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天皇陛下以外が過去の戦争に反省の言葉を発しなかった理由 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260682
2019/08/23 日刊ゲンダイ
全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま(C)共同通信社
「ここに過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い」
東京の日本武道館で15日、戦没者追悼式が行われ、天皇陛下がこう述べられた。この追悼式について、鳩山由紀夫元首相が興味深いツイートをしていた。
〈戦没者追悼式に参列して献花をしてきた。令和になって最初の式典で、天皇陛下は戦争に関して「深い反省」というお言葉を述べられた。総理、衆参議長、そして最高裁長官が追悼の辞を述べたが、誰も反省の言葉はなかった。過去の戦争の歴史に真摯に向き合っておられたのは天皇陛下お一人だった〉
このツイートは凄い反響を呼んだ。2日後の時点で9355件の「いいね」があり、リツイートは3909件である。
鳩山元首相は引退後、一貫して激しい攻撃を受けてきているが、その中で、9355件の「いいね」は驚くべき現象である。
〈総理、衆参議長、そして最高裁長官に反省の言葉はなかった〉との指摘は深刻であるが、考えてみると、それは十分に合点のいく現象だ。
第2次世界大戦で敗戦した日本は1945年9月2日、〈聯合国最高司令官又ハ其ノ他特定ノ聯合国代表者ガ要求スルコトアルベキ一切ノ命令ヲ発シ且斯ル一切ノ措置ヲ執ル〉との内容を含む降伏文書に署名した。連合国が求めたのは@民主化A再び戦争のできない国にすること――であり、戦争に関与した人物を日本の中枢から排除した。
ところが、冷戦が進むにつれ、米国はソ連と戦うため、日本で戦争に関与した人物を復帰させた。その代表的な人物が岸信介元首相である。
岸は、著書「岸信介証言録」でこう書いている。
〈冷戦の推移は巣鴨(拘置所)での我々の唯一の頼みだった。これが悪くなってくれば、首を絞められずにすむだろうと思った〉
そして1948年12月24日、岸は無罪放免されたのである。この頃から、日本では各界の重要人物が中枢に復帰した。開戦時の大蔵大臣だった賀屋興宣をはじめ、公安検事の中心だった井本臺吉、布施健らは後に検事総長に就任。三国同盟に動いた牛場信彦は外務次官となり、正力松太郎は読売新聞の社主になった。
彼らに共通するのは、戦前体制の是認や、露骨な対米協力(隷属)である。この系譜にある人々が戦前の反省をしないのはある意味、当然なのである。
孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
戦没者追悼式に参列して献花をしてきた。令和になって最初の式典で、天皇陛下は戦争に関して「深い反省」というお言葉を述べられた。総理、衆参議長、そして最高裁長官が追悼の辞を述べたが、誰も反省の言葉はなかった。過去の戦争の歴史に真摯に向き合っておられたのは天皇陛下お一人だった。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年8月15日
>過去の戦争の歴史に真摯に向き合っておられたのは天皇陛下お一人だった
— hiro.ezk (@hiroezk) 2019年8月15日
政府のお偉方が反省せずに「歴史修正主義」的発言を繰り返すから何度でも中韓から蒸し返される。
いま北方領土問題でロシアからも指摘される始末。
安倍外交が大失敗している原因でもあります。
鳩山先生の言葉が全てだと思います。
— 悲しみジョニー (@TK7BM2ZBVAkAFzS) 2019年8月15日
戦没者の皆様へ、謹んで追悼申し上げます。
安倍の言葉、全然心に響かないなあと思ってたけどたしかに反省する気ゼロですね。
— brawi (@bb51961) 2019年8月15日
天皇陛下も皇后陛下も人格が素晴らしいと思います。
— 風のワー(肉球新党) (@WP84q7MBehxvXHX) 2019年8月15日
天皇陛下以外が過去の戦争に反省の言葉を発しなかった理由 https://t.co/XmP6eeAy5x 彼らに共通するのは、戦前体制の是認や、露骨な対米協力(隷属)である。この系譜にある人々が戦前の反省をしないのはある意味、当然なのである。
— 紀瀬美香(きのせみか) (@mika_kinose) 2019年8月22日
天皇陛下以外が過去の戦争に反省の言葉を発しなかった理由
— KK (@Trapelus) 2019年8月22日
「総理、衆参議長、そして最高裁長官に反省の言葉はなかった」との指摘は深刻であるが、考えてみると、それは十分に合点がいく現象だ
日本外交と政治の正体 孫崎享(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/5tQujS1mx4
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