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秋の内閣改造は“やる気バージョン”か“お疲れバージョン”か 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260610
2019/08/22 日刊ゲンダイ
ウンザリな2人(C)日刊ゲンダイ
安倍晋三首相は、河口湖の別荘に逗留してゴルフやバーベキューを楽しみつつも、じっくりと秋の内閣改造と党人事の構想を練っているという。そこで、旧知の自民党大物秘書氏に見通しを尋ねた。彼はいきなりこう言った。
「いちばん大事なのは、やる気満々バージョンなのか、お疲れ気味バージョンなのかということで、私はどうも後者なのではないかという気がしている。実際、先の参院選後、首相は周りに『疲れた』と漏らすことがあるという噂も流れているからね」
その両バージョンのどちらなのかを見分けるポイントはどこにあるのだろうか。彼はまた端的な言い方をした。
「政権の要である麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官を動かすならやる気バージョン、そこに触らないのならお疲れ気味バージョンだ。その2人を松葉杖のように頼ってやってきた安倍だが、総裁任期はあと2年。もし彼が『改憲』という残された最後の旗印を掲げて、五輪後の総選挙、改憲発議、国民投票まで全力で駆け抜けようというのであれば、国民ばかりじゃなく与党内でももうウンザリと思われている2人をそのまま置いておく惰性は許されまい。松葉杖をかなぐり捨てて、スックと独り立ちして難局に突き進む『ニュー安倍』を演出して、政権をリセットし再起動しなければならない」と。
果たして安倍にそれだけのエネルギーが満ち満ちているだろうか。それに、何よりの問題は、肝心の「最後の旗印」である改憲を発議できる条件を整えるのが著しく困難になっていることだ。大物秘書氏は言う。
「だから、たぶん人事はお疲れバージョンに終わる可能性が高い。ということは、五輪後の安倍退陣もありうるとみなければならないだろうな」
その場合、世上言われているように菅に禅譲?
「まあ、岸田文雄政調会長が迷走気味だから、禅譲なら菅が有利だという人が多いが、私個人の好みで言わせてもらえば、菅は総理には向かない」
どうして?
「暗すぎる。安倍は利口じゃあないが、まあ明るいのが取りえだ。菅は反対で、利口だが暗くて、裏から手を回してライバルを葬るというようなことが平気でできる。何というか、冷血性が顔に出てしまうのが致命的な欠点だ」
というわけで、やる気かお疲れか、改憲をやるかやらないか、麻生・菅を外すか外さないか、五輪後に辞めるか辞めないかという政界双六がこれから始まる。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
【永田町の裏を読む/高野孟】秋の内閣改造は“やる気バージョン”か“お疲れバージョン”か https://t.co/C4SbL1wyN7 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2019年8月21日
いくら改造したって同じです。せめて自首して終わればまし。
— よもぎや、私のストーカーは創価信者 (@yomogiya1) 2019年8月21日
やる気は無いし、疲れるほど仕事して無いし・・・
— ねこ背のきつね (@N88c5i05ijedNxb) 2019年8月21日
忖度内閣で
秋の内閣改造は「やる気バージョン」か「お疲れバージョンか」
— KK (@Trapelus) 2019年8月21日
やる気かお疲れか、改憲をやるかやらないか、麻生・管を外すか外さないか、五輪後に辞めるか辞めないかという政界双六がこれから始まる
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/R4lGwXM2Ph
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