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【この男が総理候補の世も末】小泉進次カ 薄気味悪いナルシシズムと勘違い いつのまにか親分≠離れ、結婚まで利用して官邸にへつらう政治家と、偽善のおもてなしの女性の結婚をTV局が夜まで中継のバカ騒ぎ 権力と一体化した大本営マスコミの姿に安倍政権が高笑いしている(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/MbWV0Gdr2B
— KK (@Trapelus) 2019年8月9日
小泉進次郎「薄気味悪いナルシズムと大いなる勘違い」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260089
2019/08/09 日刊ゲンダイ
私物化(C)共同通信社
〈政権は権力であり、そんな権力に対しては、基本的にマスコミは厳しい目を向けるのが少し前までは当然だった。でも今は及び腰で、一部の報道番組やワイドショーのスタッフ、新聞記者や文化人などには、政権を過度に擁護し続ける存在までいるようだ〉
〈マスコミ関係者は恥ずかしい新種の犬から人間に戻り、一度今の政権を冷静に見つめてみたらいかがだろうか〉
日本中が新元号「令和」のお祭りムードに浮かれていた今年5月4日、芥川賞作家の中村文則氏は毎日新聞のコラムで、今のテレビ・新聞記者たちの姿を〈政権守る忠犬たち〉と題してこう評していたが、今回の出来事ほど、中村氏の指摘がズバリ当てはまる時はないのではないか。7日から、テレビのワイドショーが「電撃発表」と大騒ぎしている自民党の小泉進次郎衆院議員と、フリーアナウンサーの滝川クリステル氏の結婚、妊娠報道のことだ。
小泉や滝川が誰と結婚しようが勝手だが、大マスコミがバカ騒ぎしている裏で、来日したエスパー米国防長官が、ホルムズ海峡の「有志連合構想」について岩屋防衛相に参加要請したニュースや、中国を為替操作国に認定する一方、FRB(米連邦準備制度理事会)には利下げを求めるトランプ大統領の矛盾といった重要な報道は、ほとんど取り上げられることなく吹っ飛んでしまった。
首相官邸での結婚会見は公私混同でしかない
国会議員と芸能人のカップルなんて別に珍しい話でも何でもない。それなのに大マスコミが飛びついたのは「ネタの夏枯れ」もあったのだろうと思っていたら違った。ふつうに考えれば新聞ならばベタ記事、テレビもせいぜい20〜30秒程度あれば十分のニュースが、朝から晩までデカデカと報じられているからだ。
何よりも違和感を覚えたのは、首相官邸で行われた囲み会見に異論を唱える記者が皆無だったことだ。自民党担当の民放記者は「政権との距離を縮めようとする政治的メッセージ」なんて珍解説をしていたが、メッセージもへったくれもない。結婚報告の会見を官邸で開くなんて公私混同以外の何物でもないだろう。
本来は記者たちが「ここは私的な結婚発表をする場じゃない。会見するのであれば別会場で」と小泉に促すのがスジだ。それなのにヘラヘラする小泉と滝川を取り囲み、「プロポーズの言葉は?」「指輪を見せてください」とか言っていたから言語道断。さらに囲み取材だけでは飽き足らなかったのか、夜には小泉の地元・横須賀にまで押し掛けて生中継。市民に感想を聞き、真っ赤なドレス姿に“お色直し”した滝川と並ぶ小泉の姿を映して大はしゃぎしていたからクラクラする。
一体、国会議員はいつから芸能人になったのか。政治家の売名行為に加担しているとなぜ、思わないのか。中村氏が呆れていた通り、今のメディアは、批判精神のカケラもない。そうやって、みっともない姿を平気でさらしているから、“マスゴミ”などと皮肉られるのだ。
元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏がこう言う。
「参院選が吉本興業のドタバタ劇でロクに報道されなかったのと同様、今回もこじれる日韓問題など、報じるべき重要なニュースがあるのにもかかわらず、進次郎氏の結婚報道一色にかき消されてしまった。メディアの腐敗、堕落も極まれりと言うべきでしょう。そもそも官邸で会見なんて私物化も甚だしい。疑問や憤りを感じなかった記者は職を辞するべきです」
親の七光(C)日刊ゲンダイ
権力と一体化した大本営マスコミの姿に安倍政権が高笑い |
この調子だと、今後の報道内容も容易に想像がつく。いつ、どこで結婚披露宴を開き、出席者はどこの誰で、引き出物は何か――だろう。そして、おそらく仕上げは、オリンピック・ベビー誕生だ。今のバカ騒ぎがまだ続くのかと思うとゾッとするが、対照的に安倍政権はニンマリだろう。
憲法違反の可能性が高まる「有志連合」の参加や、無理難題を突き付けられることが予想される日米貿易交渉、手詰まり感が否めないアベノミクスなど、内政・外交で厳しい局面を迎えるたびに「小泉・滝川電撃婚」の話題を小出しにすれば、国民の目をはぐらかすことができるからだ。
まったく冗談じゃないが、それ以上に信じられないのは、気の早い民放コメンテーターが「滝川さんの語学力が総理外交に役立つ」などとシタリ顔で解説し、小泉を将来の総理候補と持ち上げていたことだ。
小泉は関東学院大卒業後、米コロンビア大を経て、父・純一郎元首相の秘書となり、2009年に初当選した典型的な「親の七光」議員だ。党遊説局長、青年局長、内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官などを歴任しているとはいえ、国会議員としての実績や成果は何もない。
昨年11月に「週刊朝日」がNPO法人「万年野党」の協力を得てまとめた議員評価でも、小泉は「質問」「議員立法」「質問主意書」の回数がいずれも「ゼロ」の「トリプルゼロ議員」のひとりだった(当時)。ジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「改革派のように位置付けられていますが、参院選の応援演説では争点隠しの発言ばかり。改革どころか、政権の目くらまし役であり、単なる客寄せパンダでした。昨年の総裁選の時も、反安倍の急先鋒とみられながら、安倍、石破元幹事長のどちらを支持するのか最後まで明言せず、官邸の顔色をうかがっていた。要するに保身、ゴマすりが本性なのです」
総理候補と言われるなんて世も末だろう。
考え方は新自由主義のジャパンハンドラーと同じ
しょせんは「やっているフリ感」だけのハンパ者。口先だけだ。オヤジの純一郎元首相も「自民党をぶっ壊す」と威勢のいいことを言って国民の支持、期待を集めたものの、やったことといえば、米国の言いなりになって新自由主義を推し進め、経団連や竹中平蔵らとグルになって格差・貧困社会をつくり、庶民生活をぶっ壊した。
米国留学中、日本外交に絶大な影響力を持つジャパンハンドラー系のシンクタンク「CSIS」(戦略国際問題研究所)の研究員だった進次郎も考え方は変わらないだろう。自民党が野党に下野し、TPP反対と叫んでいた時代からTPP支持を叫び、2010年12月の文芸春秋のインタビューを読む限り、公助よりも自助を重んじるタイプだからだ。要するに年金や社会保障に苦しむ庶民に対して「自分で何とかしろ」という冷酷無比な安倍政権と同じだ。
そんなボンボン世襲議員が何を勘違いしたのか、〈政治家を職業ではなく、生き方として捉えている私〉〈政治という戦場から離れ、鎧を脱いで、戦うことから解放〉などと、勝手に自己陶酔し、これまた五輪招致で「おもてなし」という偽善のセリフで注目を集めた女子アナを連れて官邸を訪ね、結婚を報告に行ったのだから、一体何様のつもりなのか。
繰り返すが、大マスコミが大騒ぎで生中継するほど重大な話じゃないのは言うまでもないし、むしろ報じるのであれば、閣僚でも党三役でもない単なるペーペー議員が、わざわざ官邸に出向いて結婚を報告し、こびへつらわなければならないほど、今の政府・与党が「安倍支配」という異様な空気に包まれているという実態を伝えるべきだろう。
政治評論家の森田実氏がこう言う。
「権力者である政治家たる者は慎みを持って行動するのが当たり前。首相官邸で個人的な結婚会見を開くなど論外です。そんな進次郎氏を大マスコミや自民党が過大評価し、誰も恥ずべきことだと指摘しない。そろってバカ丸出しで、あまりにヒド過ぎます。政権も政権で、それを利用し、日韓問題などから意図的に国民の目をずらそうとしている節がある。許し難く、全く情けない話です」
「忖度」どころか、もはや権力と一体化した大本営マスコミの姿に、安倍政権の高笑いが聞こえるようだ。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年8月9日
【小泉進次郎 薄気味悪いナルシシズムと勘違い】
『この男が総理候補の世も末』
「いつの間にか“親分”を離れ、結婚まで利用して官邸にへつらう政治家と、偽善のおもてなしの女性の結婚をTVが夜まで中継のバカ騒ぎ」
「おかげで“有志連合要請”が吹っ飛んだ…」
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— 梅安亭 (@torufujieda) 2019年8月9日
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