http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/549.html
Tweet |
朝日新聞デジタル 2019年8月16日18時38分
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190816002719_commL.jpg
「表現の不自由展・その後」が中止になった経緯を検証する委員会の初会合で、あいさつする大村秀章知事=2019年8月16日午後2時2分、名古屋市中区の愛知県庁、吉本美奈子撮影
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190816002733_commL.jpg
「表現の不自由展・その後」が中止になった経緯を検証する委員会の初会合で、冒頭にあいさつする大村秀章知事(左)=2019年8月16日午後2時2分、名古屋市中区の愛知県庁、吉本美奈子撮影
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」内の企画展「表現の不自由展・その後」の中止を受け、愛知県が設けた有識者の検証委員会は16日、初会合を開き、中止に至る経緯を調べて9月に事実関係を発表すると決めた。企画展に関する契約書などを精査し、津田大介芸術監督らに聞き取りして、公表するという。
検証委は、事実関係をもとに県民や作家らが討議する「表現の自由に関する公開フォーラム(仮称)」も開く方針を決めた。
検証委の有識者6人は美術史や憲法、行政学などの専門家がそろった。初会合では、専門的立場からそれぞれ意見を述べた。
米国の美術館で勤務した経験がある岩渕潤子・青山学院大客員教授は「SNSの登場で公共空間の認識が変わった」と述べた。美術館などの閉ざされた空間で「表現の自由」が守られてきたとした上で、「本来、展覧会は趣旨を理解した人が見るだけのものだったが、多くの人が(SNSにより作品を見て)本来の意図や経緯に触れないまま反応した」と話した。
美術史が専門の金井直・信州大教授は「『表現の自由』だけではなく、憲法23条の『学問の自由』にも関わってくる問題で、自立的な学問研究を守れるかどうかの問題もはらんでいる」と、論点の広がりを指摘した。
副座長の上山信一・慶大教授は企画展について「一般の人が準備なく見に来ると、プロパガンダと感じるのも否定できない」と指摘。「展示を見せる前に『表現の自由』とは何かについて学ぶ機会を設けるなどの工夫をしないと、受け手にメッセージが伝わらない」と述べ、準備や見せ方に問題があったとの見方を示した。
◇
●検証委メンバー(敬称略)
岩渕潤子(元NYホイットニー美術館ヘレナ・ルービンスタイン・フェロー)▽上山信一(慶応大教授)=副座長▽太下義之(国立美術館理事)▽金井直(信州大教授)▽曽我部真裕(京大大学院教授)▽山梨俊夫(国立国際美術館長)=座長
https://digital.asahi.com/articles/ASM8J5W1QM8JOIPE01G.html?rm=261
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK264掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK264掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。