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2019年 09月 03日
【全米テニス・・・大坂なおみは、4回戦で12位のベンチッチ(スイス)に5―7、4―6で負け、全米2連覇はならなかった。
大坂とベンチッチの対戦成績は1勝2敗。6年前に勝ったことがあるものの、今年は3月、5月と負けており、ちょっとイヤな相手。大坂のプレーは決して悪くはなかったのだけど、苦手意識のある分、どこか思い切って攻め切れない部分が。他方、ベンチッチは2連勝している自信もあってか、大坂のパワーあるサーブやショットをうまく利用する形で、大事なポイントを決めて各セットをしっかりとって、勝利した。(・・)
男子では、このコーナーでも取り上げたことがあるチビッ子軍団、170cmのシュワルツマン(アルゼンチン・20位)が、198cmと長身で9位のスベレフ弟を破り、ベスト8に進出。(・o・)
尚、ジョコビッチ(セルビア)が、4回戦でバブリンカ(スイス)と対戦。4-6、5-7、1-2となったところで、左肩の痛みのため棄権。こちらも連覇はならなかった。(-_-)】
* * * * *
日韓関係が悪化する中、先月から何回か、TV番組のコメンテーターが韓国批判、反日批判を行なう機会が増えて来たことを懸念する記事を書いたのだけど。<何か一部のニュース番組も含め、反韓、嫌韓を助長する感じも。>
保守系の新聞や週刊誌などの紙媒体やネットは、もっとひどくて。まさにウヨ的な感じで、韓国を上から叩きまくったり、面白おかしくバカにしたりするような記事が多くなっている。(~_~;)
<前にも書いたが、新聞(特に夕刊紙)や週刊誌はネットの影響で売り上げが落ちていることもあって、保守系のメディアは、今まで以上に過激なタイトルや内容の記事を出すようになっている感じがある。(-"-)
尚、これはあくまで伝聞情報だが、週刊誌のスポンサーや購入者は、保守系の企業や人が多いので、安倍政権を正面から批判する記事は少ないらしい。(-_-;)>
ジャーナリストの青木理氏は1日、このようなメディアの姿勢を見て、TBS系の「サンデー・モーニング」に出演した際に、「韓国だったら何を言ってもいいんだみたいな人たちが、煽っている」と批判を行なっていた。(・・)
『青木理氏は、悪化する日韓関係に安全保障、経済、北朝鮮への対応などで「ちょっと冷静になってちょっと中長期的に考えたら日韓共に得なことがひとつもないんですよ」と指摘した。
その上で「唯一あるとすれば、お互いに一泡吹かせてやって、ちょっとスッキリしたというカタルシスですよね。そんなことのためにこれ以上、対立続けていいのかっていうことを考えなくちゃいけない」と両国に警鐘を鳴らした。
さらに「ちょっと気になっているのは、韓国では比較的、文政権のやり方おかしいんじゃないかっていう声が出てきて、これまで反日一色だったのが、韓国の世論が多様化している感じがするんですよ」とし「ところが日本はどうかというと、ほぼ韓国批判一色、どころか、言いにくいんだけどこの局なんかも含めて非常にテレビで乱暴な韓国なら何を言ってもいいんだみたいな状況の人たちがたくさん出てきて、またみんなであおっているという状況になっている。本来、政治とメディアがあおっちゃいけないのに、あおってちょっといい気になっているっていう風潮がむしろ日本が強まっているっていうあたりが僕はここのところすごく気になっている」とコメントした。(スポーツ報知19年9月1日)』
そんな中、週刊ポスト(小学館)が、「韓国なんて要らない」というタイトルでの特集記事を掲載したところ、同誌に記事を書いている作家からのものを含め、多数の批判を受けたため、ネット・サイトで謝罪を行なった。(゚Д゚)
記事の内容は、このようなものだったという。(・・)
『「週刊ポスト」9月13日号では「韓国なんて要らない」というタイトルでの特集記事を掲載し、GSOMIA破棄などが韓国に与える悪影響をシミュレーションする内容だった。
さらに第2特集「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」では、韓国人の10人に1人が、日本で「火病」とも揶揄される「間欠性爆発性障害」であるという韓国の医学レポートを根拠に韓国社会のストレス構造などを批判した。
表紙には「『嫌韓』ではなく『断韓』だ 厄介な隣人にサヨウナラ」「『10人に1人は治療が必要』――怒りを抑制できない『韓国人という病理』」などの文字がおどり、2日の新聞各紙には広告も掲載された。(J−CASTニュース19年9月2日)』
<第2特集「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」は、『中央日報2015年4月5日付の日本語版記事にある〈大韓精神健康医学会がこのほど実施した調査の結果、韓国の成人の半分以上が憤怒調節に困難を感じており、10人に1人は治療が必要なほどの高危険群である〉という部分を引用した上で、〈日本人には理解しにくいレベルの怒りの発露は、「反日活動」でも見られる〉〈なぜ、彼らはここまで怒り続けるのか〉と無理やりにつなげたヨタ記事』だという。(リテラ19年9月2日)』
* * * * *
そして、この特集記事の新聞広告や内容を見て、小学館や週刊ポストと関わりのある作家たちから批判が続出し、中には「もう小学館とは仕事をしない」と宣言する人もいたという。(~_~;)
。
『この特集の新聞広告の画像などがネットで出回ると、小学館と関わりのある作家たちから抗議の声が起こった。
週刊ポストで「作家たちのAtoZ」というリレーコラムを連載している深沢潮さんは、自身のフェイスブックで「記事が差別扇動であることが見過ごせず、リレーエッセイをお休みすることにしました」とし、今後の執筆を取りやめると発表した。
また、小学館から本を出版している思想家の内田樹さんは、小学館とは今後、仕事をしないと宣言した。
内田さんはツイートで「いいんです。俗情に阿(おもね)らないと財政的に立ち行かないという出版社なんかとは縁が切れても」とコメントしている。
また、小学館から「命」などを刊行した作家の柳美里さんも「日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?」などと批判している。(ハフポスト日本版19年9月2日)』
『この内容にネットでは批判が噴出し、同誌でリレー連載「作家たちのAtoZ」を連載していた作家の深沢潮氏は連載から退くことを表明し、小学館の「月刊!スピリッツ」に連載している漫画家のゆうきまさみ氏も「週刊ポスト、僕の漫画に出てくる週刊誌よりひどい」とツイートした。作家の柳美里氏も同誌を批判するツイートを複数投稿している。(J−CASTニュース19年9月2日)』
『作家の葉真中顕氏は、今朝、Twitterにこう投稿した。
〈今週の記事は精神疾患当事者への偏見を煽るようなものもあってまじクソオブクソ。
てかこれもう立派なヘイトスピーチ、差別扇動だろ。ポストみたいなメジャー誌が人を国や民族で雑にくくって面罵したり、まして馬鹿にしたら、社会全体に「このくらいOK」てシグナルになっちゃうだろ。〉
〈私は韓国(外国)にまつわることを批判をするなとは思わない。冷静に政策を批評するとか、韓国で起きたヘイトクライムを人権意識に基づいて報じるとかは大いにやればいい。でも今週のポストがやってることは、ただの差別だよ。他に言いようがない。〉(リテラ19年9月2日)』
『特集をめぐっては、小学館の企業理念との矛盾するという指摘も出ている。
《出版物が世の中全ての悪いことを無くすことはできないが、人の心に良い方向を生み出す、何らかの小さな種子をまくことはできる。人生の中で大きく実となり、花開く種子をまくという仕事が出版であり、これが当社の理念です。(小学館公式サイト)》
フードライターの白央篤司さんは「この矛盾を編集部は、社はどう考えるのか」とツイートしている。(BuzzFeed Japan19年9月2日)』
* * * * *
これらを受けて、小学館は2日夜、「NEWSポストセブン」のサイト上に、週刊ポスト編集部名義で、謝罪のコメントを出した
『一連の指摘を受けて、小学館は9月2日19時に「NEWSポストセブン」サイト上に、週刊ポスト編集部名義で、
「週刊ポスト9月13日号掲載の特集『韓国なんて要らない!』は、混迷する日韓関係について様々な観点からシミュレーションしたものですが、多くのご意見、ご批判をいただきました。なかでも、『怒りを抑えられない「韓国人という病理」』記事に関しては、韓国で発表・報道された論文を基にしたものとはいえ、誤解を広めかねず、配慮に欠けておりました。お詫びするとともに、他のご意見と合わせ、真摯に受け止めて参ります」
と謝罪文を掲載した。(同上)』
<mewには、この謝罪が誰に向けられたものなのか、誰に対する配慮に欠けたのか、「???」だったのだけど。・・・韓国に対して?それとも、怒った作家や読者に対して?いや、世間に対してかな?^^;>
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また、在日韓国大使館に銃弾と批判文書がはいった封筒が届いたというニュースも出ていたのだが。このような卑劣な脅迫行為も是非、やめて欲しいものだ。(-"-)
『東京都港区の在日韓国大使館に先週、銃弾とみられる金属1個と、韓国を批判する内容の文書が入った封筒が届いていたことが、捜査関係者への取材でわかった。最近の日韓関係との関連は不明という。警視庁が金属を鑑定し、差出人の特定を進めている。(読売新聞19年9月3日)』
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このように日本国内で嫌韓モードが強まって、過剰な表現や行為が行なわれる最大の理由は、安倍首相&仲間たちが自ら、戦前志向の超保守思想に基づいて、何とか韓国や文政権をやり込めようとしている姿勢を見せているからなのだけど。
ただ、安倍政権がなかなか自制、自省もすることなく、図に乗ってどんどんエスカレートしているのは、日本のメディアや国民が、安倍政権をほとんど批判することなく、むしろ韓国叩きを強めて、彼らの後押しをしてしまうからであって。(-_-;)
どうかメディア関係者、特に報道関係者やコメンテーターはもちろん、国民も、そろそろ問題の多い韓国叩きに風潮を戒めて、不毛なやり合いに終止符を打つように、声を上げるべきだと思うmewなのである。(@@)
THANKS
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