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2019年 12月 03日
昨日、「2019ユーキャン新語・流行語大賞」のTOP10と大賞が発表された。<今年、ノミネートされた30の言葉は、*1にアップ。>
大賞はラグビー日本代表のスローガンだった「ONE TEAM」。
トップ10には「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が選出された。
<知人が「え?『桜を見る会』じゃないの?」って。11月はノミネート終わってたので、ちょっと遅かったかも。昨日1日なら『シンクライアント』になるかな?>
今年は、9月にラグビー・ブーム到来で、「ジャッカル」「笑わない男」「にわかファン」なども候補にはいっていたのだけど。「ONE TEAM」は、これから五輪もあるし。スポーツに限らず、会社や学校などどこででも使いやすくていいかも。<「『個』を犠牲にしても、集団、団結を重視」みたいに使われるとイヤだけどね。ラグビーの場合は「強い『個』があっての団結」だからね。(・・)>
mew周辺では、「#KuToo」(=「靴」と「苦痛」のかけ言葉。「#MeToo」の縁語?、パンプスを強要する職場への抵抗を示した語)は、知らない人が多かった。個人的んは「上級国民」をトップ10に入れて欲しかったな〜。
今年は17年ぶりにお笑いに関係する言葉が、TOP10どころか候補にもはいらず。お笑い好きとしては、チョット寂しいものが・・・。
また、これという政治用語もTOP10入りせず。何だかな〜という感じだった。_(。。)_
<軽減税率は、何年も前から出てた言葉だし。政治用語と言えるのかビミョ〜だし。あとは「ホワイト国」「れいわ新選組」が候補にはいっただけ。去年の「首相案件」とか「ご飯論法」とか、一昨年の「忖度」「魔の2回生」とか、やっぱ政権を揶揄、風刺するような言葉がはいらないと、(ある意味、民主主義国家として?)ダメだと思う。>
* * * * *
さて、メディアに大きく取り上げられる時期が悪くて、惜しくも流行語大賞を逃した(?)「桜を見る会」に関する話を・・・。
昨日は、消費社庁が14年に、ジャパンライフへの立ち入り検査を急に取りやめていたという件を各メディアが取り上げていた。以前から、この件を追及している共産党の大門議員が暴露した話という。
日刊ゲンダイの記事がわかりやすかったので、それをアップする。<今井首相秘書官の名も。>
『ジャパンライフへの検査 消費者庁が急きょ取りやめていた
悪徳マルチ商法のジャパンライフ元会長が2015年の「桜を見る会」に招待されていた問題で、驚きの事実が明らかになった。招待の約半年前、消費者庁が立ち入り検査を急に取りやめていたというのだ。当時の内部文書には「本件の特異性」「政治的背景による余波」などの文字が――。モリカケ問題とまるで同じ構図だ。
内部文書の存在は、先月29日の参院消費者問題特別委で、共産党の大門実紀史議員が暴露した。
消費者庁は13年ごろからジャパンライフの悪質性を把握し、調査を進めていたという。14年5月には、当時の取引対策課長が「いま見逃すと大変なことになる」と、法令班に対処を指示。被害が広がる前に、急いで立ち入り検査に入る方針を示していた。ところがその直後、7月の人事異動で山田正人取引対策課長に交代した途端、立ち入り検査の方針は取りやめになる。
ちなみに、山田課長が09年に経産省大臣官房総務課に在籍していた時の上司は今井尚哉首相秘書官だ。
大門によると、消費者庁の会議で配られた7月31日の「処理方針の確認文書」には、消費者庁の弁護士が検査に入るべきだと主張したのに、山田課長が「立ち入り検査を行うほどの違法事実はない。召喚(呼び出して注意)でいい」と発言したという記述がある。
この時、会議ではもうひとつ「要回収」の文書も配られていた。会議後に回収する内部文書だ。そこには「本件の特異性」「政務三役へ上げる必要がある」などの記述があり、最後にコメ印付きで「政治的背景による余波を懸念」と書かれていた。ここでいやでも思い出すのが、森友問題で改ざんされた決裁文書に書かれていた「本件の特殊性」という文言だ。
政治的な事情によって、予定されていたジャパンライフへの立ち入り検査が見送られ、文書による注意で済ませた結果、被害が拡大。特に、15年1月から3月には被害事例が急増している。その最中に桜を見る会の招待状が送付されたわけだ。ジャパンライフはこの招待状で客を信用させ、破綻前の“最後の荒稼ぎ”に利用したのである。
「しかも、その招待状は“首相枠”だったことが分かっています。大門氏が入手したジャパンライフのお中元リストにも、安倍首相や菅官房長官らの名前があった。たまたま桜を見る会に招待されたのではなく、政権とズブズブだった疑いもあるのです。『本件の特異性』など内部文書の記載を見れば、少なくとも14年7月の時点で、役所側はジャパンライフはマル政(政治家案件)だと認識していた。政治の影響で被害が拡大したとすれば、安倍首相の説明責任は免れません」(ジャーナリスト・横田一氏)
ジャパンライフによる被害者は約7000人、総額2000億円に上る。これだけの疑惑がありながら、今週末で国会を閉じて逃げ切りなんて、世論が許すはずがない。(日刊ゲンダイ19年12月2日)』
* * * * *
共産党の大門議員は、以前から安倍首相の側近とジャパンライフの関係を指摘しているのだ。
特に現・厚労大臣で安倍家と家族ぐるみの付き合いがある加藤勝信氏は、ジャパンライフとズブズブの関係だった可能性が。また安倍盟友の下村博文氏や、安倍政権を支える二階幹事長らの名前も出て来る。<ついでに安倍氏の代弁者として扱われている田崎史郎氏の名も。>
さすが、リテラは昨年から何度も安倍首相周辺とジャパンライフに関する記事を出していた。
『●安倍首相が縁故で大臣に抜擢、加藤勝信一億総活躍担当相に"マルチ商法の広告塔"疑惑が浮上!
実は、このジャパンライフ社については、悪質商法を行っている疑いがあるのに処分が遅れたという見方があり、今月5日の国会で共産党の大門実紀史参院議員が追及。今回の業務停止命令が、15年9月の立ち入り検査から1年3カ月も遅れた背景に、消費者庁の課長補佐が同社に天下りしていたほか、複数の高級官僚OBが同社の「顧問」などに就任していることが働いたのではないかと指摘。さらに、下村博文元文科相への政治献金もあったことを暴露した(しんぶん赤旗6日付)。(略)
大門議員によれば、加藤大臣は今年の1月13日にジャパンライフの山口会長と会食をしていたという。さらに山口会長は、内部向けの宣伝チラシで、加藤大臣のことを「ジャパンライフの取り組みを非常に高く評価していただきました」と紹介していたという。・・・ようするに、加藤大臣はジャパンライフの"広告塔"であり、メンバーを安心させる"印籠"になっていたというのだ。』
『●母親のコネで加藤勝信を大臣に抜擢した安倍首相の責任
もしこれが事実なら、当然、問われるのが安倍首相の任命責任だ。というのも、この加藤勝信議員は、安倍首相がえこ贔屓で大臣に抜擢したといわれているからだ。
もともと、勝信氏は、国土庁長官や農林水産大臣を歴任した自民党の大物議員・加藤六月氏(故人)の娘婿で、六月氏は安倍首相の父・晋太郎氏の側近中の側近。安倍家と加藤家は家族ぐるみの付き合いであり、六月氏の長女で「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の陰の立役者とも言われる加藤康子氏は安倍首相とは幼馴染みの関係。また六月氏の妻・睦子夫人と安倍首相の母・洋子氏との関係は相当に深く、大臣抜擢も、洋子氏の後押しがあったためだといわれている。』
『●下村博文元文科省、経産省にも癒着疑惑が
さらに、問題なのは、これが加藤大臣だけの話ではないということだ。実際、大門議員も国会で指摘していたとおり、ジャパンライフは下村博文元文科相をはじめとする安倍首相に近い有力政治家に食いこんでいた形跡がある。さらに政治家工作だけでなく、安倍首相と一体化している官庁である経産省を中心に官庁工作や人脈形成を盛んに行っていた。
実際、内閣審議官で内閣府国民生活局長などを歴任した人物が、ジャパンライフの「顧問」や、関連するNPO法人の理事長を務めていることも明らかになっている。今後、政権与党の中枢を巻き込んだ、重大なスキャンダルに発展する可能性も決して低くはないのだ。(リテラ19年12月27日)』
『2017年1月27日、二階幹事長を囲む懇談会を山口会長の主催で開催したことが紹介され〈トップ政治家やマスコミトップの方々が参加しました! このメンバーで毎月、帝国ホテルにて情報交換会を行なっています〉と打たれものがあり、その下に「参加者メンバー」が肩書きと顔写真入りでリストアップされていたのだ。
そのなかには、TBS『ひるおび!』などテレビでおなじみ官邸御用ジャーナリストの筆頭、“田崎スシロー”こと田崎史郎・時事通信社特別解説委員(当時)や、安倍首相と寿司を食う仲から“しまだ鮨”との異名を持つ島田敏男・NHK解説副委員長(当時)、また芹川洋一・日本経済新聞社論説主幹(当時)の名前があげられている。田崎氏、島田氏が安倍首相の会食メンバーであることは言うまでもないが、日経の芹川氏も第二次安倍政権発足以降に少なくとも6回も安倍首相と会食を行なってきた。(リテラ19年11月19日)
* * * * *
こうやってみると、ジャパンライフの元会長は、安倍首相個人ではなく、むしろ安倍内閣枠または自民党枠で呼ばれたのかも知れない。
ただ、もし安倍首相が個人的にジャパンライフの元会長を招待したのではないとしても、もしジャパンライフが安倍政権の下で、閣僚や安倍側近などと近しい関係にあったとしたなら、またその影響もあって立ち入り検査がいったんは見送られたとしたなら、それは安倍政権の問題として首相の責任を追及されても仕方ないのである。<桜を見る会の招待状を宣伝に使われたこともしかり。>
そして、共産党&野党、そして心あるメディアには、是非、この件をさらに追及して行って欲しいと。また国民の関心を喚起して欲しいと期待しているmewなのだった。(@_@。
THANKS
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