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11月 10, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<政府は八日、全世代型社会保障検討会議を巡り、有識者メンバーの中西宏明経団連会長が発言した政府方針と異なる意見の一部を議事録に記載しなかったことを明らかにした。経団連側は異論部分の記載を要望したものの、政府側は応じず、経団連側も最終的に了承した。安倍晋三首相は参院予算委員会で、手続きに問題はなかったとの認識を示した。 (中根政人)
複数の関係者によると、中西氏は九月二十日の検討会議の初会合で、一定以上の収入がある働く高齢者の年金を減らす在職老齢年金制度の見直しを巡り「経営者から見ると(働く高齢者の)意欲を減退させることはない」と異論を唱えた。
政府が十月四日に公表した議事録には、この発言は含まれておらず、「財源の問題もあるので慎重に検討した方がいい」と述べた部分だけが記載された。
西村康稔全世代型社会保障改革担当相は八日の参院予算委で、こうした経緯を認めた上で、経団連事務局から了承を得たので問題ないと強調した。事務局が中西氏本人には事前に相談しなかったことも明らかにした。首相も「議事録として発表する際には相手側に確認している」と語った。
立憲民主党が国会内で開いた会合では、内閣官房の担当者が、経団連側から当初は異論部分も議事録に加えるよう要望があったことを明らかにした。政府側が要望の意図を尋ねたところ、経団連側から「元のままでいい」との回答があったと説明した。
中西氏は首相官邸での会合に出席後、現状の議事録の内容に納得しているかどうか記者団に問われ「そうだろう」と述べ、問題視しない考えを示した。
国民民主党の徳永エリ氏は参院予算委で「議事録には発言をすべて残さないといけない。民主主義の根幹に関わる重大な問題だ」と政府の対応を批判した>(以上「東京新聞」より引用)
会議内容を抜粋した議事録を議事録とは言わない。それは「抜粋」もしくは「編集」したものでしかない。しかし安倍氏は参院予算委員会で、手続きに問題はなかったとの認識を示した、というから驚きだ。
政府案に反する発言を議事録から削除するとは何事だ。異論、反論を削除した議事録を国民は見ていたことになるのか。
安倍自公政権は感覚がマヒしているようだ。「中西氏は九月二十日の検討会議の初会合で、一定以上の収入がある働く高齢者の年金を減らす在職老齢年金制度の見直しを巡り「経営者から見ると(働く高齢者の)意欲を減退させることはない」と異論を唱えた」が、政府が十月四日に公表した議事録には、この発言は含まれておらず、「財源の問題もあるので慎重に検討した方がいい」と述べた部分だけが記載された、というから改竄以外の何物でもない。
それに対して、「内閣官房の担当者が、経団連側から当初は異論部分も議事録に加えるよう要望があったことを明らかにした。政府側が要望の意図を尋ねたところ、経団連側から「元のままでいい」との回答があったと説明した。
中西氏は首相官邸での会合に出席後、現状の議事録の内容に納得しているかどうか記者団に問われ「そうだろう」と述べ、問題視しない考えを示した」というから経団連の糞ぶりにも驚く。
安倍様の意に反する発言は勝手に削除され改竄されても「長いものには巻かれる」経団連の姿勢は国民の信頼を裏切るものだ。尤も、経団連を信頼している国民がいれば、だが。
国民福祉や国民所得向上を願わない経団連など存在する値打ちがあるのだろうか。経営者たちのゴルフコンペ程度の値打ちしかないではないか。企業経営者としての高邁な経営哲学や企業経営者としての哲学は何処へ行ったのか。
中西氏は首相官邸での会合に出席後、現状の議事録の内容に納得しているかどうか記者団に問われ「そうだろう」と述べ、問題視しない考えを示した、という。全世代型社会保障検討会議を巡り、有識者メンバーたる中西宏明経団連会長の見識とはその程度のものでしかないのか。顔を赤くして怒れ、とは言わないが、せめて恥ずかしいとは思わないのだろうか。
政府の各委員会の民間有識者とはそうした者たちの集いなのか。安倍自公政権はトコトンまで腐り切っている。腐り切った館に腐り切った者たちが集う。こんな政府は一日も早く倒さなければ日本全体が腐ってしまう。
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