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室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中
イラスト/小田原ドラゴン
室井佑月「完璧なオチですか」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191016-00000009-sasahi-soci
AERA dot. 10/17(木) 7:00配信 週刊朝日 2019年10月25日号
作家・室井佑月氏は、かんぽ生命保険の不正販売問題の顛末に苦言を呈する。
* * *
かんぽ生命保険の不正販売問題。「2014〜18年度に顧客に不利益を与えた疑いのある18万3千件を対象にした調査で4割弱しか完了していないが、事態の深刻さが浮き彫りになった」(10月2日付の日本経済新聞電子版)という。
二重の意味でびっくりだ。4割弱しか調査できていない? そりゃ、不利益を受けた可能性がある人が、18万3千人もいるんじゃな。
オレオレ詐欺より悪質じゃないのか? 人々の郵便局への思いを利用したのだから。地方へいけばいくほど、昔から荷物や手紙を届けてくれる郵便局への愛情は強い。騙(だま)された人は高齢者が多いが、「郵便局の人」と思っていたんではないか? まあ、間違いではないんだけど。
日本郵便は非上場で、日本郵政の100%の子会社。でもって、その日本郵政の社長は、かんぽ生命、日本郵便、ゆうちょ銀行の取締役も務めている。
郵政民営化法で、政府の持ち株比率を3分の1超に引き下げ、その残りの株をすべて売却することになっている。
地方にとって郵便局は重要で、でもその経営は厳しいといわれる。だからって、慕ってくれているお年寄りを騙しちゃいかんだろ。かんぽで稼いで株を少しでも高く売りたかったんか? 報道によれば、郵政局員のノルマもかなりきつかったみたいだし。
でもって、このことを報道したNHKの『クローズアップ現代+』に恫喝(どうかつ)をかけていたっていう。
NHKの上田良一会長は10月3日の会見で、「自主自律や番組編集の自由が損なわれた事実はない」と答えたけど、NHKは抗議後、放送予定だった続編を未定にした。この日の朝日新聞によれば、「NHKが続編の放送を昨年8月に予定しながら、日本郵政側に見送ると説明していたことが分かった」とある。日本郵政側が明らかにしたという。
そして同じ日、日本郵政の鈴木康雄副社長(元総務事務次官)が、番組の取材手法について、「暴力団と一緒」とコメントした。「取材を受けてくれるなら(情報提供を呼び掛ける)動画を消す」と言われたと説明し、「そんなことを言っているやつの話を聞けるか。それじゃ暴力団と一緒でしょ。殴っておいて、これ以上殴ってほしくないならもうやめてやる、俺の言うことを聞けって。ばかじゃないの」と不満を述べた。巨大なグループの幹部であるなら、取材を受ける義務があると思うけど。NHKも被害者じゃない。公共放送なら、抗議に負けず報道しなきゃならないだろう。
そして、この話のオチ。
高市早苗総務相が最後に登場ってこと。4日の閣議後会見で、郵便物の土曜配達をやめる法改正案について、「かんぽ生命保険の不適切営業に対する日本郵政グループの対応も含めて、国民の理解を得られるかどうか十分に見極める」だって。
はあ? 国民の理解? この人過去に、一番の上から目線で、「電波停止もありうる」てテレビ局を脅した人だよね。
かんぽ違反契約、二重徴収が8割 虚偽説明まん延 かんぽ中間報告 浮かぶ課題(上)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50492420S9A001C1EE8000/
2019/10/2 22:00 日経新聞
日本郵政グループがかんぽ生命保険の不適切販売をめぐる調査の中間報告を公表した。2014〜18年度に顧客に不利益を与えた疑いのある18万3千件を対象にした調査で4割弱しか完了していないが、事態の深刻さが浮き彫りになった。
かんぽは8月上旬から、契約時の説明に問題がなかったか調査するため18万3千件の全ての顧客15万6千人に電話をかけている。調査の指揮を執る東京・大崎の同社の品質改善室には、委託先の6社のコールセンターから報告が毎日くる。法令違反や社内規定違反とみられる事例のなかで次のケースが圧倒的に多い。
「郵便局の担当者から一定期間解約できないという話がありましたか」
「はい、半年間はできないと言われました」
新しい契約に入ったあとも半年間は前の契約を継続しなければならないと販売員がウソをつき、重複加入させる。保険料の二重徴収は6327件の違反契約の86%にあたる5449件に上った。
かんぽの営業評価の制度では、新たに契約してから6カ月以内に既存契約の解約があると「乗り換え」とみなされ、営業成績が純粋な新契約の半分しかつかなかった。半年超の重複加入はこれを避ける「乗り換え潜脱」と呼ばれる行為だ。
解約から3カ月以内の新契約も乗り換えとみなされるため「3カ月間は加入できません」という虚偽説明も多い。顧客を一時的な無保険状態に置いた違反契約は352件だった。他社にも問題のある契約は一定数あるが、かんぽは相当多い。過大なノルマを課され、虚偽説明をしてでも契約を獲得する事例が多発していたことを裏付ける。
中間報告からはかんぽに対する顧客の信頼が大きく揺らいだことも見て取れる。「かんぽ生命のご契約に関する調査です」とオペレーターが電話をかけると、一部の顧客は無言で電話を切る。15万6千人の全顧客のなかで連絡がついたのは8万9千人。このうち1万8千人は調査に協力しない意向を示した。
かんぽが問題があるととらえる6327件に対し、払いすぎた保険料の返金やもらい損ねた保険金の支払いといった不利益解消を望む顧客は4倍の2万6036人に上る。調査を終えた5万8710人の半分近くだ。
郵政グループの関係者は「契約時のことを覚えていないお客さまも多い。不正問題で悪いイメージが広がり、自分も不利益を受けたはずだと考える人もいる」と話す。
7月からの積極営業の自粛で、足元の新契約は自粛前の1割程度に落ちている。契約獲得の費用が減り、皮肉にも短期的には利益が上振れする。植平光彦社長は9月30日、社員向けのメッセージで「今年度の当初計画の純利益は達成できる見込みだ」と強調した。
信頼が失墜したままでは、客離れで着実に保有契約数は減っていく。信頼回復への道筋は見えず、長期にわたってボディーブローのように業績の下押し圧力となる。
8割とか…完全に口頭マニュアルとして根付いてるレベルのものでは…組織的文化的にそういう… / “かんぽ違反契約、二重徴収が8割 虚偽説明まん延 :日本経済新聞” https://t.co/ycOFMl4rSR
— ルーンハースト:ver.701 (@runeharst) 2019年10月2日
全然沈下せえへんね。
— 保険屋(乗合) (@pokohokenojisan) 2019年10月2日
ちょっとあかんかも知らんね。
かんぽ違反契約、二重徴収が8割 虚偽説明まん延: 日本経済新聞 https://t.co/LCbpAV0lbc
かんぽ違反契約、二重徴収が8割 虚偽説明まん延 https://t.co/AWI9P646CE 郵政グループの関係者は「契約時のことを覚えていないお客さまも多い。不正問題で悪いイメージが広がり、自分も不利益を受けたはずだと考える人もいる」と話すとのこと。被害者を詐欺師呼ばわり。郵政社員、どこまで鉄面皮。
— 黒ピカ広 (@black_pikahiro) 2019年10月4日
そうだ、忘れてた。よかったらどうぞ。今週の週朝のコラムです。https://t.co/wKE8h2ebR9
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) 2019年10月17日
隅から隅までヤクザそのものだったって事ですね
— らもさん🐾肉球新党 (@ramoyan0721) 2019年10月17日
恫喝した人は…
— てつくん (@WYuyvURGr56TUtI) 2019年10月17日
恐らく自民党と繋がっているのでしょう( ̄▽ ̄;)
的のど真ん中のすぎて、目が点‼️
— kazu73 (@kazu7and3) 2019年10月17日
室井佑月「完璧なオチですか」〈週刊朝日〉(AERA dot.) https://t.co/s6CAIGH6B7
— たっちゃんero (@tachannotinpo) 2019年10月16日
安倍政権は、「腐って倫理も正義も無い」状態。権力が正義で、逆らう者が悪らしい。憲法違反の政権運営に、不正を正すこともやらない。正に「国難政権」だ!
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