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9月 12, 2019 日々雑感(My impressions daily)
遅い昼ご飯を街の食堂で食べていたら、テレビが親環境相の小泉某を褒めそやしていた。それは小泉某が先日の前任環境相が「放射能汚染水タンク」が満杯になるため、海に放出して希釈するしかない、と発言したことを受けてのもののようだった。
福島県の漁協の某氏と一緒にマグロ丼を食べた。その際「これ以上福島県の人たちを傷つけてはいけないと思った」などと言い「環境相として最初に福島県を訪れる」と記者会見で述べた態度が「良かった」とスシローを始め、御用評論家たちが喜んで飛び上がらんほどにしている様に驚いた。
なぜなら放射能汚染水は日々増加していて、福一原発構内は数年と経たずしてタンクで埋め尽くされる、という状態だという。しかし、待って欲しい。
地下水が原子炉近辺へ流入しないように「凍土壁」を莫大な予算を投じて造ったのではなかったか。それでも地下水がダラダラと流れ込んでいるとしたら、凍土壁作戦は失敗だったのだろうし、それに代わる地下水流入防止策を講じる手立てを検討していないのだろうか。
そしてタンクに溜めつつある放射能汚染水は核種を取り除くフィルター装置を研究開発して放射能汚染水を単なる汚染水に浄化して海洋へ投棄する、という最初の放射能汚染水対策の作戦は頓挫して放棄したのか。そうした報道に接した記憶がないが、いつの間にか放射能汚染水は日々溜まり続けているのが「常態化」し、それを昼××なるテレビ番組の出演者たちは一切問題との認識を持っていないのには驚いた。
彼らはいつの間にそうした「共通認識」を獲得したのだろうか。放射能汚染水が増えるのを防ぐための「凍土壁」作戦の失敗後の「放射能汚染水増加対策」はどうなっているのか。そして放射能汚染水の核種を取り除くフィルター・プラントの建設はどうなったのか。それらは有耶無耶のまま「無かったこと」になっているのだろうか。
そして新環境相の小泉某は能天気にも「漁協長とマグロ丼」を食った思い出を話すほど福一原発の放射能汚染水は「のんびり」とした状況にある、ということなのだろう。なぜ従来安倍自公政権が示し巨額な予算を投じた放射能拡散防止策という根本的な解決策を語ろうとしないのだろうか。
食後に午後の仕事があるため、それ以後の続きをテレビで見ていないが、番組の時間内に小泉某がそうした安倍自公政権が放射能汚染水対策を放棄したのではなく、着々と核種除去フィルター・プラントを福一原発構内に製造建設している、という報道があったなら、平身低頭するしかないし、そうであることを願っている。
だが、万が一にも小泉某が「話し上手だ」とか「民意を汲取る名人だ」とか愚にもつかないオチャラケ井戸端会議で「報道番組」が終わったなら、日本の国民世論も終わったと批判するしかない。いや、それこそが「パンとサーカス」を国民に与えている安倍自公政権の勝利かも知れない。国民は何も考えない、深刻なことは速やかに忘れる、そして安倍友が大きな顔をしてテレビ画面を独占するのを是とする日本の腐り切ったマスメディアだということだろう。
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