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円高・株安に打つ手なし…それでも消費増税という大愚策
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/259885
2019/08/06 日刊ゲンダイ
年内1ドル100円、日経平均1万8000円割れも(右上から、安倍首相と黒田日銀総裁)/(C)日刊ゲンダイ
米中貿易摩擦の激化や世界の利下げ合戦を受けて、円高・株安が止まらない。今のレベルは序の口で、年内、一層の円高・株安が加速するとみられている。目いっぱいの金融緩和を続けてきた黒田日銀には打つ手ナシ。しかも、安倍首相は予定通り10月から消費税を10%に引き上げる姿勢を変えていない。いよいよ日本経済は崖の下にまっしぐらだ。
◇ ◇ ◇
先週末、前日比453円の大幅安だった日経平均は5日も一時、先週末比570円安をつけ、終値は366円安い2万720円だった。2万円割れは目前だ。 世界経済減速が響き、パッとしない4〜6月決算発表が続いていた。上場企業の純利益合計は前年同期比で8.8%も減っている。そして、何より、スゴイ勢いの円高が株価を押し下げている。 今月1日には、1ドル=109円台だった円相場は、2日に106円台、きのうは105円台に突入。短期間で3円超もの円高が進行した。6月の日銀短観によると、大企業・製造業の2019年度の想定為替レートは、109円35銭だから、輸出企業は大打撃だ。1円の円高でトヨタは年間400億円、日産やホンダは100億円、キヤノンは50億円の利益が消えるといわれている。さらに悩ましいのは、この先、円高要因ばかりが目につくことだ。
金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。
「年内に1ドル=100円を切り、株価1万8000円割れが見えてきました。米国は年内に1〜2回の追加利下げがありそうで、各国の利下げ合戦が激化します。ただ、マイナス金利まで下げている日銀には利下げの余地は乏しい。為替条項などトランプ大統領の円高圧力が強まる中、露骨な為替介入に見える米国債の大量購入もやりにくい。せいぜいできることは、日銀がETFの年間買い入れ額を6兆円から増額し、株価を多少下支えすることでしょうが、円高・株安の大きな流れは止められない」
■「政治判断すればできる話」
日銀は、株価が大幅下落した2日ときのうの2営業日連続で、それぞれ700億円超のETF買いで株安に抵抗したが、焼け石に水だ。これ以上ETF買いを増やすならリスクが大きくなり、将来ヤケドをしかねない。
安倍首相はきのうの政府・与党連絡会議で「わが国経済への影響が一層懸念されている。リスクが顕在化する場合は機動的なマクロ経済政策を躊躇なく実行していく」と強調したが、躊躇なくやろうとしていることは消費増税じゃないか。
「世界経済が減速している現下の状況で減税はあっても、増税する国がどこにあるのでしょうか。利下げができない上、増税で日本経済は壊滅的な打撃を被ることになります。利下げはともかく、消費増税の凍結は政治決断すればできる話です」(小林佳樹氏)
政治決断できないなら、安倍首相と黒田総裁はすぐに辞めてもらえないか。
円高・株安に打つ手なし…それでも消費増税という大愚策 https://t.co/pU652C0qYa #日刊ゲンダイDIGITAL
— 真田清秋 (@4kzDimlPtD0FHqB) 2019年8月6日
安倍政権【世界一の愚策】円高・株安が止まらない 年内1ドル100円 日経平均1万8000円割れも利下げできず躊躇なく消費増税 日銀は、株価が大幅下落した2日ときのうの2営業日連続で、それぞれ700億円超のETF買いで株安に抵抗したが、焼け石に水だ。これ以上ETF買いを増やすなら...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/iWTyVcEqHf
— KK (@Trapelus) 2019年8月6日
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