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次は3Tか小泉か 安倍“醜聞”内閣がたどる空中分解の運命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264220
2019/11/05 日刊ゲンダイ
似た者同士(右から、安倍首相と萩生田文科相)/(C)日刊ゲンダイ
今週の国会は野党の見せ場だ。政治とカネをめぐる疑惑で菅原経産相に続き、河井法相がドミノ辞任。萩生田文科相の「身の丈」発言で問題山積が露呈した大学入学共通テストでの英語民間試験の実施延期問題もある。腐敗臭漂う膿があふれ出てきた安倍政権を、とことん追及する舞台が用意されている。
5日は衆院文科委員会。英語民間試験をテーマに、全国高校長協会会長や民間業者のベネッセコーポレーション関係者が招かれての参考人質疑が行われ、問題点があぶり出され、6日は衆院、8日は参院で予算委員会の集中審議。安倍首相も出席する。辞任した2閣僚の任命責任が問われることになる。立憲民主党の安住国対委員長は先週金曜(1日)の野党の合同会合で「国民に任命責任と政治責任を謝罪し、なぜああいう閣僚を登用したかきちんと話をしろということだ」と激しかった。
辞任したものの菅原も河井も説明責任を果たしていない。安倍は“更迭”した後は政権とは無関係とばかりに疑惑にフタで、頬かむりしようとしているが、許されない。
英語民間試験の問題にしても、ひとまず延期されたからいい、というわけじゃない。4日、立憲の枝野代表が「なぜこんなおかしな制度をつくることになったのか。いきさつが一番、本質的な問題だ」と言っていた。その通りで、経済格差、地域格差を助長するような欠陥制度がどうして導入にまで至ったのか、その背景にどんな利権が蠢いているのか。核心が明らかにされなければ、見直しなど絵に描いた餅だ。
さらには萩生田の「身の丈」発言が映し出す安倍政権の本質。格差を肯定し、機会の平等がうたわれている教育にまで自己責任を持ち込む考え方は、萩生田の本音であり、安倍の本音でもある。国民を愚弄する安倍政治そのものだ。
「野党は、衆院120人の統一会派なら政権を追い込む力になるということがようやく分かった。特に萩生田大臣は安倍首相の側近で、辞任した2閣僚とは内閣に与える衝撃度が違う。首が危うくなるくらい野党が萩生田氏を攻撃すれば、政権は相当揺さぶられることになる。英語民間試験問題は受験生のような若い人が政治に関心を持つきっかけになるかもしれない。野党の攻め方次第で、安倍首相以外の選択肢の存在を見せつけられる」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
次は「3T」か、河野か、小泉か
辞任ドミノはこの先も止まらないのではないか。萩生田はもちろんのこと、自民党内では、内閣改造直後から危険視されていた「魔の3T」のスキャンダル噴出を懸念する声もある。
武田国家公安委員長、竹本IT担当相、田中復興相の3人。暴力団関係者との交際疑惑を抱えている。
国会の質問通告が流出した一件で、「責任を取る」と口にした北村地方創生担当相も危うい。その後「一般論」だと逃げているが、ポンコツ大臣だけに失言を繰り返すだろう。
北村同様、暴言が危なっかしいのは河野防衛相だ。
自身のパーティーで「私は雨男。防衛大臣になってから台風が3つ」と発言し、笑いを取る無神経。ヤバイと思っているのか、3日は小泉環境相と一緒に台風19号で甚大な被害を受けた長野県に入り、避難所や災害ごみ置き場を視察するパフォーマンスだった。
その小泉もかつての人気は風前のともしびだ。最近、話題になったのは、滝川クリステル夫人が所有する3億円によって新閣僚の資産公開でトップに躍り出たことぐらい。大臣としては、薄っぺらさがバレて最近は安全運転。海外の要人との会談では得意の英語を今も使っているらしいが、「英語は危険。ニュアンスが伝わらない」(閣僚経験者)と自民党内でも懸念されているという。
「野党が質問分担して、問題閣僚を集中攻撃すれば、この先も同時多発的な失言や立ち往生となる場面が出てくる。萩生田氏同様、小泉氏にボロが出れば政権へのダメージは大きいでしょう」(角谷浩一氏=前出)
今の安倍内閣は、まさに疑惑のデパート。永田町では、このペースでドミノ辞任が続けば、やがて誰もいなくなるのではないか、というブラックジョークすら囁かれている。
「辞めろ」の声が高まる(C)日刊ゲンダイ
醜聞炸裂の裏に、安倍の無責任な卑しい思考 |
よくぞここまで問題閣僚が揃ったものだが、上が腐れば下まで腐るといういい例である。
「アベノミクスだ」「外交の安倍だ」などとエラソーに喧伝してきたものの、結局は「口先発言」と「やってる感」だけなのが安倍だ。揚げ句には、モリカケ疑惑で行政を歪め、官僚に忖度させ、公文書偽造までさせるに至った。それでも安倍も他の閣僚も誰も責任を取らず、平気の平左でどこ吹く風。
要は、「類は友を呼ぶ」ハレンチ、チンピラ内閣だということ。安倍自身が「逃げるが勝ち」「バレなきゃ何してもいい」「開き直れば突っ切れる」という無責任な卑しい思考の持ち主だから、似たようなやからが集まるのである。
今度の菅原、河井のドミノ辞任も、2人が菅官房長官の側近だから、安倍は、「菅の責任だから知ったこっちゃない」と内心思っているらしい。醜聞炸裂の異常事態は、安倍の本性が招いた必然と言っていい。
安倍の生い立ちについても取材している政治評論家の野上忠興氏がこう話す。
「安倍さんの養育係だったウメさんの話を思い出します。『晋ちゃんは頑固でいじっぱり』『宿題を“やったよ”というからノートを見ると真っ白だった。ちゃらんぽらんというか、いい加減というか』と言っていた。つまり、人の痛みを感じない。その場をしのげればいい、ということ。お坊ちゃん育ちなのもありますが、さすがに公人、それも一国のトップになれば変わるものなのに、安倍さんには『総理』という意識はあっても、自覚が足りない。第1次政権での退陣も、参院選敗北で責任を取ればよかったが、ズルズル引っ張って、体調を崩して、代表質問直前に“突然死”した。自らきちっとケジメをつけられないのです」
辞任3人目で内閣沈没
安倍が毎度繰り返す「任命責任は私にあり、国民に深くおわび申し上げる」というセリフも、その場を取り繕っているだけだというのは、もはや国民の誰もが知っている。考えてみれば、森友問題で「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」とたんかを切っても逃げたのだから、自分が任命した閣僚ごときのために、責任など取るはずがない。第2次政権以降で10人が辞任しているが、閣僚など次から次へと首をすげ替えれば済むとでも思っているのだろう。
だが、政治評論家の森田実氏は、「今回は甘くない。情勢は根本的に変わってきた」とこう続ける。
「自民党内ですら『辞任3人目が出たら、安倍内閣は沈没する』という見方が強まっている。安倍首相は攻めには強いが、守りには弱い。今は完全に守勢に立たされています。4日、タイで開かれているASEAN首脳会議で、安倍首相が韓国の文在寅大統領と10分間の会談をしたのも焦りの表れでしょう。最近は自民党内からも安倍首相の対韓姿勢を『やりすぎ』と批判する声が出始めている。政権がガタついてくると、党内の権力基盤も揺らぐ。沈没は意外に早いと見ています」
いよいよ、この内閣は醜聞で空中分解の運命をたどることになりそうだ。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年11月5日
【前代未聞 この内閣は醜聞で空中分解の運命】
『上から下まで疑惑のデパート』
“この事態は首相の本性からくる必然”
「首相以下、よくぞここまで疑惑の問題閣僚が揃ったものだと唖然とするほどの『類は友を呼ぶ』ハレンチ、チンピラ内閣」
#買って応援 pic.twitter.com/lBMU9Z69HY
反社会勢力の仲間しかみえない、ちんぴら、ヤクザの政権ですね。
— 金ちゃん (@KQvIrdwt71qb5H4) 2019年11月5日
実際に過去に反社会系の人から献金をもらった疑惑のある大臣もいますね🙄
— mimikcom (@mimik_com) 2019年11月5日
アベ自民党の破滅!国民は祝賀ムード!次は3Tか小泉か 安倍“醜聞”内閣がたどる空中分解の運命 https://t.co/D2bSEcOscc #日刊ゲンダイDIGITAL
— Ǝ⊥∀ᴚ∀Ͻ˙ſᗡ@ #なくなれ自民党! (@Sakuraphon78) 2019年11月5日
上から下まで疑惑のデパート この事態は首相の本性から来る必然【前代未聞】この内閣は醜聞で空中分解の運命 国民愚弄政権は逃げ切れると思っているのかもしれないが、問題閣僚の暴言、失言、醜聞辞任で、やがて、誰もいなくなるのではないか、というブラックジョークが囁かれている(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/8eEyanwFvg
— KK (@Trapelus) 2019年11月5日
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