の内紛や不正経理を告発する怪文書が飛び交うなどの問題が浮上していたという。
「何かあった時のために」月額40万円の顧問料
「実はガイア関係者への特捜部の任意の事情聴取は11月上旬から密かに進められていました。ガイアはもともと警察OBの平沢勝栄議員と近いとされていたのですが、創業一族の内紛後に秋元氏と急接近。間を取り持ったのは秋元氏の支援者の不動産会社社長です。
そして2017年10月から2019年の11月まで、ガイア本体で月額20万円、関係会社から20万円の計40万円を顧問料という形でATエンタープライズに支払ってきたのです。契約は交わしているもののほとんど実態のない“架空契約”であり、ガイア側は秋元氏に対して特別な見返りを求めていたというよりも『何かあった時のために』という感覚だったようです」(前出・検察関係者)
かつて30兆円産業と呼ばれたパチンコ業界は、今ではその市場規模が急速に縮小。ギャンブル性の高い機種の登場が深刻な社会問題となり、生殺与奪の権を握る警察当局の顔色を常に窺ってきた歴史がある。
「規制強化に喘ぐパチンコ業界にとって、政治力はある意味で生命線です。秋元氏は業界2位のダイナムとも縁が深く、毎年数十万円分のパーティー券を購入して貰っているだけでなく、ダイナムが主導する業界団体『パチンコチェーンストア協会』の政治分野アドバイザーを他の与野党議員らとともに務めていました。落選中には、都内のパチンコホール運営会社から顧問料を貰い、社員が加入する健康保険にも加入させて貰っていたそうです」(パチンコ業界関係者)(文春オンライン19年12月31日)』
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さらに、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月30日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。
秋元氏の300万円を渡した中国企業・500ドットコムのバックには、清華紫光集団という、清華大学とか半導体関連の企業を持っているグループがついていると。そして、そのグループは、自民党の大物議員と付き合いがあるという話をしていた。
『飯田)カジノもIRも、政界工作できる入り口にすぎないということですかね。
須田)はっきり申し上げて清華紫光集団と秋元議員は不釣り合いでバランスが取れません。秋元議員のような小物を相手にしません。
飯田)動いている額も300万で、警察が動いて身柄をとるような案件かと一部指摘されていますね。昔は1000万円以上でないと動かなかったと言うヤメ検の方もいらっしゃいます。
須田)清華紫光集団とカウンターパートナーを結んでいた自民党の超大物議員もいます。その手足となって秋元議員が動いていたのではないかという私の読みです。確証はありませんが、いま情報を集めている最中です。年明けを楽しみにしていただければと思います。(ニッポン放送19年12月31日)』
・・・というわけで、年明けの検察の捜査&報道を、と〜っても楽しみにしているmewなのだった。(@_@。
THANKS
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