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2019年 10月 11日
【一応、記録として書いておくなら・・・。6日、パリのロンシャン競馬場で、仏GIの凱旋門賞が行なわれた。ブッチの1番人気だった英国の5歳牝馬・エネイブルがもう少しで勝ちそうだったのだが、ゴール直前でヴァルトガイスト(5牡)に差されて3連覇がならなかった。
日本からは、キセキ(牡5・スミヨン)、ブラストキング(牡4・川田)、フィエールマン(牡4・ルメール)が参加。7,11,12位(12頭中ね)に終わった。<尚、武豊がフランスの3歳牡馬に騎乗して6位だった。>
毎年のように書いてしまうが、日本の固いスピード馬場に合っている馬は、ロンシャンのモコモコの洋芝は合わないのだ。しかも、斤量が59.5kgと日本より重いし、今年は雨の重馬場だったし。これで上位にはいるのは難しい。<誰か思い切って、札幌のタフな洋芝コースで活躍した馬とか、ダートもこなせる馬とか出してみてくれないだろうか?(++)>】
* * * * *
ところで、7日朝、石川県の能登半島沖で北朝鮮の漁船と水産庁の漁業取締船「おおくに」(約1300トン)が衝突。漁船が沈没し乗組員が海に投げ出されたが、海上保安庁が巡視船などを現場に派遣し、乗組員ら約60人を救助した。全員命に別条はないという。(・・)
衝突が起きたのは能登半島の北西約350キロの沖合で、日本の排他的経済水域(EEZ)内にある「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる海域。
近時、この海域では北朝鮮の漁船が多数はいり込んで来て、違法操業を行なっているとのこと。そこで、水産庁は漁業取締船を送って、漁船に海域を出て行くように促していたのであるが。漁船のうち一隻が急旋回を行なった際、「おおくに」の脇に衝突し、間もなく沈没したのだという。(@@) (*1)
問題は、このあとだ。水産庁は、救助した乗組員に事情聴取すら行なうこともなく、そのまま他の北朝鮮の船に引き渡す形で帰してしまったのである。
しかも、水産庁は事故の状況を録画してあるのだが、政府はその映像を公開しないことに決めたという。(゚Д゚)
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あれ〜〜〜? (@@)
2010年9月、民主党の菅直人氏が首相だった時のこと。尖閣諸島付近の海域で、違法操業をしていた中国漁船が、取り締まりを行なっていた海上保安庁の巡視船「みずき」とぶつかった事件、覚えていますか?
あの時、海上保安庁は同漁船の船長を公務執行妨害で逮捕して、取り調べのため石垣島へ連行。、船員には事情聴取を行なった上、中国に帰国させることに。さらに、那覇地検は、日中関係も考慮して、船長も不起訴にして、中国に帰国させたのである。<この時、菅首相はNYの国連に行っており、仙谷官房長官がこの問題の対応をしていた。>
この政府の対応に関して、自民党、特に安倍晋三氏周辺の超保守タカ派の議員たちが、保守系メディアと一緒になって「何で船長を帰国させたのか」と大批判を展開。
しかも、政府が当初、衝突した時の映像を公開しないと言ったところ、彼らはさらに大反発。政府はやむを得ず、一部の国会議員を対象に映像の一部を公開したのであるが。
それでも、ウヨ系の識者やメディア、ネトウヨがおさまらず。ついには海上保安庁の43歳の保安官が、同庁が撮影していた44分間の動画がYouTube上にアップして、大騒動になったものだった。(-_-;)
それなのに、それなのに・・・。何故、水産庁は(安倍政権下で)北朝鮮の漁船の船長や乗組員を、事情聴取すらせずに帰してしまったのか。
何故、安倍内閣は、映像の公開を行なおうとしないのか。(**)
あんなに民主党政権や菅首相、仙谷長官のことを非難(&罵倒?)していたのに、やることが矛盾しているのではないだろうか?(`´)
<ちなみに、この保安官は海上保安庁を辞職したのだが。その後、日本会議系の超保守派からもてはやされて、集会や講演会に参加。11年2月には、安倍氏が率いる超保守議連の「創生日本」の総会にも招かれたという。
この他、あの田母神俊夫氏と本を出したり、アパ主催の第5回「真の近現代史観」懸賞論文論文に「中国の狙いは尖閣だけではない」という論文を出して“最優秀藤誠志賞”を受賞したりしていたです。^^;>
* * * * *
安倍首相は、代表質問で「北朝鮮側に抗議した」「毅然として対処する」とか言っていたのだけど。どう見ても、大きな問題になるのを避けている感じがある。_(。。)_
ただ、さすがに、この安倍政権の対応には、自民党の中からも、批判の声がが出ている様子。特に、石破茂氏はかなり強く批判を展開している。(・・)
『安倍首相 北朝鮮に抗議 “北"漁船と水産庁船衝突
7日、北朝鮮の漁船と水産庁の取締船が衝突した事故で、安倍首相は、参議院本会議の代表質問で、中国・北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したことを明らかにした。
立憲・長浜博行参院会長「今回の衝突事案に関する事実関係の詳細について、政府にうかがいます」
安倍首相「北朝鮮側に対し、北京の大使館ルートを通じて抗議を行っております。政府としては引き続き、わが国排他的経済水域内での外国漁船による違法操業の防止のため、毅然(きぜん)として対処して参ります」
この中で長浜議員は、今回の衝突の詳細をただしたが、安倍首相は、「沈没した漁船による違法操業は確認されていないため、乗組員の身柄の拘束や強制措置は行わなかった」などと述べるにとどめた。
一方、自民党は昼すぎ、今回の事故を受けて関係部会を開いた。
この中で水産庁は、漁船の乗組員の身柄を確保しなかったことについて、「違法な操業が確認できなかった」と説明したが、出席した議員からは、「衝突が起こったのは事実だ」などと対応を疑問視する声が相次いだ。
自民・石破元幹事長「何が起こっていたのかということは、まずはきちっと明らかにしないと、議論が始まらない」
党の部会は、衝突の瞬間など、事故の詳細を記録したビデオ映像を公開するよう水産庁に求めた。
(FNN19年10月8日)』
『「なぜ帰すのか」水産庁に批判相次ぐ 北朝鮮船舶衝突で自民部会
自民党は8日午前、水産部会などの合同会議を党本部で開き、7日に能登半島(石川県)沖で水産庁の漁業取締船と北朝鮮の漁船とみられる船舶が衝突した事案について協議した。出席議員からは船舶乗組員の身柄拘束や事情聴取を行わなかった水産庁の対応を批判する声が相次いだ。
石川県選出の山田修路参院議員は「せめて(乗組員の)幹部については国内に連行し、取り調べを行うことができたのではないか。北朝鮮に対する圧力になったのではないか」と強調した。また、宮沢博行元防衛政務官は「なぜすぐ帰すのか。こんなことやったらなめられるに決まっている」と述べた。
これに対して水産庁の担当者は「漁業に付随する行為を行っていることはほぼ間違いないが、水産物を漁獲した状況までは確認できなかった」と説明した。党は午後も外交部会などの合同会議を開いて対応を協議する。(産経新聞19年10月8日)』
* * * * *
『自民から映像公開求める声相次ぐ=漁船衝突、野党は批判
石川県・能登半島沖で起きた水産庁の漁業取締船と北朝鮮漁船の衝突事案をめぐり、自民党からは8日、「衝突時のビデオ映像を公開すべきだ」(ベテラン衆院議員)などと、政府側にさらなる情報開示を求める声が相次いだ。
野党は同庁が漁船の乗組員を解放したことを批判した。
自民党は8日、外交部会などの合同会議を開催。出席者の一人は「北朝鮮漁船が日本公船にぶつかったのは、公務執行妨害の可能性がある」と指摘した。
石破茂元幹事長は会合後、2010年に沖縄県・尖閣諸島沖の日本領海で起こった中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突映像公開を、当時の菅直人政権が拒んだことを念頭に「(公開を含め十分な説明がなければ)民主党政権と一緒ではないかということになる」と懸念を示した。
立憲民主党幹部は取材に対し「あの海域に北朝鮮漁船がやって来たのは違法操業の目的以外に考えられない。聴取せずに送り返したのは失態だ」と批判した。国民民主党の原口一博国対委員長も記者会見で「乗組員を解放したのはおかしい」と同調。「これでは違法操業を繰り返す北朝鮮(の行動)は改まらない」と語った。(時事通信19年10月8日)』
『北朝鮮漁船衝突時の映像公表せず=捜査に影響−西村官房副長官
西村明宏官房副長官は9日の記者会見で、水産庁漁業取締船と北朝鮮漁船の衝突事案をめぐり、自民党から衝突時の映像の公開を求める声が出ていることに関し、「捜査への影響もあるので公表は想定していない」と述べた。(時事通信19年10月9日)』
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尚、今日の衆院予算委員会では、自民党の岸田政調会長が、北朝鮮のミサイル発射への対応についても、「政府の対応や説明に歯がゆさを感じています」「米国をはじめ関係国と連携をしながら対応してまいりますという説明だけで済ますというのでは、国民の不安、不満は募るばかりだと思います」などと批判的な質問を行なっていたのだが・・・。
何とか日朝会談の実現にこぎつけたい安倍首相が、北朝鮮に配慮して、その蛮行に弱腰になってる姿は、保守系の支持者だけでなく、一般の国民も疑問を覚えるのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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