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“黒い交際”閣僚をスルー 大メディアのご都合主義と二枚舌
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262182
2019/09/22 日刊ゲンダイ
なぜ突っ込まない?(右は上から)武田良太国家公安委員長、竹本直一IT担当相(C)共同通信社
もっと大騒ぎするべきじゃないのか――。初入閣した武田良太国家公安委員長(51)と竹本直一IT担当相(78)、元暴力団関係者との“黒い交際”のことである。
11日の組閣直後、武田氏の政治資金管理団体が、元山口組系暴力団組員とされる人物からパーティー代として70万円を受け取っていたことや、竹本氏が元暴力団幹部との写真撮影に応じていたことを週刊誌が報じた。ところが、二階幹事長は「週刊誌に何か書かれたからといって物事がどうこうするわけではない」と言い放ち、問題視しない考えを示した。
だが、これはどう考えてもオカシイ。現職大臣が暴力団と近しい関係にあるのではないか、と指摘されているのも同然だからだ。大体、吉本興業の芸人による闇営業問題が発覚した際、当時の閣僚はこう口をそろえていた。
<一般論として反社会的勢力と付き合うことは厳に慎むべきだ>(世耕弘成元経産相)
<文化の健全な振興の観点からもガバナンス(企業統治)、コンプライアンス(法令順守)は極めて重要だ>(柴山昌彦元文科相)
<一国民としてすっきりしない>(片山さつき元地方創生相)
<吉本興業はクールジャパンのコンテンツ制作者として非常に有力な企業の一つであり、法令順守の徹底や説明責任を期待せざるを得ない>(平井卓也元科技相)
閣僚や自民党幹部が吉本問題でガバナンスやコンプライアンスの重要性を強調していたにもかかわらず、大臣に就いた武田氏や竹本氏が反社との“黒い交際”については知らん顔なんて許されるはずがない。ところが、大新聞・テレビもスルーしたままだから、呆れてしまう。
吉本芸人の星田英利(旧芸名ほっしゃん。)も自身のツイッター上でこう書いた。
<これを問題にしないのだったら、吉本の芸人さんとの違いは? あれもOKってことなんだね?誰か教えて。>
この国の大新聞・テレビが二枚舌なのは今に始まったことじゃないが、こんなご都合主義じゃあ、悪辣閣僚がのさばるのもムリはない。
【政治】2閣僚の“黒い交際”をスルー 大メディアのご都合主義と二枚舌 https://t.co/3mfiZocyz9 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2019年9月21日
見るからに悪そうな人相の方々。国家公安委員長が反社の代表の暴力団と繋がってる。違った意味で適材適所か〜。何でもありだな。
— けんけん (@kenkendebudebu) 2019年9月21日
これが問題ないなら、野党議員が、中核派や革マル派に近い人物と付き合いしてても問題ないということになる。もっと言えば、暴力団追放運動や、極左集団追放運動について、取り締まりを難しくしてしまう。それてもダブスタとして正当化するつもりか? #閣僚 #暴力団 #問題ない
— コスモ101号 (@cosmo101gou) 2019年9月22日
#二階俊博 も『福島第一原発事故の真犯人4人衆』の中の1人である。小泉内閣の経産大臣だった時に国会で吉井英勝(共産党)議員から要請された原発事故対策を、すると約束したクセに何もしなかったからだ。この事実、一体どれほどの国民が知っているのだろう。#自民党犯罪https://t.co/60h5My2DKR
— 矢口真里夫@違うだろ〰!この菅義偉ゲ〰!…21日ぶりやっと復活。 (@PistonMach) 2019年9月22日
【吉本問題と何が違うのか】マル暴閣僚に目をつぶる大メディアのご都合主義 閣僚や自民党幹部が吉本問題でガバナンスやコンプライアンスの重要性を強調していたにもかかわらず、大臣に就いた武田や竹本が反社との黒い交際≠ノついては知らん顔なんて許されるはずがない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/10862n3MQd
— KK (@Trapelus) 2019年9月21日
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