http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/771.html
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また公金私物化疑惑 安倍首相の地元で公共事業が異常激増
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265578
2019/12/02 日刊ゲンダイ
隣県広島の7倍!(2019年8月にお国入りした安倍首相)/(C)共同通信社
「桜を見る会」での私物化ぶりと相変わらずの鉄面皮の嘘つきぶりで、野党にいよいよ追い込まれている安倍首相。国家レベルでも安倍首相の“私的バラマキ”が行われている疑いがあることがわかった。
国土強靱化と言い換えて、無駄な大型公共事業を安倍政権は復活させようとしている。典型例が“安倍・麻生道路”こと下関北九州道路の2000億円だが、毎年の予算をつぶさに見ると、もっとひどい我田引水が明らかになった。
データ(表1)を見ていただこう。安倍首相が就任して以来、地元・山口県の公共事業が異常に増えているのだ。民主党政権時の2012年は532億円だったものが、16年には1620億円と3倍に膨れた。全国平均や隣県の広島を大きく超える(表2)。
これらの分析をメルマガで指摘したのは「信長の経済戦略」(秀和システム)がヒット中の元国税調査官のフリーライター、大村大次郎氏だ。
「私は元国税官なので、税金の無駄遣いはあると確信して山口県を調べたのですが、案の定すぐに出てきました。12年に安倍首相が就任して以来、首相の地元である山口県が異常に厚遇されていることが明らかです。11年が多いのは国体が開催されたからで、全国平均の倍。それが16年は全国平均の3・3倍。人口が倍以上の隣県広島の7倍もひどい。16年は日ロ首脳会談があったから歳出が多かったと言い訳するかもしれませんが、インフラ整備をしたにしても数百億円も使わない。そもそも首相のお膝元の山口県で首脳会談を行うこと自体がおかしい」
日ロ会談も我田引水(C)共同通信社
似たような話がある。15年に放映された大河ドラマ「花燃ゆ」だ。山口県が舞台でNHKによる安倍首相への露骨な忖度だと揶揄された。
「分析の基にした資料は、国土交通省のHPにある誰でも見られるデータです。このようなネット時代に、こういう手法の政治をやり続けてしまうとは時代錯誤もいいところです。結局、野党もふがいない。こんな予算を何年も通してきた。モリカケも無傷で首相の支持率も上がる。だから安倍さんが何をやっても許されてしまうのです。財政が危機的だから消費税を上げたというのも嘘ではないか。もっと厳しく精査しないと、お金がいくらあっても足りませんよ。山口県だけで倍増です。さらに深い分析をすれば、もっといろいろ出てくるのではないか」
予算の数字は、さすがの安倍忖度内閣も改ざんや証拠隠滅できないだろう。
桜を見る会だけじゃない。安倍首相の地元で公共事業が激増の衝撃
https://www.mag2.com/p/news/424962
2019.11.19 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース
直近で言えば「桜を見る会」、遡れば「モリカケ問題」等々、その真偽のほどは別として「脇が甘い」と言わざるを得ない安倍首相ですが、またしても捨て置けない「疑惑」が明るみになりました。元国税調査官で作家の大村大次郎さんは今回、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、首相の再就任以来、地元である山口県の公共事業が激増している事実を白日の下に晒しています。※情報提供・武田知弘
※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2019年11月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。
「桜を見る会」だけじゃない!安倍首相の地元で公共事業が激増!
昨今、「桜を見る会」について話題になっていますが、「桜を見る会」に限らず安倍首相というのは、かなりわきが甘い政治家です。「森友問題」や「加計学園問題」も一時期、話題になりましたが、それよりももっとわかりやすく身内優遇をしていることがあります。それは、「安倍首相の地元の公共事業」です。
あまり話題になることはありませんが、実は安倍首相が首相に再就任して以来、安倍首相のおひざ元である山口県の公共事業費は激増しているのです。
国土交通省のサイトから都道府県別の国の公共事業の支出額を見てみましょう。安倍首相が首相に再就任したのは2012年の12月です。だから、安倍内閣は、2013年分から予算策定しているわけです。で、2013年から山口県の公共事業がうなぎ上りに増加しているのです。
安倍首相が再就任する前の2013年では、山口県の公共事業費は500億円ちょっとしかありませんでした。が、2013年から激増し、2016年は1,600億円もの公共事業を受注しているのです。なんと2012年の3倍以上です。2017年には下がっていますが、このときは森友問題などが発覚しており、さすがにまずいと思って下げたのでしょう。それでも、2017年の県民一人当たりの公共事業費は全国平均の2倍以上となっているのです。
山口県の公共事業受注額(国の予算) 2011年 681億円 2012年 532億円 2013年(安倍内閣予算策定)829億円 2014年(安倍内閣予算策定)927億円 2015年(安倍内閣予算策定)1,367億円 2016年(安倍内閣予算策定)1,620億円 2017年(安倍内閣予算策定)987億円 |
国体開催年よりも安倍首相就任以降の方が巨額
安倍首相の就任前も山口県は公共事業が少ない県ではありませんでした。なぜなら山口県では2011年に国体が開かれているからです。国体というのは、各都道府県が持ち回りとなっており、国体が開催される県は国からそれなりの公共事業費が投じられるため、インフラ整備としての役割があります。47年に一回、国体が開催されることで、各都道府県はインフラを大きく整備できることになっているのです。だから、2011年の681億円というのは、国としては山口県に大盤振る舞いをしたわけです。実際、2011年の山口県の県民一人当たりの公共事業受注額は、全国平均の2倍を超えています。
しかし、その国体があった2011年よりも、安倍首相が再就任してからの方が、はるかに巨額の公共事業を受注しているのです。2015年、2016年にいたっては、都道府県民一人当たりの公共事業受注額は、全国平均の約3倍なのです。これは、沖縄、北海道や復興事業が行われている東北地方を除けば、異常に高い数値です。
山口県民一人あたりの公共事業費 ・2012年(安倍首相再就任前) 山口県・約3万9,000円 全国平均・約2万9,000円 ・2013年(安倍首相再就任初年) 山口県・約6万1,000円 全国平均・約4万円 ・2016年(安倍首相再就任3年目) 山口県・約11万8,000円 全国平均・約3万5,000円 |
山口県民一人当たりの公共事業費は隣県の6倍
山口県の隣県である広島県と比較すれば、山口県の異常な優遇さがわかります。山口県と広島県は、同じ瀬戸内海に面した中国地方の県であり、地域的な条件はあまり変わりません。広島県の人口は約282万人です。山口県はその半分以下の約137万人です。両県は、安倍首相の再就任前までは、県民一人当たりの公共事業費はそれほど大きな違いはありませんでした。しかし安倍首相の再就任以降、山口県の予算は急増し、広島県の予算は急減するのです。
2014年以降は、人口が半分以下の山口県の方が広島県よりも公共事業費の総額で上回っています。県民一人あたりにすると山口県は広島県の2倍以上となっており、2016年にはなんと7倍以上になっているのです。国は「山口県では2016年に日露首脳会談が行われており、そのために公共事業費がかさんだ」と言い訳するでしょうが、主要国との首脳会談などは毎年のように行われているものであり、そのたびに公共事業費が跳ね上がっていては歳入がいくらあっても足りないというものです。
また日露首脳会談が行われたのは2016年であり、たかが一国との首脳会談で準備に何年もかけたわけではないので、2016年以外の公共事業費の激増は説明がつきません。
そもそも日露首脳会談を安倍首相のおひざ元でわざわざ行うこと自体、不自然なのです。山口県は、他の主要都市に比べるとインフラ等が整っていないので、ここで主要国との首脳会談などを行うと、建設費や警備費がかさむことはわかっていたはずです。外国人が喜ぶ京都などで行うならまだしも、それほど有名ではない山口で行う必要はなかったはずです。とにもかくにも、国の公共事業費の山口県への支出は、明らかに不審な点があるということです。
山口県と広島県の県民一人当たりの公共事業費 ・2012年(安倍首相再就任前) 山口県・約3万9,000円 広島県・約3万1,000円 ・2013年(安倍首相再就任初年) 山口県・約6万1,000円 広島県・約3万2,000円 ・2016年(安倍首相再就任3年目 山口県・約11万8,000円 広島県・約1万7,000円 |
まあ、これらのデータを見れば、安倍首相が再就任して以降、山口県が異常に公共事業で優遇されていることは、どう頑張っても否定できないところです。これらは、国土交通省のサイトに行けば公表されているデータであり、誰でも見ることができます。
だれでも見ることができるデータの中で、これほど明確に地元を優遇しているのだから、そのわきの甘さには、驚嘆してしまいます。
そして、誰でも見ることのできるデータでさえ、これほど優遇されているのがわかるのですから、データで見えない部分は、さらにもっとすごいことになっていることが予想されます。
と、ここまで安倍首相のわきの甘さを追求してきたわけですが、これを単純な「安倍首相批判」とは受け取ってほしくないのです。「身内を優遇する」というのは、現代の政治家としては失格だと思われます。が、では安倍首相の代わりが誰かいるかといえば、与野党も含め、誰もいないのです。消費税の増税なども含め、安倍首相の政策には疑問点が多々あります。わきも甘いです。
でも、ほかの政治家やほかの政党が政権を担うよりは、まだマシという状況があります。日本の政治の本当の貧困さは、そこにあると思われます。そして、そういう政治家を選んできたのは、我々国民なのです。
日本の政治というのは、国民全体で相当の覚悟を持って根本からリニューアルしないとならない時期に差し掛かっているものだと思われます。(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』より一部抜粋)
※情報提供・武田知弘
image by: 首相官邸 − Home | Facebook
また公金私物化疑惑 安倍首相の地元で公共事業が異常激増
— eiga323秋津島信 (@eiga323) 2019年12月2日
日刊ゲンダイhttps://t.co/G12L2HbjBC
「桜を見る会」での私物化ぶりと相変わらずの鉄面皮の嘘つきぶりで、野党にいよいよ追い込まれている安倍首相。国家レベルでも安倍首相の“私的バラマキ”が行われている疑いがあることがわかった。・・・
また公金私物化疑惑 安倍首相の地元で公共事業が異常激増 https://t.co/O45Nruf5mm #日刊ゲンダイDIGITAL
— Masakatsu Tsukamoto (@masa_tsukamoto) 2019年12月2日
下関だけ景気がいいわけだ。全国的にやればよかったのに。バカですね〜#今だけ金だけ自分だけ
公金私物化疑惑 第3弾【安倍首相の地元山口県 公共事業が異常な激増】隣県広島の7倍 国家レベルでも安倍の私的バラマキ≠ェ 民主党政権時の2012年は532億円だったものが、16年には1620億円と3倍に 予算の数字は、さすがの安倍忖度内閣も改ざんや証拠隠滅できないだろう(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/tZvoxaKxxa
— KK (@Trapelus) 2019年12月2日
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