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山本太郎「空気を読まず100人の候補者を…」衆院選の戦い方
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191224-00000057-sasahi-pol
AERA dot. 12/25(水) 7:00配信
(左から)ジャーナリスト 田原総一朗(たはら・そういちろう)1934年生まれ、滋賀県出身。ジャーナリスト。「朝まで生テレビ!」「激論!クロスファイア」で司会を務める。著書に『殺されても聞く 日本を震撼させた核心的質問30』(朝日新書)など/山本太郎 ...
田原総一朗さん(左)と山本太郎さん (撮影/倉田貴志)
2020年年始の通常国会でも「桜を見る会」の追及が続くとされ、永田町から解散の声が出始めている。19年参院選で旋風を起こしたれいわ新選組・山本太郎代表は、どう動くのか? ジャーナリストの田原総一朗氏が切り込んだ。
* * *
山本:まず聞きたいのは、衆院選挙はいつありますかね。
田原:野党は、2020年春、選挙をやることを望んでいる。マスコミもあるんじゃないかと。僕は桜を見る会の問題が深刻になったらやると見ている。安倍さんは内閣の支持率が落ちていないから、自信を持ってる。
山本:深刻になったときに選挙となると、少し分が悪いんじゃないでしょうか。
田原:朝日新聞の世論調査でも支持率が1%しか落ちていない。一番批判的な朝日新聞の調査でさえ1%だよ。
山本:年末年始で皆さんの記憶から薄れていく。そうなったら、年明け冒頭の解散が向こうにとっては一番都合がいいんじゃないですか。
田原:いいと思うよ。
山本:そうですよね。そこに来るんじゃないかと。
田原:可能性はある。
山本:国会が始まるとまた追及が始まる。年末年始に忘れたことをもう一度思い出させる作業から入りますから。そういった意味でも野党の合流がいま必要だと。
田原:立憲の枝野さんと国民の玉木さんに言っているのは、早く合流して、ベストじゃなくていいから、安倍さんの経済政策に対する対案を打ち出せと。6回選挙して、安倍自民党が全勝。国民はアベノミクスに満足しているわけじゃないけど、アベノミクスの批判を聞きたいわけではない。対案がまったく出ないから我慢しているんだよ。なのに、野党からは対案が出てこなかった。
山本:野党が一番弱いのは経済政策。野党に任せても生活が豊かになりそうにないと思われている。そう考えると、自民党という選択肢になるのは理解できる。
田原:山本さんが「こうすればいい」ということを枝野さんや玉木さんに話したら、彼らも乗ってくると思うよ。山本さん以外のところから、こうすべきというのは何も出てこない。
山本:そうなんですよ。野党が掲げている政策は、一般の人には難しい。何かピンとくるものが少ない。
田原:消費税も上げるなと言っているだけだからね。
山本:そうなんですよ。「消費税という財源は必要で、この先は上げていくつもりだ」と宣言しているのと一緒。私は「野党が政権を取れば、消費税を5%に下げます」ということを旗にしてほしいと言っている。これがのんでもらえないならば、一緒にやれません、単独でやりますと。
田原:それで消費税ゼロを掲げていたのに、消費税5%にしたんだ。
山本:そう。だけど、まだいいリアクションはないですね。
田原:本当? 共産党の志位さんと協議したじゃない。
山本:そうですね。共産党は消費税5%でいくという話なんですけど、それ以外の政党からは……5%でもハードルが高いんですかね。
田原:民主党内閣のときに、かつて、野田さんが10%と言っていたからね。
山本:決めた側ですからね。
田原:山本さんとしては、そこをのんでもらわない限り、いくら合流を呼びかけられても、行くことはない?
山本:ないです。やはり魅力的な旗を掲げて、誰もがわかるものじゃないとだめ。1日1回は消費税を払っていますから、自分事として引き寄せやすい。「野党が政権を取ると、消費税が5%になるんだ」という訴えは、パワーワードだと思っている。
田原:最近の新聞を見ると、やっぱり消費が落ちているもんな。今のところ具体的な提案をしているのは山本さん以外ないよ。むしろ他の野党が山本さんに乗るほうがいいと思う。
山本:それは一番難しい話かもしれませんね(笑)。
田原:でも、野党は具体的なものを持っていないよ。
山本:政策に掲げる一番の旗として消費税5%が実現しないなら、私は独自にやる。
田原:それだと政権を取る道のりが長そうだけど。
山本:それはしょうがない。私たちは一緒にやったとしても議席をなかなか伸ばせない。なぜかというと、選挙区の調整をしていくと、一番勝率が高そうな人がそこに立つわけですから、一番勝率が低そうな我々はなかなか選挙区がもらえない。逆に、向こう側が立てることもできないところを譲られるという形になる。
田原:だけど、枝野さんにしても玉木さんにしても、この前の参院選で山本さんが2人当選させたのは、相当衝撃だったと言ってたよ。「野党はダメ」「お前らの言っていることには不満足だ」と国民が考えていることを明らかにしたんだから。つまり、2人当選したのは、自民党にとってもショックだけど、野党にとってもショックだよね。
山本:そうですか。
田原:独自でやる場合はどのくらいの候補を立てるの?
山本:これはお金をどのくらい集められるかの逆算でしかないけど、今は100人を目標に立てたい。独自ということなら、逆に、空気を読まずに立てていくことになる。それはひどいじゃないかという人も出ると思うが、でも、今のまま民主党が復活するだけであれば、期待する人はいないんじゃないか。
田原:民主党の復活に国民は期待していないよ。
山本:そうですよね。そうすると、そこにお付き合いするのは、旗揚げをした意味がなくなりますから。人々に希望を与えられなくなる。時間がかかっても自分たちの数を増やし、交渉をしやすい状況をつくっていくしかない。
田原:枝野さんから合流の話はないの?
山本:ないですね。まったくないです。
田原:関係が悪いとかではない?
山本:全然。ほとんどお話ししたことはないですから。
田原:N国とはどう? 近づいてきているみたいだけど。
山本:よくわからないですね。
田原:相手にしなくていいよ。「NHKをぶっ壊す」以外の言葉をもっていないから。
山本:そうですね。
(構成/本誌・吉崎洋夫、上田耕司、秦正理)
>>【後編】「山本太郎“消費税ゼロ”でも税収増加の秘策は? 田原総一朗に明かす」へ続く
※週刊朝日 2020年1月3‐10日合併号より抜粋
山本太郎「空気を読まず100人の候補者を…」衆院選の戦い方 https://t.co/xYEYRDRJfU #AERAdot #週刊朝日
— AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) 2019年12月24日
正しい。まずこの認識を野党は持たないとね。
— コーヒーブルース (@CFTQS1VWhVuj2ih) 2019年12月24日
山本:そうなんですよ。野党が掲げている政策は、一般の人には難しい。何かピンとくるものが少ない。
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田原:最近の新聞を見ると、やっぱり消費が落ちているもんな。今のところ具体的な提案をしているのは山本さん以外ないよ。むしろ他の野党が山本さんに乗るほうがいいと思う。
— daisuke (@DaiDaimark1) 2019年12月24日
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