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(回答先: 高度だった日本軍の情報収集能力、なぜ負けたのか?/JBpress・msnニュース 投稿者 仁王像 日時 2019 年 8 月 21 日 20:17:51)
日本軍至高のスパイの秘密〜ロシア内部の破壊工作を成し遂げたのが「明石元二郎」/朝日デジ
国際派ジャーナリスト・丸谷元人の講演録 http://img.asyura2.com/x0/d9/21496.png
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かつて、たった1人で大国ロシアを内部崩壊させた日本人スパイがいたことをご存知だろうか?
時代は日露戦争。日本は国力10倍、兵力15倍のロシアとの戦争に突入してしまった。誰もが「勝てるワケがない」と考えた絶望的なこの戦争。司馬遼太郎の『坂の上の雲』で描かれたように、陸軍・海軍のヒーローたちが重要な局面を勝ち抜いた話は大きく持ち上げらることが多いのだが…
その裏で、ロシア内部の破壊工作を成し遂げたのが「明石元二郎」。
児玉源太郎や東郷平八郎らが表舞台の戦いで勝利を収めていたのなら、明石は裏舞台で勝利を収めていく。
明石をロシアに送り込んだのは日本政府。当時の日本は諜報活動の重要性を理解しており、明石1人に託したスパイ予算は、現在の価値にすると約400〜500億円とも。そんな大金を明石はどう使っていったのか?
当時のロシアは、浮世離れした皇帝が国民を無視した政治を敷いてた。特に農民や中間層が不満の声を上げていたにも関わらず、皇帝は戦争に夢中だった。
そこで明石は、ロシア国内外の革命分子とネットワークを築き、彼らに資金を与え、焚き付け、革命の炎を燃やしていったのだ。
これがあのロシア革命に繋がっていく。明石が活動していたときと革命が起きたときはがっちり一致し、後にレーニンも「明石大佐には本当に感謝している。感謝状を出したいほどだ」と言ったくらいだった。
革命が起きたロシア国内は大混乱になり、日本に兵を割くことができなくなった。
その他にも明石は、あの有名な203高地・旅順要塞の図面を一級ロシア人スパイを操り入手し勝利に導いたり、ロシア軍の動きを日本に流し続けたり、革命組織のテロ活動支援をするなど、多くの功績を残している。
その結果、日本は「奇跡」と呼ばれた勝利を収め、アジアの小国が欧米国に勝ったと世界に大衝撃を与えたのはご存知の通り。たった1人でロシアをかき回したその豪胆さと手腕が残した功績は、「明石は1人で、日本軍20万人に匹敵する戦果を上げた」と当時のドイツ皇帝が称賛したほどだった…
世界最高の日本人スパイの情報源
そんな日露戦争の影の立役者が情報収集の際に大事にしていたことが「外国の新聞を読み込むこと」でした。
同僚からも「いつ寝て起きているのか分からなかった」と言われていたほど、各国の新聞をいつも読んでいたと言われています。1つの国からの情報だけでは一面的だったり、足りなかったり、検閲で削られていたりするところ、他国の情報も精査していけば、秘密情報に近づけるというカラクリです。
実際に現代でも、情報に関わるエキスパートたちのほとんどが、「情報活動の9割は新聞などの公開情報から得られる」と認めていると、国際派ジャーナリスト・危機管理コンサルタントの丸谷元人氏は言います。
翻って、現在の私たちの情報源である日本のメディア報道はどうでしょうか?
日本で流れる海外情報は、アメリカのメディアから情報を買ってそのまま翻訳されたものが流されています。その証拠に、どの新聞やテレビを見ても、海外ニュースは金太郎アメのように同じものばかりでしょう。
よって、アメリカ1国のフィルターを通した情報を浴びる私たちがどれだけ、世界で起きていることの「本当の姿」を知っているかは、大きなクエスチョンなのです。(前米大統領選挙の報道で、ヒラリー勝利ムード一辺倒だったのはその好例ですよね。)
そこでこの講演録では、世界の情報を分析した上で、私たちが知るニュースの内容をヒックリ返すような例を多く取り上げていきます。
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