http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/530.html
Tweet |
政治の使命に反する安倍政権 我々は明らかに貧しくなった ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266981
2019/12/29 日刊ゲンダイ
政治の使命は主権者国民大衆を幸福にすることである。その幸福の条件は「自由」と「豊かさ」と「平和」である。
安倍政権に懐柔されたメディアと忖度官僚のせいで、私たちは、主権者として当然な情報も与えられず、知る権利が著しく害されている。また、選挙演説にヤジを飛ばすと私服警官に排除される、表現の自由のない後進国のようになってしまった。
アベノミクスは失敗に終わり、労働法制の改悪と増税と医療と年金・福祉の切り下げで、私たちは明らかに貧しくなった。
憲法9条2項が「軍隊」と「交戦権」を禁じているために、政府見解でも海外に戦争に行けない国だとされていたのに、安倍政権下で、「平和安全法制」という人を食ったような名称の法律で海外派兵が許される(?)ことになったという。戦争の危険である。
揚げ句の果てが、国費でお友達をたくさん接待する「桜を見る会」や、側近議員と親しい業者に大学の統一入試を丸投げする。まさに国家の私物化「安倍王朝」状態である。
これは、一度政権交代を行えば、官僚機能が復活し、政権の悪事の証拠が役所から公開されて犯罪にけじめをつけることができる。
今の選挙制度の下で自・公が一体化している以上、野党も各区で一本化しない限り、そもそも勝ちようがない。安倍政権の傍若無人に呆れ果てた国民が、この期に及んで譲り合えない旧民主党の「商売野党」ぶりに愛想を尽かし政治から離れ、結果として自公政権を延命してしまったことに気付かないほどに旧民主党は愚かである。彼らは、あの希望の党騒動の時に、政策を度外視して右往左往して、「議席=報酬」が第一関心事であることを国民に見抜かれてしまった。
しかし、そんな彼らでも、政権交代を果たすためには「安倍チルドレン」でないだけましなことは自明である。だから、今さら「政策が一致しなければ……」「共産党だけは……」などと言わずに、「政権交代による人心一新」を合言葉に野党は協力して有権者の希望を回復させて総選挙で勝利すべきである。その上で、政策は、自公のように論点ごとに協議を重ねて決めていけばいいのである。
小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)
【ここがおかしい 小林節が斬る!】政治の使命に反する安倍政権 我々は明らかに貧しくなった https://t.co/DsedTs5vL4 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2019年12月28日
小林節先生!!いつも鋭い切り口からの的を得た発言に、勇気づけられます!!表舞台にもっと出て頂きたい!!もう一般庶民は、息絶え絶えです!!
— BabystepProcesspixiv (@processpixiv) 2019年12月28日
小林先生はいつも正論を仰ってる。
— AKB48推し野郎 (@AKB_kurunaru88) 2019年12月28日
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK268掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK268掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。