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#参院選 後の政局。与党は #公明 党、野党は #れいわ新選組 がカギを握りそうです。それぞれの戦略や思惑とは。https://t.co/C1SNiJrV74
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年7月31日
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安倍政権を揺さぶる「与党内野党」 解散政局に立ちふさがる公明党の「本音」=ジャーナリスト・鈴木哲夫
https://mainichi.jp/sunday/articles/20190729/org/00m/010/001000d
2019年7月31日 05時00分(最終更新 7月31日 05時00分) サンデー毎日
当選確実の報を受け、山本太郎代表(右)と喜ぶれいわ新選組の木村英子氏=東京都千代田区で2019年7月22日午前1時15分、小川昌宏撮影
▼参院選「兵庫」「大阪」綱渡り選挙の舞台裏
▼れいわ・山本太郎代表「野党結集論」
史上2番目に低い投票率で盛り上がりに欠けた先の参院選。与党で安定過半数を確保した安倍晋三首相は、浮かれてばかりはいられない。永田町では次期衆院選に向けた与野党の動きが早々と活発化している。特に公明党に「不穏情報」があるというが……。
「必死でやってくれた支援者に感謝する意味で高らかに勝利宣言しているが、それほど甘くはない」
公明党のベテラン議員がそう指摘するのは、参院選投開票の翌日7月22日付機関紙『公明新聞』の記事だ。
〈結党以来、過去最多議席に並ぶ歴史的な金字塔を打ち立てることができた。(中略)前回に続き過去最高となる14議席を勝ち取った。非改選の14議席を合わせた28議席は、1977年の参院選で達して以来の陣容だ〉
ベテラン議員が続ける。
「確かに目標の14議席を獲得したが、金字塔でも何でもない。問題なのは議席数よりも比例票だ」
公明党の先の参院選の比例票は約654万票。実は前回の2016年に比べ約104万票も減らしたのだ。
そもそも公明党の比例票については、「700万票ライン」という党内の大方針がある。最大の支持母体・創価学会の組織票、つまり「雨が降っても槍(やり)が降っても投票に行く組織票」が全国に700万票あり、さらに選挙運動によって800万、900万と積み上げていくのが基本戦略だ。ところが、17年の衆院選では比例票が700万票を切り、今回はそれをさらに下回った。組織票、支持拡大票を合わせても700万票に到達しないのは、かなり深刻な事態なのだ。
「今回は投票率が48・80%と低く、組織票を持つうちが相対的に押し上げられた。選挙区では兵庫と大阪は本当に危なかった。兵庫にはどれだけの学会員を投入したことか」(公明党幹部)
学会の関東地区の支部幹部もこう話すのだ。
「基礎票が確実に落ちてきたのは高齢化、そして世代交代がうまくいっていないことが理由だろう。安全保障や経済政策で自民党に追随するようになり、婦人部などに不満も溜(た)まっている。次は総選挙。『平和』『大衆と共に』といった党の原点回帰を果たし、組織を立て直すしかない」
そうなれば首相の政権運営に影を落とすことになる。同幹部はこう断言した。
「9条を含めた憲法改正は支援者のアレルギーが強い。次期衆院選までは、改憲の国会発議などうちは絶対にノー。マスコミ報道ではうちは改憲勢力にカウントされているが、大間違いだ」
さらに、自民党は今回10議席マイナスとなり、参院の単独過半数を失った。改憲どころか、公明党の協力なくしてはその他の法案さえも通せない。安倍政権はこれまで以上に公明党に気を使わざるを得ないのだ。
公明党は組織再建に向けて「あらゆる政局で与党内野党の姿勢をより強く打ち出すことになる」(同)。党前代表の太田昭宏元国土交通相が守ってきた衆院東京12区が代替わりし、また大阪を中心に近畿の選挙区では日本維新の会との住み分けや駆け引きも落ち着かない。こうした状況から「解散は反対」(前出・党幹部)。当然ながら、安倍首相の解散シナリオにも影響を及ぼすことになる。
一方の野党。注目はれいわ新選組だ。参院選公示前日に、山本太郎代表は私とのサシの取材でこう言った。
「与野党のパイを削りにいこうという気はさらさらない。そんなセコイことは考えていません。とにかく無党派層に語りかけたい。小沢一郎氏や同じ会派だった国民民主党方面からは、票の掘り起こしは難しいだろうと言われるが、私は『できる。それをやらせてください』と言ってきました」
山本氏は見事にそれを実現した。参院選では東京選挙区から比例に回った山本氏が99万票以上を獲得。これは01年に参院比例で非拘束名簿式が導入されて以降最多の記録だ。山本氏が落選したとはいえ、今回から導入された特定枠1位の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後(ふなご)靖彦氏、同2位の重度障害者の木村英子氏の2人が当選。閣僚経験のある自民党のベテラン議員がこう話す。
「山本氏にはしたたかで高度な政治センスがある。重度障害者を国会に送り出す発想など、既成政党には真似(まね)できない。『消費税ゼロ』も有識者と綿密に議論して打ち出した政策で、米国の前回大統領選で起きたサンダース現象のように、若者や社会的弱者を掘り起こしたと見るべきだろう」
野党各党がれいわに秋波送る
選挙後、落選は想定済みとばかりに「総選挙に出る。れいわで100人擁立。ただし、野党が一つになるのが望ましい。それができなければ単独で出す」と語った。その山本氏、私の取材には野党結集の起爆剤になる意思をこう示した。
「野党がまとまり、大きな受け皿となれるなら、(れいわは)やる必要がないと思っていた。それができなかったから行動した。いまの政治に足りないのは緊張感。野党側がガチンコで喧嘩(けんか)するという姿勢を見せるしかない。ただ、数の力では野党側が圧倒的に弱い。もう体を張るしかない」
現に先の参院選では、選挙区の共産党候補や立憲民主党候補の応援に入り、宮城などでは立憲候補を勝たせる原動力となった。
「本来なら野党全体のリーダーである立憲民主党の枝野幸男代表がやるべきことだ。枝野氏が野党結集のためにやるべき役目を、山本氏は行動で示した」(国民民主党幹部)
選挙後、野党各党は「(連携で)コミュニケーションを深めたい」(国民民主党・玉木雄一郎代表)などと総選挙に向け、れいわに秋波を送っている。与党の選挙のプロは「山本氏が東京選挙区のどこに出てもうちは負ける」(自民党選対幹部)と警戒するが、山本氏は「どこに出るかはギリギリまで言わない。そっちのほうが楽しいでしょう」と笑う。
「たとえば安倍首相、または小泉進次郎氏の選挙区など、野党結集のインパクトを考えて決めるだろう」(前出・自民党閣僚経験者)
参院選後の政局。与党は公明党、野党はれいわがカギを握る。
(ジャーナリスト・鈴木哲夫)
すずき・てつお
1958年生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経てフリー。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描く。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。近著『戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉』『石破茂の「頭の中」』
全て、山本太郎さんの思惑通りだな。
— アズマ (@k30W8mQ7x4sa6OS) 2019年7月31日
興味深い。衆院選後はYES ってことだね!#公明党 #毎日新聞 ないす!
— hiroshiSD #アベスガアソウにさようなら (@hiroshiSD) 2019年7月31日
「9条を含めた憲法改正は支援者のアレルギーが強い。次期衆院選までは、改憲の国会発議などうちは絶対にノー。マスコミ報道ではうちは改憲勢力にカウントされているが、大間違いだ」https://t.co/zqOUEH50IY
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