http://www.asyura2.com/19/senkyo264/msg/480.html
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圧政には幾つかのカテゴリーが有る様である。その筋の専門家ではないが、小生が思うに現政権は1/4の日本の市民の熱狂的な支持と選挙の結果のもと独裁的な形態で政治が行われ、残りの3/4の大多数の市民に対しては専制(又は暴政)的な政治が執り行われている様なのである。ウィキペディアの「専制政治」[1]より引用する:「『身分的支配層が被治者と無関係に営む統治』が専制政治である。それに対して独裁政治は、国民の大多数の支持によって権力を付与された独裁者による政治であり...」日本で行われている祀り事は、つまり1/4独裁+3/4専制の暴政と呼んでおこう。法律を破ろうが知らん顔、責任問題となってもケツを捲って逃げ、嘘をついてそれがばれても厚顔に開き直っている。要するに権力を握り続ける為何でもありのアナーキーな事を権力者が行う時代なのであった。この様な異様な事態は以前の日本ではあり得なかった。そしてこの様な日本中がマトモでなくなってしまった世相の中で憲法を書き換えると言うのであろうか?いや実は、日本がオバカになったこの状態でないと憲法は自分達の都合の良い様には改正出来ないのである。しかしここで一つだけ確実に言える事がある。「こんな政治はもう沢山だ!」
いずれにせよこんな平成になってしまった理由は簡単なのだ。思うに政治80%、経済20%の割合で双方に「こんな平成に誰がした」かの責任がありそうだ。政治の舵取りと舵を取り続ける政治家の面々がもう少しグローバルな国際的な視野を持っていたのであればと、しみじみ思う。随分昔の話で恐縮だ。大平首相の「あーうー」と言う表現を冷やかし、揶揄する新聞を読んでいた学生時代の頃が今でも心の片隅に残っている。こちらまで大平首相を小馬鹿にしたくなる気持ちにさせて貰らっていた。まだその時は日本経済新聞も国際的な見方が出来ていた気がする。その紙面の確か「私の履歴書」で大平首相が外国訪問時にその飛行機の中で原文の哲学書を熱心に読んでいたと書かれてあった。今振り返って見ると、この様な人間の事を考える政治家は希有だったのだろう。一国の首相たる者の厚みを感じる。平成は人間の厚みを失ってしまった時代なのである。この10章「喧噪の中で失ってしまった大事な事」の中で指摘しておいたが、一人一人の個人が生命の流れの中ユニークな人間として産まれて来た事を考えると、大平首相の「あーうー」なんて表現にならない表現はユニークな個性と言う事で済ませておけば良かったのだ。もしかしたらその当時から日本は人のユニークさを尊重しない社会であったのかもしれない。今思えば大平首相には済まない事をしたなと思う。
簡単に個人のユニークさとは?と言う問いを2つの社会を通じて述べたいと思う。それは自由民主党の夢である憲法改正の実現の為昭和と平成と言う時代に以下2番に述べる社会を目指す方向へ舵を切ってしまった結果こんな平成になってしまったのである。私はこの責任を政治が負うべきものと考える。
■静かだが活気に愛に満ちた平安な時代。「生命の流れの中の己のユニークさ」を想い皆が皆尊重しあいお互いに共存し助け合う社会。心に余裕があり相手の気持ちもよく判る。生命を創り出す性が大事にされ、新たにこの世に生を授かって産まれて来た命を社会の宝とする、人に優しい社会。この様な社会ではユニークさは人だけに適用されるのではない。会社もそうだし国も人間の顔を持ったユニークな実体なのだ。言葉が愛を語り真実を伝える手段として用いられている。一言で善政である
■喧噪の中、ある対象に向けた憎しみの心に満ちた時代。それにより「群れの中での己のアイデンティティー」を確認させ、群れへの帰属意識を心の起こさせる様に仕向ける事或は強要する風潮に満ちた社会。私と言うユニークな個が社会と言う群れの中で埋没し窒息している「出る釘は打たれる」時代。この国ではそれが和と言う言葉でもてはやされている。発言力のある人実力がある人が群れから嫉妬され憎まれパワハラされて「打たれる」のである。生命よりも人のユニークさよりも国家が大事にされその名誉を重んずる国家神道を実践する内閣与党自民党の政治。人の顔がノッペリとし会社の顔がノッペリとし、国の顔がノッペリとする生命の徴が無い社会。そして又言葉が真実を隠す手段として使われている時代。悪政である。
その結果産まれる事を選び何らかの理由を持ってこの世に生命としてい出て来た一人一人の人間達が、非正規労働等で経済的に飼い殺される為に産まれて来たかの如くの人生を送ってしまっているのではないかと思える程のこの社会。天災などの過酷な自然から貰い受けた己の人生の中の苦しみならまだ判る。明治時代の歌人石川啄木の短歌「はたらけど はたらけど猶 わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」[2]を思い浮かべてしまうのである。この様な過酷で個人がユニークさを失った全体主義的な風潮に満ちた社会から受ける絶対貧困と言う不条理。こんな体制を英語でTyranny,暴君暴政が支配する社会と言う。前章の「3本の毒槍」で指摘しておいた様に経済界行政府立法府から受けるこの過酷な圧政によって、幸せに生活している家庭が少なくなり、崩壊寸前な家族が増えて来ているこの理不尽な社会。何故か?民主主義の大原則とは人々が発言しなければ、投票と言う権利を用い主張しなければ、何も得られないのである。人間の顔を持った政治は消えて無くなる。その代わりに長い間を経て暴君、暴政、圧政が産まれて来るのは世界中の政治の歴史の必然なのだ。確かに現在の日本の民主主義は米国から戦後に与えられた物であるのは周知の事実だ。戦後74年に渡って与えられた物を甘受して来た訳。だが民主主義とはたゆまぬ努力の積み重ねで初めて進化し向上する社会習慣、社会制度である事を身を以て実践しこの与えられた民主主義と言う社会形態を身につけようとして来なかった結果がこれだ。社会に積極的に関わりその社会を良くして行こうと言う気持ちと、投票と言う社会参加の行動の積み重ねが如何に大切なのかと言う例。あなたが今直面しているのはこの内の悪い方の例なのです。小生には人々はまるで徳川時代の封建制を諦めと共に素直に受け止めてしまう士農工商の農民の心情をお持ちの様な気がしてしまうのである。だがこの政権の甘言に騙されてはいけない。これは政権の暴政度のチェックの結果を見れば判る。現政権の日本国憲法を書き換える政策とは民主主義体制の転覆と裏腹一体なのである。何故なら今の政権がやっている事は独裁者が憲法を書き換えるのと全く同じだからだ。
さて内閣及び現政権の暴政度をテストしてみよう。その前にTyranny暴君の定義を米国にある非営利教育組織"Constitution Society"のWeb[3]から少し長いが引用する:
"Definition of tyranny
Tyranny is usually thought of as cruel and oppressive, and it often is, but the original definition of the term was rule by persons who lack legitimacy, whether they be malign or benevolent. Historically, benign tyrannies have tended to be insecure, and to try to maintain their power by becoming increasingly oppressive. Therefore, rule that initially seems benign is inherently dangerous, and the only security is to maintain legitimacy ― an unbroken accountability to the people through the framework of a written constitution that provides for election of key officials and the division of powers among branches and officials in a way that avoids concentration of powers in the hands of a few persons who might then abuse those powers."
[日本語訳]
「暴政(専制政治)の定義
暴政はだいたい残酷で抑圧的と思われているし、実際そうなのがしばしばである、が本来の定義は合法性を欠く悪意のある或は情け深い、いずれかの人々による統治なのである。歴史的に見れば良い暴君は不安定な傾向にあり、彼らはより抑圧的になる事で権力を保持する様に努める。それ故最初は情け深いと思われていたが生得的には危険なものとなり、(我々の)唯一安全を保つには合法性を維持する事 - 重要な要職を選挙で選ぶ事と三権の間の分離と要職に就く少数の人々がそれらの権力を乱用する可能性があり彼らの手に権力が集中する事を避ける、つまりこれら(の防護策)を提供する明文化された憲法と言う枠組みを通して破壊されることの無い責務に答える能力を、国民に与えます。」
このウェブの記事の中で暴政が用いる憲法秩序の転覆法を解説しているので、現政権が暴政であるかどうかのテストを[3]を引用する形で行ってみる。尚それぞれの項目が明瞭でない場合にはその解説の内容を一部追加しておいた。16項目の内各項目のテスト結果は黒●、白○、灰色の何れかである。
"The methodology of tyranny" [日本語訳] 「暴政の方法論」より:
1) Control of public information and opinion
[日本語訳とテスト結果] 「公けの情報や世論をコントロールする」
例えば早急に公開しなければならない重大な情報を暫くして公表するとか、日本では記者クラブなる組織が行う自主的な報道検閲等。テスト結果は黒●
2) Vote fraud used to prevent the election of reformers
[日本語訳とテスト結果] 「改革を目指す者の当選を妨げるために用いられる投票操作」
この項目の解説に以下記されている事は「ニュースのサービスが、結果を知りうる事が出来る前に選挙の結果を知り始めていたとしたら投票数は正直に数えられていない。」
決定的な証拠はまだ十分ではないのでテスト結果は灰色。
3) Undue official influence on trials and juries
[日本語訳とテスト結果] 「裁判や陪審員に公然と不当な影響を与える」
日本の司法府の裁判官は既に政権及び行政府と癒着しているので公正な裁判はもはや期待出来ない。
テスト結果は黒●
4) Usurpation of undelegated powers
[日本語訳とテスト結果] 「本来委任されていない権力を奪取する」
内閣は本来行政府の事務次官とそれぞれの省の協力のもと祀り事を客観的にこなして行かなければならないのだが、2014年5月に内閣官房に設置された内閣人事局が取り仕切る人事により政権のイエスマンだけを各省の幹部に任命する事が可能になった。テスト結果はまっ黒●。
5) Seeking a government monopoly on the capability and use of armed force
[日本語訳とテスト結果] 「政府が(個人の)武力の能力と使用に関する独占を追い求める」
米国では個人が銃を持つ事は権利と見なされているのでこれを制限する事は暴政であると言う立場。テスト結果は白○
6) Militarization of law enforcement
[日本語訳とテスト結果] 「法執行機関の武装化」
これはガンに対抗する為警察官にマシンガンと例えられる様な米国内の事情も繁栄されているが、一般的には警察活動の軍隊化で声をあげる市民に対する威圧が行えると言う事。別の解釈をすれば警察活動の先鋭化とも考える事が出来る。そうすると闇の警察と最近注目される様になった官邸ポリスの存在を考えてテスト結果は黒としておく●
7) Infiltration and subversion of citizen groups that could be forces for reform
[日本語訳とテスト結果] 「改革の力となりうる市民グループへの浸透と壊滅」
解説部には以下の様に書かれている。意訳する「内部にスパイを送り組織を監視する事から始まる。市民グループの指導者を虚偽の犯罪で訴追するのはその兆候である。」経済界、行政府、与党内閣のやり方に反対しうる勢力が消滅してしまった事実を考えるとテスト結果は黒●
8) Suppression of investigators and whistleblowers
[日本語訳とテスト結果] 「捜査官と内部告発者の抑制」
特定秘密保護法が施行されていると言う事実から、テスト結果は黒●
9) Use of the law for competition suppression
[日本語訳とテスト結果] 「競争抑制の為に法律を使う」
解説を意訳すると「主流派が勝利する様、支持者に金銭を与え支持者が対抗する勢力を懲らしめる事より始まる、が公務員自身が不法な行為、活動に関わり、敵対する独立候補を法律を用い抑圧する....」
日本の選挙では札束が飛び交い、対立候補を貶める事例えばその運動員を選挙法違反で恣意的に逮捕、等が選挙の行事の習慣として今でも残っている。最近では参議院選のさなか秋田県庁敷地内で勤務時間中知事と県職員が立候補した候補に向かってかちどきの声を上げる違法すれすれの事をやっている位の民度の低さ。よってテスト結果は黒●
10) Subversion of internal checks and balances
[日本語訳とテスト結果] 「内部チェックとバランスの転覆」
幾つか例が挙げられるだろうが、過去の投稿に2回言及している韓国に対する半導体の部材の「輸出規制」を例に挙げておく。行政府内のチェックとバランスの喪失である。本件が外務省の頭を飛び越して経産省主導で行われていたと聞く。正常なら二国間では経済関係と外交関係は裏腹一体なのだ。この非常識なイデオロギー主導の非礼外交が何時まで続くのやら。更に二大政党制を壊滅させた結果与党に匹敵する勢力の野党が存在せず権力がやっている事のチェックとバランスを行う事無く、手綱の無い狂った荒馬の如くに憲法改正へ向かって突っ走っている政権。よってテスト結果はまっ黒●
11) Creation of a class of officials who are above the law
[日本語訳とテスト結果] 「法律の上に立つ政府職員集団の創成」
先日森友学園事件に関わった、内閣府の命令に従って行動した財務省佐川某やらを大阪地検特捜部が公文書偽造等の犯罪は証拠不十分として不起訴にしたが、この国には正義を行使する手順を整える組織である検察と警察が全くの腰抜けで本来の仕事をかまけているのが判る。又仕事絡みでの女性を手篭めにした山口某が逮捕されないのを見ればこのテスト結果はドス黒いぜ。真っ黒を差し上げよう●
12) Increasing dependency of the people on government
[日本語訳とテスト結果] 「国民の政府に対する依存度を高める」
この古典的なやり方は国民から持っているもの奪い取り、権力を持つ者の要求に答える様であれば奪ったものを見返りに返すやり方。例えば年金支給額これだけ減るよと脅して政権の言う事を聞くのなら考え直してもいいよ、と言う感じか。過去を遡って政権が取った実例を思い付かないのでテスト結果は白にしておく○
13) Increasing public ignorance of their civic duties and reluctance to perform them
[日本語訳とテスト結果] 「市民の義務に対する国民の無関心を広め、それらを実行することを忌避させる」
米国での市民の義務とは投票、国家非常時の兵役、陪審員の仕事等。又先の参議院選挙の争点などの情報も殆ど隠蔽と言ってよい程国民の目から隠し通し無関心を広めていた。更に日本の立法府において十分な審議も尽くさず法律を通してしまう、立法府の国民に対する義務も果たしていない現状。テスト結果は真っ黒を差し上げよう●
14) Use of staged events to produce popular support
[日本語訳とテスト結果] 「段階的な出来事を利用して人々の人気を巻き起こしサポートを産み出す」
ここ一連のお茶の間の話題「対韓輸出規制」を例にだしておこう。テスト結果は黒●
15) Conversion of rights into privileges
[日本語訳とテスト結果] 「権利から特権への切り替え」
この項目の解説は「立証責任が請願者にある適法手続を除き、政府が制限する事を許されていない事まで(人々に対し政府が)免許と許可を要求する。」越権行為。地方自治体ではありそうだ。テスト結果は灰色にしておく
16) Political correctness
[日本語訳とテスト結果] 「政治的正しさ」
この項目の小生の理解不十分故日本語訳正確でないかもしれません。かいつまんでこの項目の解説を意訳すると「殆どの人は差別用語を用いない或はもっと柔らかい言葉に置き換える『政治的正しさ』に影響され易いので差別的見方や差別的態度に対して抑圧的な行動をとってしまい、それが専制的な政府を優位へ導いて行く。」言葉狩りが暴政への道と私は理解している。日本では差別と反差別が共に己の「政治的正しさ」の基準を持っている様である。お互いがお互いラベル張りに忙しい様だ。テスト結果はどす黒い●
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更にこの続きでは専制政治、暴政を避けるにはどうしたら良いかを説明している。
"Avoiding tyranny"
[日本語訳] 「専制政治を避ける事」
「重要なの事は専制の風潮を常に感じ取り、彼らが更に先に進まない様に或は非常にしっかりと基盤を固める前に彼らの力を摘み取る事である。国民は如何なる憲法違反も決して黙認すべきではない。初期の段階で 是正措置を講じなかった場合には、それは更に大変厳しい対策を後ほど講じなければならぬ事を意味し、おそらく其処からの回復には数世紀かかるかもしれない人命の損失や社会の崩壊がおこってしまう。」この例として、始めは善政の様に見受けられたシリアの現政権とその内戦状態及び後始末を想像するだけで上記は誰でも理解可能。この様な内戦状態で何時も誰が犠牲になるのか考えてみて下さい。
さて、16問中黒12point即ち12点、白2point即ち0点、灰色2point即ち1点である。よって得点は満点ではないが13点/16点として現政権は暴政テストにはしっかり合格した。これで思う存分民主主義体制と憲法を破壊出来る。だが日本の3/4の人々に取っては、この政権は暴君、暴政、専制、圧政即ち国民の敵なのである。驚くべき事だがこれが日本の民主主義の実態なのである。つまり現政権は選挙で選ばれた合法性を持ちながら、二大政党下ではない状態で憲法の理念を骨抜きにする悪意或る行為を何年も続けている暴君、暴政(Tyranny)であると結論出来ます。
ここで喚起しておきます。この'Tyranny'と言う言葉は米国の共和党民主党の上院下院の議員達、行政府のスタッフ、軍人達と大統領のみならずその市民の正義心に深く突き刺さる言葉なのです。ですからもしこちら側が言葉を発せば、日本の政治状況を理解してくれると思います。
米国のトランプ政権より願ったり適ったりの圧力を受けている日本の現政権の立ち位置を以上の暴政と絡めて考えてみよう。中東ホルムズ海峡のタンカー運航の安全確保へ向けた米国に拠る有志連合への軍事的な協力要請である。現憲法下での自衛隊の海外での武力行使は不可能なのだが、つまり憲法違反なのだが、自衛隊をホルムズ海峡に派遣する事により、其処で外国の軍隊と交戦した場合には戦力の放棄を定めた日本国憲法を蹂躙する事がおこる訳でこの様な要請は非常に重大な米国による内政干渉と言う事が出来るのである。武力行使を既成事実として更に現政権の改憲の勢いが一段と深化強力になり現憲法がそしてその枠組みと理念が破壊されてしまいそれを日本が永遠に失ってしまう結果となる事は明白なのだが、何故日本の誰も声を出して指摘しないのか。皆さん本当に茹ガエルになってしまったね。
米国の歴代大統領と国務省、国防省が合衆国憲法の理念に基づき「世界の警察官」として米国外のTyranny体制を転覆させてその国から除去して来た歴史からすると日本の現政権を権力から排除するのが筋だが、この暴政を更に加速する様な内政干渉と言う矛盾を何故行うのかを米国の政治勢力や民主団体、そして国際社会に訴えるべきなのである。米国民主党を公然と支持する新聞"The New York Times"にでも寄稿してみても良い。今極めて瑣末なゴシップ記事にうつつをぬかしている時ではない。日本の民主主義体制を転覆させる様なトランプ政権の、この暴政なる政権に対しての、圧力を止めて欲しいと米国上院と下院の議長に書簡を送るべき時なのである。悪政を行うTyrannyを米国が支持するのは日本の3/4の人々の民意に対する侮辱だ。ハーグの国際司法裁判所に米国の圧力の無効化を訴える事も出来るのではないか?誰がこれを行うのか?そんな優長な事言ってられないんだよ!今の日本の民主主義体制を支持する与党の一部と野党が結束して可及的速やかに事をおこさなければ全てが手遅れになってしまう。これに協力する政党が声を上げ国際社会に現政権の行っている日本の民主主義体制の破壊の事実を訴えなければならない。もうこの際自分達野党側の政権交代の非力さなんて様な恥も外聞も無いんだよ。もしかしたらもう遅いのかもしれない。だが一縷の望みを持って皆さん、またこのウェブを読む事はまず無いだろうが無理を承知で特に創価学会の会員の方々、に訴えたい。衆議院選まで待てないのだ。あなた方が暴政を行っている自民党と決別してこの国を平和な国へと3/4の日本国民が再び国政の舵を取り戻し、コントロールし始めるきっかけを作り出して頂けるだろうか?時間が無いのである。もう内密に有志連合の参加にYesとトランプ政権に伝えてあるであろう。小生法律の専門家でないので、何ともいえないのだが、この様な重大な国事の判断を行う時にどの機関が議論して結論を出すのだろうか?立法府?内閣での閣議の決定?誰か教えて下さい。
もし内閣自身が米国に拠る有志連合への軍事的な協力要請の回答を出来る資格があるのであれば、その結果の公表を日本中に行う前にこれを阻止しなければ日本の民主主義はご臨終となる。韓国との貿易戦争や2019年度防衛白書原案での韓国の重要度格下げと言いこの米国の圧力などと、1/4の国民の、あわよくば残り3/4の国民の愛国心を煽って人々の心の操作を行い政権がやりたい事に同調させる手順。まるで原理主義の司令塔がそれぞれの行政府に送り込んでいる配下の者達に向かって、そのタクトを振りオーケストラの様にそれぞれの省庁による政治の出来事を造り出させ、憲法改正と言う一つの流れに合流させる様にショーを進行させている。スマートな奴らだ。今の世の中の一連の動きは彼らのシナリオ通りなのである。これが一連の憲法改正のドラムの音が大きくなりそして早くなって来た理由なのである。彼らに取っては今が憲法改正への集大成の時であり、その突破口なのである。残念ながら彼らが造り出した流れに抵抗する勢力は現在の日本には存在しない。これから最終的に少なくとも1/2の日本の市民がこの暴政に選挙でNoを突きつけ民意を表さない限りトランプ政権内のタカ派からの圧力は弱まらないであろう。
この章の最後にあたり: 問題は王様は裸と言えない国民性でかつ、人々はその裸の王様が暴君だと言えない根性無しなのである。しらけているのがcoolなのではない。この現政権の暴政を引き返せない所まで行かせてしまうのかどうかはあなたの行動に懸かっている。今からでも遅くはないと己に言い聞かせ「さあ、世直しの為に投票へ行こう。」そしてより良き政治、善政に向けた流れに参加しよう。将来を予見しようと努力する人々にとって、政治に参加する事は知的な興奮であり楽しみなのである。政治が楽しければ日本の民主主義の未来は明るい。そして志ある政治家達よ、本当に投票に値する入れ物を用意しておいてくれ。
参考文献等:
[1] "専制政治," ウィキペディア,
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%82%E5%88%B6%E6%94%BF%E6%B2%BB
[2] "一握の砂," 石川啄木, ウィキペディア,
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%8F%A1%E3%81%AE%E7%A0%82
[3] "Principles of Tyranny (暴君の原則)," by Jon Roland (米国にある非営利教育組織"Constitution Society"の創設者),"Constitution Society" のWebより,
https://constitution.org/tyr/prin_tyr.htm
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