ＧＳＯＭＩＡ「協定終了を停止」韓国政府が日本政府に伝える　協定の効力は維持　NHK　赤かぶ

ＧＳＯＭＩＡ「協定終了を停止」韓国政府が日本政府に伝える　協定の効力は維持　NHK　
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/539.html
投稿者赤かぶ日時 2019 年 11 月 22 日 17:20:05: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

ＧＳＯＭＩＡ「協定終了を停止」韓国政府が日本政府に伝える
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/k10012187301000.html
2019年11月22日 16時56分　NHK

23日午前０時に失効が迫る日韓の軍事情報包括保護協定＝ＧＳＯＭＩＡについて、韓国政府が、日本政府に協定を終了するとした通告を停止する方針を伝えてきたことがわかりました。これにより、協定の効力は維持されることになります。

協定の効力は維持

日韓のＧＳＯＭＩＡの失効が23日午前０時に迫る中、韓国大統領府は、21日に続いて、22日午後、ＮＳＣ＝国家安全保障会議を開き、最終的な対応を協議しました。

韓国政府は、ＧＳＯＭＩＡを終了するとした通告を停止する方針を日本政府に伝えてきたことがわかりました。

これにより、協定の効力は維持されることになります。

ＧＳＯＭＩＡは、弾道ミサイルの発射に向けた動きなど、秘匿性の高い軍事情報を２国間で交換できるよう情報を適切に保護するための仕組みなどを定めたもので、韓国との間では３年前に締結しました。

協定は１年ごとに自動的に延長される取り決めになっていますが、韓国政府は、ことし８月、日本が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外したことなどを理由に終了を決定し、日本に通告しました。

これに対し、日本政府は、地域の安全保障環境を完全に見誤った対応だとして、終了の決定を見直すよう求めてきたほか、アメリカ政府も、エスパー国防長官が韓国のムン・ジェイン大統領と会談するなどして、決定の見直しを繰り返し求めていました。

1. 赤かぶ[41772] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:20:56 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31845] 報告

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韓国　ＧＳＯＭＩＡ終了せず　日本政府に方針伝える

23日午前０時に失効が迫る日韓の軍事情報包括保護協定＝ＧＳＯＭＩＡについて、韓国政府が、日本政府に協定を終了するとした通告を停止する方針を伝えてきたことがわかりました。https://t.co/gwSNpxWNvB
— ＮＨＫ生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年11月22日

2. 赤かぶ[41773] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:21:35 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31846] 報告

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GSOMIA継続です。文大統領偉いじゃないですか。相手が先に拳を下した訳ですので、日本政府も適切な対応とともに拳を下すという事でいいのではないでしょうか。GSOMIAは両国のみならず極東、アジア、更に世界の自由主義陣営の安全保障にとって利益で反対する理由はありません。https://t.co/W26FMc6SRY
— 米山　隆一 (@RyuichiYoneyama) 2019年11月22日

3. 赤かぶ[41774] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:23:39 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31847] 報告

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日テレNEWS速報。
複数の日本政府関係者によると、日韓GSOMIAの失効が回避されたと。
日韓両政府は条件付での期限延長で合意。
GSOMIAの失効は当分回避。
まもなく日韓両政府が発表。
韓国側は午後6時に大統領府が会見を行い、発表するとか。 pic.twitter.com/VpIc8S5MRH
— YAF (@yagainstfascism) 2019年11月22日

4. 赤かぶ[41775] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:24:22 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31848] 報告

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GSOMIA 条件付きで破棄を延期
18時から韓国政府が会見 pic.twitter.com/1xN4lnULzc
— ミナ🐧 #FeelSpecial (@TWICE99992191) 2019年11月22日

5. 赤かぶ[41776] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:25:01 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31849] 報告

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GSOMIA　11月22日　17:00 条件付きで期限延長　日本韓国合意 pic.twitter.com/PMFWYxmwwk
— コーヒー (@coffee_sugar03) 2019年11月22日

6. 赤かぶ[41777] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:26:42 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31850] 報告

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【速報】日韓“条件付き”合意　GSOMIA終了せず　https://t.co/zFg7eGRHK1 #FNN
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) 2019年11月22日

7. 赤かぶ[41778] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:39:02 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31851] 報告

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ＧＳＯＭＩＡ日本政府関係者「結構なことだ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/k10012187451000.html
2019年11月22日 17時28分　NHK

23日午前０時に失効が迫る日韓の軍事情報包括保護協定＝ＧＳＯＭＩＡについて、韓国政府が、日本政府に協定を終了するとした通告を停止する方針を伝えてきたことがわかりました。これにより、協定の効力は維持されることになります。

日本政府関係者は、22日夕方、記者団に対し「結構なことだ。両国間の合意内容がどういうものか、よく分析しなければならないが、良かったのではないか」と述べました。

8. 赤かぶ[41779] kNSCqYLU 2019年11月22日 17:43:21 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[31852] 報告

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破棄されないということであれば良かった。好き嫌いは抜きにして、日米韓の安全保障上の強固な連携は、地域の平和と安定にとって不可欠の要素。韓国側の冷静な対応を引き続き期待したいし求めたい。

ＧＳＯＭＩＡ「協定終了を停止」韓国政府が日本政府に伝える | NHKニュース https://t.co/NOWIFh2gTJ
— 玉木雄一郎 (@tamakiyuichiro) 2019年11月22日

9. 2019年11月22日 17:45:56 : wkbJoTwIZU : UWt4WHdOZGlzNFk=[6] 報告

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>>1

ふざけるな糞韓国、
ここの来て腰砕けかよ、
ＧＳＯＭＩＡ協定終了は日本国民の悲願であり熱望して来たものだ。
南北朝鮮統一を熱望する日本国民は、ＧＳＯＭＩＡ協定というインチキ詐欺協定の即時破棄を願って日韓国民と共闘しそのたたかいを推し進めている。
腐り切った詐欺集団の自衛隊・米軍・韓国軍・北朝鮮軍で固定されたインチキ詐欺軍事構造を叩き潰すたたかいの最中ではないか。
腐り天皇制国家北朝鮮の馬鹿げたマンガをまだこれからも日米韓で補完し、
詐欺集団の自衛隊・米軍・韓国軍・北朝鮮軍の跋扈を放任するのか。
いい加減にしろ韓国、
ろうそく革命の精神をもう忘れたのか。

10. 2019年11月22日 17:49:09 : wOCqTcmYMc : OHdPcW0uRlF5aC4=[11] 報告

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アメリカからの仕打ちに恐れおののいて、土壇場で態度を翻した韓国。

ちょっとお笑いでしたね。

51. 2019年11月23日 11:43:51 : HyHxwTE03o : SzhqL0JESU1DWGc=[513] 報告

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>>46

本当にそうなら、よかったですね。

それならそうと、正直に、メディアは報道すべきなのに。

何かいつも意地の悪い報道。

ムンジェイン氏は、アベとは違い信頼と誠実さのある人格を持つ人。

52. 2019年11月23日 11:56:21 : d0GdkdPPbw : Q0xLYmxCTXNKaWs=[175] 報告

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中止と停止では、どう違うか。

53. 赤かぶ[41935] kNSCqYLU 2019年11月23日 13:55:51 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[32008] 報告

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土壇場のＧＳＯＭＩＡ延長　何が韓国政府を動かしたのか
https://digital.asahi.com/articles/ASMCQ56Z4MCQUHBI038.html
2019年11月23日05時00分　朝日新聞

ＧＳＯＭＩＡの延長通告を受け、質問に答える安倍晋三首相＝２０１９年１１月２２日午後６時３２分、首相官邸、越田省吾撮影

　韓国政府が２２日、日本との軍事情報包括保護協定（ＧＳＯＭＩＡ（ジーソミア））を継続すると発表した。日本から対韓輸出規制で協議するとの合意を得て、失効を６時間後に控えた土壇場での判断だった。ともに強硬姿勢を示してきた日韓に、何があったのか。

　韓国大統領府の事情に詳しい関係者は、協定の失効期限（２３日午前０時）を目前に控えた今月下旬、「韓日間で接点ができつつある」と語っていた。日韓は、エスパー米国防長官が訪韓して協定維持を強く求めた１５日の前後から、外交ルートでの協議を加速させていたようだ。

　この関係者によると、韓国外交省の趙世暎（チョセヨン）・第１次官が今月下旬に訪日。協定継続を決める数日前には、日本政府の高官もソウルを訪れ、協議したという。

　いったんは日本に協定破棄を通告した韓国政府はなぜ継続を選んだのか。

　韓国には対応すべき国内外のリスクが二つあった。米国の強い求めを振り切ってこのまま失効すれば、米韓関係が悪化する。一方で、理由なく継続すれば世論から猛反発を招く――。

　実際、世論調査機関の韓国ギャラップの２２日の発表によると、破棄を「正しい行動」だと答えた割合は５１％、「間違った行動」としたのは２９％だった。

　「文大統領は自ら掘った穴に入り込み、１人では出られなくなっていた」。韓国大統領府の元高官がこう表現する厳しい状況のなか、大統領府では「日本が輸出規制強化を撤回することまでは求めないが、協議に応じる姿勢の変化さえあれば延長の名分になる」という意見も出ていた。

　韓国は今回、輸出規制強化について日本から課長級、局長級の協議を行う合意を得た。韓国政府は国内向けに「これで輸出規制を撤回する道が開けた」と説明できることになる。

　大統領府の高官は、延長を決めた２２日午後の国家安全保障会議（ＮＳＣ）には文在寅（ムンジェイン）大統領も参加したことを記者団に明らかにした。そのうえで、「これは異例だ。韓日間の懸案を、外交を通して正常化しようと大統領は考えている」と述べ、決定の正しさと重要さを世論にアピールすることにも余念がなかった。

　ただ、今回の合意で韓国側は協定の継続と世界貿易機関（ＷＴＯ）への提訴手続きの停止という二つの措置をとるのに対し、日本側は協議に応じるというだけで、輸出規制をめぐり実際に具体的な行動をとることを示してはいない。こうした点に韓国内の反発が強まった場合、文政権は合意の実行との間で板挟みに悩むことにもなりかねない。

　ほころびはすでに芽を出し始めている。この高官は日本側が輸出管理の強化措置を続けると発表したことを韓国の記者団に問われ、こう語った。「もしそう語ったのなら、合意をめぐる間違った行動だ」（ソウル＝神谷毅）

「期限が切れる前になんとか」

　「誤ったメッセージを発することなく、しっかり東アジアにおいて日米韓３カ国が連携して厳しい安全保障状況に当たっていく」

　２２日午後、河野太郎防衛相はＧＳＯＭＩＡ失効回避について記者団にこう述べ、韓国の決定に一定の評価をした。

　ＧＳＯＭＩＡを盾にして対韓輸出規制強化の見直しを求める韓国に対して、日本はこれまで一貫して、「全く次元の異なる問題」（菅義偉官房長官）と応じる姿勢を見せてこなかった。

　一方で、ＧＳＯＭＩＡが失効する２３日が近づくにつれ、首相周辺からは「日韓関係改善は進めないといけない。期限が切れる前に、なんとかしなければ」との声も漏れていた。

　今週に入り、首相官邸には輸出規制を担う安藤久佳経済産業事務次官や、外務省の秋葉剛男事務次官らが出入りを繰り返した。政権幹部によると、北村滋国家安全保障局長らも首相の執務室に集まり、経産省が示した破棄回避に向けた案を検討した。日韓の事務レベルの交渉は２３日に迫った失効期限の直前まで続いた。

　日本のこうした動きの背景には、米国の意向もあった。米国はＧＳＯＭＩＡ維持を韓国に強く要求し、日本もこれを支持。一方で米国は、日本にもＧＳＯＭＩＡ失効回避に向けた対応を求めていた。

　結局、ＧＳＯＭＩＡ継続やＷＴＯ提訴手続きの中断といった譲歩を韓国から引き出した一方で、韓国が求める局長級協議に応じることで、韓国の顔を立てた形だ。

　ただ、経済産業省の飯田陽一貿易管理部長はこの日の会見で、協議はあくまでも韓国の貿易管理態勢の不備などを改善するためのもので、韓国が求めてきた輸出規制強化見直しのためではないと強調した。茂木敏充外相も「ＧＳＯＭＩＡの問題と輸出管理の問題は全く別の問題だ」と、日本の従来の立場は変わっていないと改めて訴えた。

　２３日には茂木氏と康京和（カンギョンファ）外相との会談が開かれる。１２月下旬には日中韓首脳会談があり、日韓首脳会談も見込まれている。瀬戸際で決裂を回避した日韓だが、根本的な問題は、手つかずのままなお横たわる。

　茂木氏は記者団に「現下最大の課題、そして根本にある問題は、旧朝鮮半島出身労働者（元徴用工）問題だ。韓国側に対して一日も早く国際法違反の状態を是正するよう引き続き強く求めていきたい」と念を押した。（相原亮、太田成美、金成隆一）

朝日新聞ソウル支局長の視点

　韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定の継続を決め、日本政府も対韓輸出規制をめぐって協議に応じたことは、両国関係のさらなる悪化を避ける意味で、前向きな動きだといえる。

　２３日の協定失効を控え、日韓は米国から水面下で維持に向けて強い圧力をかけられていた。一方で、国内には、相手国に対する強硬な世論を抱えている。日韓両政府に求められたのは、米国を満足させるだけでなく、世論にも配慮する「名分」を備えた結論だった。

　韓国は今回の合意を受け、日本が協議に応じたことを「輸出規制撤回に道が開けた」とアピールした。日本は具体的な行動に踏み出さずに協定継続を得た。双方が玉虫色に説明できる合意だったと言える。ただ、今回言及されなかった重要課題がある。元徴用工判決への対応だ。この問題を解決しない限り、日韓対立の悪循環からは抜け出せない。（神谷毅）

54. 赤かぶ[41936] kNSCqYLU 2019年11月23日 13:58:08 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[32009] 報告

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"韓国は、輸出規制について日本から協議を行う合意を得た。国内に「規制撤回の道が開けた」と説明できるが、日本は協議に応じるというだけ。韓国大統領府の高官は、日本が輸出管理強化を続けると発表したことを問われ、こう語った。「もしそう語ったのなら、間違った行動だ」"https://t.co/SZI6kwob01
— 福地慶太郎(朝日新聞記者) (@kei_fukuchi) 2019年11月22日

55. 赤かぶ[41937] kNSCqYLU 2019年11月23日 13:58:39 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[32010] 報告

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土壇場のGSOMIA延長　何が韓国政府を動かしたのか

アメリカの圧力に応じて双方妥協、というのが結論になるだろう。どちらもアメリカには逆らえない。 https://t.co/ycJc9xCOPM
— Masayuki Kusakabe (@unclepaul_jp) 2019年11月22日

56. 赤かぶ[41938] kNSCqYLU 2019年11月23日 13:59:15 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[32011] 報告

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土壇場のＧＳＯＭＩＡ延長　何が韓国政府を動かしたのかhttps://t.co/lKAoi0l3wq

１．お家芸、告げ口外交の失敗
２．米国上院のGSOMIA破棄反対満場一致で可決
３．上院の逆風に破棄後のパーフェクト・ストームをビビった

米国の脅しに捨て台詞放ちながら「WTO提訴取り下げ」のオマケまで付いてた。
— Hiroshi Izumi (@IzumiGeooffice) 2019年11月22日

57. 赤かぶ[41973] kNSCqYLU 2019年11月23日 17:25:41 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[32046] 報告

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韓国への輸出規制で局長級対話へ　日本、一定の譲歩
https://digital.asahi.com/articles/ASMCQ5RLKMCQULFA01V.html
2019年11月22日19時03分　朝日新聞

記者会見する経済産業省の飯田陽一・貿易管理部長＝２０１９年１１月２２日午後６時６分、東京・霞が関の経産省、伊藤弘毅撮影

　日本による韓国向けの輸出規制強化をめぐり、経済産業省は２２日、韓国側と課長級の準備会合を経た上で、局長級の対話を今後行うと発表した。７月の規制強化の発動直後から、韓国側が要請してきたが、日本は国内制度の運用の見直しで、協議する性質のものではないとして応じてこなかった。一定の譲歩をした形となる。

　同省の飯田陽一貿易管理部長が記者会見して明らかにした。韓国は日本の規制強化について、世界貿易機関（ＷＴＯ）の協定違反だとして提訴し、紛争解決手続きが進んでいたが、これを中断すると通報してきたという。局長級対話の具体的な時期は未定という。

　韓国政府はこの日、日本との軍事情報包括保護協定（ＧＳＯＭＩＡ）について、破棄するとしていた方針を転換し、延長することを決めた。韓国は「安保上信頼できないという理由で輸出規制措置をとった日本と軍事情報を共有するのは困難」（文在寅（ムンジェイン）大統領）として、規制強化とＧＳＯＭＩＡの破棄を結びつけ、見直しを求めてきていた。飯田氏は「今回の判断はＧＳＯＭＩＡと一切関係ない」と強調した。

　日本の韓国向けの輸出規制強化は、まず７月４日に「第１弾」として、韓国の主要産業の半導体製造に必要な素材など３品目について輸出手続きを厳格化した。さらに８月２８日の「第２弾」で、輸出手続きが簡単になる優遇国「グループＡ（ホワイト国）」のリストから韓国を外した。輸出優遇国に指定した２７カ国で除外したのは初めてだった。

　政府は理由として、韓国の国内貿易管理態勢に不備があり、韓国向け輸出に「不適切な事案」があったことを挙げた。そして「軍事転用の可能性のある貨物や技術の貿易を適切に管理するために必要な措置」だと説明する。

　韓国はこの措置を「韓国人元徴用工への賠償問題への対抗措置だ」と見て反発し、日本側に協議を要求。７月１２日に事務担当者が来日し、初めての会合が開かれた。だが、日本側は「事務的な説明の場」と位置づけた。韓国はその後、局長級による対話の開催を日本に求めてきたが、日本は応じてこなかった。こうした状況を受け、韓国は９月１１日、「第１弾」についてＷＴＯの協定違反だとして提訴。輸出規制の強化を撤回するよう求めた。両国は今月１９日まで、ＷＴＯの紛争解決手続きに沿って２回の協議をしたが、議論は平行線のままだった。韓国が今後、第一審にあたる紛争処理小委員会（パネル）の設置を求めるか判断する段階になっていた。