夕張山中に大量の「枯れ葉剤」 国有林に埋まる猛毒の謎(朝日新聞)
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投稿者 肝話窮題 日時 2019 年 10 月 27 日 09:47:58: PfxDcIHABfKGo isyYYouHkeg
夕張山中に大量の「枯れ葉剤」 国有林に埋まる猛毒の謎
林野庁空知森林管理署が立てた立ち入り禁止看板=2019年9月27日午後2時19分、北海道夕張市
「245T」剤が埋設された現場。雑草が生い茂った盛り土地が、鉄杭と有刺鉄線で囲まれていた=2019年9月27日午後2時2分、北海道夕張市
「枯れ葉剤の主成分の毒物が埋設された国有林の一角を視察する北九州市立大の原田和明さんら=2019年9月27日午後1時51分、北海道夕張市
北海道の国有林で枯れ葉剤(245T剤)が埋設されている市町村
猛毒の化合物ダイオキシンを含む除草剤(枯れ葉剤)が全国の国有林に埋まっているのをご存じだろうか。1970年代、政府の手によって埋設された。何のために製造され、埋められたのか。ベトナム戦争との関係を指摘する声もある。
雑草が生い茂る山中のくぼ地に……
北海道夕張市南部の山中に、大量の除草剤が埋設されている――。
こんな情報を北九州市立大国際環境工学部の職員、原田和明さん(60)から受け取った。記者は9月27日午後、原田さんの調査に同行し、国有林に入った。林野庁北海道森林管理局の許可を得て、ふだんは立ち入り禁止の未舗装道路を車で進んでいった。
10分もたたないうちに雑草が生い茂ったくぼ地に出た。もともとは石炭の露天掘りをしていた場所で、鉄杭が刺さっているのが見えた。杭は有刺鉄線で囲まれ、立ち入り禁止の看板が2本。空知森林管理署の名で「この区域に2・4・5・T剤が埋めてありますので立入を禁止します」とある。
林野庁などの資料では、夕張の国有林に埋められた245T剤の量は600キログラムに上る。
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