http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/603.html
| Tweet |
いや～～。これでも、まだ、ゴーン氏が冤罪だったって事、気がつきませんかぁ？
日産の西川社長は、２０１３年度の「ストック・アプリシエーション・ライト(ＳＡＲ：株価連動報酬の権利)」で、本来の権利行使日を”１週間ずらした”ことで４，７００万円の上乗せをして、総額１億５千万円を受け取ったと日刊ゲンダイ他マスコミ各社は報道していますよね。
●●これ、違うんだよなー！
https://www.nissan-global.com/JP/DOCUMENT/PDF/FR/2013/fr2013-01.pdf#page=6
西川社長が令和元年５月１４日付けで関東財務局長へ提出した２０１３年度の「有価証券報告書の訂正報告書」によれば、「株価連動型インセンティブ受領権(行使分について、過去の開示額との差額)：２億４，９００万円」と記載され、「確定時の公正価値：１，５００万円」と記載され、「金銭報酬：１億２，０００万円」と記載されています。
なので、総報酬は、「訂正前：１億３，５００万円」が、「訂正後：３億８，４００万円」と記載されており、差額は、２億４，９００万円となっておりましたが、４，７００万円の上乗せがあったのであれば本当の差額は、２億９，６００万円となります。
早い話、ゴーン氏の不正内容の「訂正報告書」でありながら、実は、ちゃっかり自分(西川社長)も２億９，６００万円もの横領をしちゃいましたと自白したようなものです。
関東財務局よ。ここまで”おちょくられても”文句のひとつも言えないものかね？
『ゴーン氏は即逮捕なのに、西川社長は”ほほえましく”見守るんだね？検察は。』
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
●●さて、ここからは西川社長の悪党ぶりを徹底的に追及致します。
●★《総論》★
だいたいだね。過去の有価証券報告書を訂正することは、許されないのだよ。
だって、『今迄の有価証券報告書は全部嘘だピョ～ン』なんてことを、日本中の全ての法人が言い出したとした場合、有価証券報告書及び監査法人の存在意義はなくなります。金融庁も財務局も存在意義はなくなります。
故に、日産の有価証券報告書及び監査法人の信用は、完全に失墜しました。
本来であれば、日産は上場取消し処分とされるのがあたりまえなのです。
●★《「有価証券報告書の訂正報告書」の内容は、デタラメ。》★
◆【ゴーン氏の冤罪額は、９２億円？４４億円？どっち？】◆
西川社長は、2005年度(平成18年3月期)～2017年度(平成30年3月期)迄の「有価証券報告書の訂正報告書」を令和元年5月14日付けで関東財務局長宛に提出しました。
同時に発表した、後述の令和元年5月14日付の「平成31年3月期決算短信」の記載では、ゴーン氏の冤罪額は、４４億円と記載されております。
なのに、後述の平成31年2月12日付の「第3四半期決算短信」の記載では、ゴーン氏の冤罪額は、９２億円と記載されております。
(関係資料を分析表にまとめたものを、後述してあります。)
そして、『９２億円(４４億円)の役員報酬の追加費用計上を「給料及び手当」に反映しています』と、どちらの決算短信にも記載されています。
おかしいでしょ？通常、「第3四半期決算短信」の内容を変更したのであれば、理由と共に『お詫びして、訂正いたします』の文言があってしかるべきです。
それが無いということは、「平成31年3月期決算短信」では、「９２億円＋４４億円＝１３６億円」を損益計算書の「給料及び手当」に計上したと考えるのが妥当です。
よって、「(従業員に対する)給料及び手当」を１３６億円過大計上したことは、東京都の法人税等の実効税率を３０．８６％として計算すると約４２億円の脱税をしたことになります。⇒国税局は、そんなに検察が怖いのか？情けない！
◆【ゴーン氏の冤罪額を、損益計算書に記載したことは、横領の証拠】◆
★[利益供与]★
ゴーン氏の冤罪額の内、利益供与については役員報酬では無く、”役員賞与”として会計処理されますので、そもそも、損益計算書に記載できません。
理由は、役員報酬として認められる(損金算入できる)のは、「定時定額給与」だけだからです。
では、上記の損益計算書への計上を仕訳してみましょう。
「(借方) 給料及び手当 １３６億円 (貸方)現金預金 １３６億円」
通常、貸方には、源泉所得税預り金も計上しますが、本件の場合は、西川社長があっちゃこっちゃで『ゴーン氏に支払うつもりは無い』と、おっしゃられておりますので、源泉所得税預り金は、未計上であろうと思料します。
そうなると、「源泉所得税預り金を差し引いてゴーン氏に支払った」のではなく、西川社長が当該１３６億円を、そっくり、全部、ネコババしたのであろうと思料します。
でも、最終的にはゴーン氏の冤罪総額は、３５０億円規模になるとか言ってるよね？
『これも、きっと、ネコババするんでしょうね。(怒) 』
★[株価連動型インセンティブ受領権]★
過年度に、当時の取締役会と株主との取り決めで、「200円／株とし、上限の６００万株を付与した」なんてことにより決定した各役員の株価連動型インセンティブ報酬の額を、西川社長ごときが勝手に変更できないこと位、解りそうなものなのだが？
西川社長は何を思い上がっているのだろうか？
こんな好き勝手が許されるのは、安倍政権が検察の暴走を”ほほえましく”眺めているからにすぎません。
★[詳しいことがよく分からないという人は、こちら。]★
リニューアルした私のブログに全部書いておきました。⇒読んでね。
ブログ名：陸山会事件の真相布教
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
●●【上記９２億円、４４億円の内訳と訂正有価証券報告書の比較資料】
●★《訂正報告書の分析》★
【有価証券報告書】
https://www.nissan-global.com/JP/IR/LIBRARY/FR/
◆◆下記に、データーを一覧表(分析表)にして見ました。◆◆
★Ａ：訂正前の年度毎の総報酬＝定時定額給与
★Ｂ：訂正後の株価連動型インセンティブ受領権
★Ｃ：訂正後の年度毎の金銭報酬の内、
①支払われた金額：定時定額給与
★Ｄ：訂正後の年度毎の金銭報酬の内、
➁連結子会社経由で支払われた金額：定時定額給与
★Ｅ：訂正後の年度毎の金銭報酬の内、
③支払いが繰り延べられて、支払われていない金額：冤罪の利益供与
★Ｆ：9,232百万円の年度毎の追加計上額
★Ｇ：4,411百万円の年度毎の追加計上額
★★★★★★★★★★★★★：*Ａ*：*Ｂ*：*Ｃ*：*Ｄ*：*Ｅ*：*Ｆ*：*Ｇ*：
平成18年3月期(2005年度)：****：****：****：****：****：****：**59：
平成19年3月期(2006年度)：****：****：****：****：****：****：*134：
平成20年3月期(2007年度)：****：****：****：****：****：****：*397：
平成21年3月期(2008年度)：****：****：****：****：****：****：****：
平成22年3月期(2009年度)：*891：****：1,211：****：*228：*246：*228：
平成23年3月期(2010年度)：*982：****：*982：****：*795：*806：*795：
平成24年3月期(2011年度)：*987：****：*987：****：*907：*926：*907：
平成25年3月期(2012年度)：*988：****：*946：**41：1,038：1,056：1,038：
平成26年3月期(2013年度)：*995：*367：*958：**67：*921：*960：-1,660：
平成27年3月期(2014年度)：1,035：****：1,035：**69：1,109：1,134：*-106：
平成28年3月期(2015年度)：1,071：****：1,071：**66：1,145：1,164：1,127：
平成29年3月期(2016年度)：1,098：1,338：1,098：**59：1,245：1,248：*498：
平成30年3月期(2017年度)：*735：*378：*735：**65：1,691：1,692：*994：
----------------------------------------------------------------------
★★★★★★★★★★★★合計：8,782：2,083：9,023：*367：9,079：9,232：4,411：
★★★★★★★★★★★★＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
★【考察】★
◆定時定額給与「Ａ」◆
：当時の取締役と株主で取り決め、税務署に届け出た金額である。
「Ｃ：訂正後の年度毎の金銭報酬の内、①支払われた金額」は、定時定額給与であることが解る。
2009年度と2012年度と2013年度は、西川社長に改竄されている。
◆冤罪の利益供与「Ｅ」◆
：「③支払いが繰り延べられて、支払われていない金額」は、定時定額給与(役員報酬)では無く、役員賞与に当たるので、利益処分経理であり、損益計算書(給与手当)に計上することは無い。また、支払いが行われていないのに、損益計算書(給与手当)に計上することは無い。
2009年度～2012年度迄は「Ｇ：4,411百万円の年度毎の追加計上額」と同額であることから、令和元年5月14日付けの「平成31年3月期決算短信」の主な改定額の中身は「Ｅ：冤罪の利益供与」であることが解る。
2013年度～2017年度迄の「Ｅ」と「Ｇ」では、「Ｇ」の方が少額となっている。
つまり、「Ｅ：冤罪の利益供与」の額から役員報酬のマイナス要因があったことが解る。
考えられるのは、後述の参考資料の「(b)法的根拠なく増額がなされたゴーン氏の役員退職慰労金にかかる計上費用の取崩」である。
これは、早い話、ゴーン氏の役員退職慰労金を取り崩して、西川社長がネコババしたよ、と言っているのである。
2013年度と2014年度の「Ｇ」のマイナスは、たぶん(確証は無いからね)、ほら、三菱自動車の定時定額給与(役員報酬)が不当だとした金額相当額をゴーン氏の役員退職慰労金から取り崩して西川社長がネコババしたのだ、と思料します。
◆➁連結子会社経由で支払われた金額「Ｄ」◆
：2012年度から出現。2012年度の「Ｃ＋Ｄ」が「Ａ」と近似値になることから、端数処理の関係で誤差が出ただけと考えると、「Ａ：定時定額給与」の中に元々「Ｄ」は含まれていたものと思われる。(連結の報告書なのだから、含まれているさ、ってば。笑)
◆訂正後の株価連動型インセンティブ受領権「Ｂ」◆
：さて、お立合い。
ゴーン氏分の訂正だけで、
「Ｂ＋Ｃ＋Ｄ＋Ｅ－Ａ＝１１，７７０百万円(１１７億円)」です。
あれれ、おかしいなぁ。他の人の訂正分を加算すれば、もっと多額になるよね。
「平成31年2月12日付短信：9,232百万円(９２億円)」とか、
「令和元年5月14日付決算短信：4,411百万円(４４億円)」ってなんなのさ？
★★『違うじゃん。』★★
「１１，７７０百万円－Ｂ＝９，６８７百万円(９６億円)」」でも違うじゃん。
なんだ、これ？
「訂正後の株価連動型インセンティブ受領権：Ｂ」なんて関係ないじゃん。
★『な～んだ。「訂正有価証券報告書」は、全部デタラメじゃん。(怒) 』★
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
●●《以下、参考資料》
----------------------------------------------------------------
●【平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）】_平成31年2月12日
https://www.nissan-global.com/JP/DOCUMENT/PDF/FINANCIAL/ABSTRACT/2018/20183rd_financialresult_875_j.pdf#page=13
★《下記が、平成31年2月12日付第3四半期決算短信の内容です。》★
◎２頁目：『当社取締役カルロス ゴーンの役員報酬に係る当社の有価証券報告書における虚偽記載に関し、当社による調査及び検察当局による起訴内容に基づき、当 第3四半期連結累計期間において9,232百万円の費用計上を行い、反映しています。これは、当社において入手可能となった情報に基づいて善の見積りを 行い、過年度の財務情報において計上されていない金額を一括計上したものです。なお、調査は現在進行中であり、今後、終金額は当該見積り計上額と 異なる可能性があります。また、当該金額は当社から支出されておらず、当社が実際に支出する金額は、将来、終化されます。』
◎１３頁目：『当社取締役の役員報酬に係る当社の有価証券報告書における「役員の報酬等」の虚偽記載に関し、当社による調査及び検察当局による起訴内容に基づき、当第３四半期連結累計期間において過年度に計上されていない 9,232百万円の役員報酬の追加費用計上を「給料及び手当」に反映しています。これは、当社において入手可能 となった情報に基づく最善の見積り額であるため、最終金額は当該見積り計上額と異なる可能性があります』
----------------------------------------------------------------
●【平成31年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結)】_令和元年5月14日
https://www.nissan-global.com/JP/DOCUMENT/PDF/FINANCIAL/ABSTRACT/2018/2018results_financialresult_633_j.pdf#page=2
★《下記が、令和元年5月14日付決算短信の内容です。》★
◎２頁目：『当社元取締役カルロス ゴーンの役員報酬に係る当社の有価証券報告書における虚偽記載等に関し、当社による調査及び検察当局による起訴内容に基づき、 当連結会計年度において 4,411 百万円の費用計上を行い、反映しています。これは、当社において入手可能となった情報に基づいて善の見積りを行い、過年度の財務情報において処理されていない金額、具体的には、(a)支払いが繰り延べられて支払われていない、未計上であったゴーン氏の報酬費用の計上、(b)法的根拠なく増額がなされたゴーン氏の役員退職慰労金にかかる計上費用の取崩、(c)株価連動型インセンティブ報酬のうち法的に無効なプログラム分にかかる計上費用の取崩等を一括処理したものです。なお、調査は現在も進行中であり、今後、終金額は当該見積り計上額と異なる可能性があります。また、当該金額は当社から支出されておらず、当社が実際に支出する金額は、将来、最終化されます。』
◎１３頁目：『（連結損益計算書関係） 当社元取締役の役員報酬に係る当社の有価証券報告書における「役員の報酬等」の虚偽記載に関し、当社による 調査及び検察当局による起訴内容に基づき、当連結会計年度において過年度に計上されていない4,411百万円の役員 報酬の追加費用計上を「給与及び手当」に反映しています。これは、当社において入手可能となった情報に基づく 最善の見積り額であるため、最終金額は当該見積り計上額と異なる可能性があります』
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ265掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ265掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
