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2019年 11月 23日
今年6月、東京新聞の望月衣塑子記者の著書を原案として用いたサスペンス映画「新聞記者」が公開されて、大きな評価を得た。
(関連記事・『安倍政権の問題を彷彿させる映画「新聞記者」が好調。松坂桃季は世論操作する内閣情報調査官役』など)
そして、今度は、望月記者に密着したドキュメンタリー映画「i―新聞記者ドキュメント―」(監督・森達也)が、11月15日から公開が始まった。<29日から公開のところも。>
同作品は、2019年第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門の作品賞を受賞。日本の政治、報道メディアの重大な問題点を描く作品として、注目されている。
よくコメントを下さるxtcさんが、早速、映画を観に行ってレビューをアップされていたので、コチラをご覧いただきたい
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『異例のヒットとなった映画『新聞記者』の原案者で、東京新聞社会部・望月衣塑子記者の仕事ぶりを追ったドキュメンタリー映画『i−新聞記者ドキュメント−』(公開中)の公開記念舞台あいさつが、16日、新宿ピカデリーで行われ、望月記者とメガホンを取った森達也監督が登壇。望月記者は、上映後の観客に「本作を観たら『安倍政権はトンデモナイ』と8割の人が感じてくれるのでは。一方で、普段の私を見て、こんな望月に2年以上付きまとわれている菅さん(内閣官房長官)もかわいそうだという人も、半分ぐらい出るかも、との懸念もあります」と率直な感想を述べ、笑顔で公開を喜んだ。』
『密着した森監督は、そんな望月記者について「記者としてバランスが取れているとは言いがたいのに、彼女が注目されるのは、当たり前のことをやっているから」と表現。「逆に、大手メディアの組織ジャーナリストは、当たり前のことをやれていないんでしょう」と続けた。「売り上げや視聴率、上司の命令やリスクは、組織の論理として避けられないでしょう。でも、記者が現場で見たこと感じたこと、自分の五感を使い、怒ったり悲しんだりという一人称のあり方が、ジャーナリストには一番必要なこと。そういう現場性がなくなって、ジャーナリズムが機能しなくなっている」と話す。本作タイトルに小文字のi(アイ)が用いられたゆえんでもある。
本作は、今秋の第32回東京国際映画祭で、日本映画スプラッシュ部門作品賞を獲得。森監督は「プログラム・ディレクターの矢田部(吉彦)さんが、編集段階の本作を観に来て『これ、絶対やります(上映します)』と言うのでビックリした。賞をもらっても、何のトラブルもないし、忖度しなければ、どうってことないんです。自分で勝手に萎縮して、自己規制して、これ以上はできないとなっている」と表現と忖度の問題についても言及した。』(https://www.cinematoday.jp/news/N0112360より)
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このブログでも、メディアのあり方について書くことがあるのだけど。主権者である国民がきちんとその権利を行使するためには、メディアがしっかりと政治権力を監視して、事実や問題点を伝えてくれないといけないのである。そのために、憲法の諸人権の中でも「表現の自由」(+「報道の自由」など)が重視されていることを、報道関係者は決して忘れてはならないと思うのだ。(・・)
でも、実際のところ、党に安倍政権になってから、森監督が言うように「彼女が注目されるのは、当たり前のことをやっているから」「逆に、大手メディアの組織ジャーナリストは、当たり前のことをやれていない」状態がどんどん広がっているわけで・・・。
どうか報道関係者は、これを機にもう一度自分たちの役割、使命を思い出して欲しいと思うし。国民がきちんと仕事を果たすメディアを評価することで、報道関係者を後押しして行けるといいな〜と思うmewなのである。(・・)
さて、今日も「桜を見る会」の新たなネタを一つ。
<新たなと言っても、5月に国会で取り上げられたこともあるし。ネットでは、先週から出ていたのだけど。来週には、立民党が国会で取り上げる予定だという。>
安倍二次政権が始まってから、13年から19年まで7回の「桜を見る会」が行なわれているのだが。会の飲食に関しては、7回ともJCコムサという会社が落札、受注している。
その会社の代表取締役社長・大河原愛子氏は政府の複数の会合の委員を務めて来た人物で、昭恵夫人ともつながりがあるとのこと。
さらに、大河原愛子氏の弟で、JCコムサの取締役であるアーネスト・M・比嘉氏は、安倍夫妻と懇意の仲で。安倍夫妻と夕食を楽しむ光景などが、SNSにも登場しているというのである。(@@)
<何かだんだん森友&加計学園の話と重なって来る感じがありますね〜。^^;>
『安倍政権下での「桜を見る会」での飲食物の提供業務は「JCコムサ」という企業と契約。つまり、この7年間、1社の独占状態にあるのだ。
5月24日の衆院内閣委員会での立憲民主党・初鹿明博議員の追及によると、この契約は一般競争入札ではなく企画競争入札という、企業が金額も含めて提案するというかたちによって結ばれているというが、その契約金額もうなぎのぼりになっているのだ。以下に示そう。
2013年 972万2000円 2014年 1349万8000円 2015年 1349万8000円 2016年 1922万2208円
2017年 1920万円 2018年 2135万5312円 2019年 2191万3232円』
『数字を見てもらえればわかるように、2015年度と2017年度は前年の据え置きあるいは微減しているが、この年はJCコムサのほかに別の会社も入札に参加していたという。つまり、別の会社が入札に参加したときはほぼ据え置き金額を提示しながらも、JCコムサだけが名乗りをあげた年はどんどん契約金額が上がっていっているのだ。』
『立食パーティの場合、通常は参加者の数が増えれば飲食費は安く抑えられるはずだ。しかし、「桜を見る会」の飲食費は跳ね上がりつづけ、参加者ひとり当たりに換算すると、2013年は810円が、2018年には1204円にまで値上がりしているのである。内閣府は企業の「言い値」を黙認してきたとしか思えない。』(以上リテラ19年11月13日)
『どうやら、1人当たりの単価が膨張した原因は、入札方法にあるらしい。
「一般競争入札ではなく、企画提案型入札で行われています。内容とあわせて“金額”も業者側が提案するのです。複数業者がいれば、価格は抑制的になるのですが、桜を見る会の飲食物提供業務の入札は、15年と17年にコムサ以外の会社が参加しただけで、コムサ1社が入札し、落札を続けています。競争原理が働かない中での提案型入札は、業者の言い値を追認せざるを得ないのです」(政界関係者)(日刊ゲンダイ19年11月17日)』
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『本題はここからだ。じつはこのJCコムサは、安倍首相・昭恵氏と深い関係にある企業なのだ。
このJCコムサは、おもにピザの製造や「上海エクスプレス」などの宅配・外食事業などを展開する企業で、代表取締役社長である大河原愛子氏は厚労省の「女性の活躍推進委員会」や経産省の「男女共同参画研究会」、内閣府の「男女共同参画推進連携会議」の委員などを歴任してきた人物なのだが、安倍昭恵氏とも繋がりをもつ。
たとえば、大河原愛子社長が代表をつとめる「食品業界女性経営者ネットワーク」が今年10月11日に帝国ホテルで開催した設立15周年記念会のパーティでは、昭恵氏が出席して祝辞を述べている。』(この大河原愛子氏の夫は、JCコムサの代表取締役CEOの大河原毅氏で、安倍首相と親交がある。)
『しかし、この大河原夫妻以上に安倍夫妻と深い関係にあるのが、大河原愛子社長の弟で、JCコムサの取締役であるアーネスト・M・比嘉氏だ。
比嘉氏は1952年生まれのアメリカ国籍の日系3世で、1985年にアメリカのドミノ・ピザの営業権を得て日本で事業を展開。2011年には日本を撤退したウェンディーズを再上陸させている起業家なのだが、じつは比嘉氏は安倍夫妻とは「友人」関係にある。
事実、比嘉氏は昭恵氏のFacebookにもたびたび登場。たとえば、2014年2月23日に昭恵氏は〈今日は東京に戻り手話ダンスの練習 そして友人たちと楽しく美味しい夕食を楽しみました…〉と投稿し、1枚の写真をアップ。そこには安倍夫妻とにっこりと笑う4人の男女が写っているのだが、そのうちのひとりが比嘉氏なのだ。
さらに、同年12月30日にも昭恵氏は〈友人たちと夕食〉と綴って写真を投稿しているが、そこでも安倍夫妻と比嘉氏の姿がある。昭恵氏が「友人」と綴っているとおり、投稿されたこれらの写真は皆が肩を寄せ合い、いかにも“気の置けない仲間”といった雰囲気で、その親密さが伺える。
ちなみに、この2つの投稿をもとに首相動静欄を確認すると、〈5時58分、東京都渋谷区のレストラン「ビストロ・シロ」。昭恵夫人や友人と食事〉(2014年2月23日)、〈6時33分、ホテル内のすし店「六緑」で昭恵夫人や友人と食事。同ホテルに宿泊〉(同年12月30日)と、比嘉氏ら会食メンバーは「友人」とだけ記載されている。つまり、これら以外にも、安倍首相が比嘉氏と会食している可能性があるのだ。』(以上、リテラ19年11月13日)
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で、立民党の蓮舫氏が、国会で質問するために、このケータリング業者に関して、内閣府に問い合わせたところ、その内容や蓮舫氏個人の携帯の番号が、業者側に漏洩した可能性があるという。
<そう言えば、国民党の森ゆう子氏の質問通告の内容などを外部に漏らしたのも、内閣府だったよね。^^;>
『立憲民主党の蓮舫参院幹事長は22日、首相主催の「桜を見る会」に飲食物を提供したケータリング業者をめぐり政府側に問い合わせた内容などがこの業者に漏れた可能性があると指摘した。
国会内で記者団に語った。これに関し、参院予算委員会は同日の理事懇談会で、政府側に経緯を調査するよう求めた。
蓮舫氏によると、政府が契約したケータリング業者について内閣官房と内閣府の担当者に問い合わせたところ、この業者の「最高経営責任者(CEO)」を名乗る人物から20日に自身の携帯電話に留守電が入った。秘書が折り返すと「内閣から蓮舫氏が調べていると連絡があった。業務について説明したい」とした上で、「妻と弟は首相の昭恵夫人と懇意にしている」などと話したという。
蓮舫氏は「面識がないのに、私の携帯電話番号をなぜ知っていたのか。調べたことが民間の方に漏えいしている」と語った。(時事通信19年11月22日)』
<てか、もしこの電話の内容が事実だとすれば、この業者の「最高経営責任者(CEO)」を名乗る人物は「妻と弟は首相の昭恵夫人と懇意にしている」と言えば、蓮舫氏が「首相と懇意なのか」と忖度して引き下がると思ったのだろうか?^^; 世の中、そういう人は多いだろうけど。相手が立民党の蓮舫氏であれば、逆に「やっぱウラで首相と繋がっていたのか」と疑いを深めると思わなかったのかな〜?(~_~;)>
この問題では、野党やメディアが頑張って次々に情報を提供。TVもしっかり取り上げていることもあって、安倍内閣がかなり追い詰められている。内閣府が、情報隠しに走り、妙な釈明や問題ある対応を行なっているのも、窮地に陥っているからだろう。
野党やメディアには来週以降も頑張って、多くの国民に「やっぱ、安倍政権には問題がある」と思わせて欲しいとmewなのだった。(@@)
THANKS
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