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「五輪って何なんでしょう」国立建設、移転迫られた人々/朝日新聞
藤原伸雄 西村奈緒美 2019年12月26日16時00分
https://www.asahi.com/articles/ASMDM5DZSMDMUTIL02W.html?iref=comtop_8_02
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる国立競技場(東京都新宿区)。建設に伴う一帯の再開発で、解体された住宅がある。「都営霞ケ丘アパート」。移転を迫られた235世帯の住人はいま、完成した巨大スタジアムに何を思うのか。
「子どもの笑い声が絶えない、本当に温かい場所だった」。アパートで暮らし、雑貨店を営んでいた甚野公平さん(86)は懐かしむ。この地で変わりゆく町並みの光と影を見て生きてきた。
1933年10月、霞岳(かすみがおか)町(現・同区霞ケ丘町)で生まれた。自宅前に明治神宮外苑競技場があり、子どもたちの遊び場だった。
その競技場で43年10月、「出陣学徒壮行会」が行われた。約2万5千人の学生らが銃をかつぎ、行進した。当時9歳。「外にいたら学生服を着た学生たちが行進してきてね。物々しい雰囲気だった」
44年に福島へ学童疎開。終戦直後、霞岳町に戻ると一面、焼け野原だった。焼け焦げた家の庭から、富士山が見えた。一家はそこに雑貨屋兼自宅を構えた。
日本は50年代、戦後復興のため五輪招致に名乗りを上げる。同競技場は取り壊され、国立競技場の建設が始まった。甚野さんの自宅を含む一帯の建物は取り壊された。
代わりに兵舎跡に都営霞ケ丘ア…
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