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弁護士3人が参戦 裁判所に「不法行為」と認定されはじめた 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259070
2019/07/26 日刊ゲンダイ お互いを認め合う憎悪のない世の中は来るのだろうか(C)共同通信社 高齢者を中心としたネトウヨブログの読者が弁護士を大量懲戒請求した前代未聞の“事件”を追ったこの連載も最終回だ。7月12日には大きなニュースが飛び込んできた。 <札幌の弁護士が提訴へ朝鮮学校補助停止反対で懲戒請求の道内52人>(北海道新聞) 不法な懲戒請求に対する新たな訴訟が提起されるというのだ。北海道新聞によると、札幌弁護士会に所属する弁護士3人が、人種差別を目的とした不当な請求で精神的苦痛を受けたとして、道内の請求者52人に対し、計1650万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こすという。 多くの弁護士が沈黙を守る中、7人の弁護士のみが提訴に立ち上がっていた。そこに3人の弁護士が“参戦”するというのだ。さっそく原告の1人、島田度弁護士に連絡をとって話を聞いた。 「私たち3人は日頃から北海道でヘイトや差別と闘い、また闘う人たちを支援しています。そのことで狙われました。懲戒請求した人たちは社会的に責任ある立場の人だと思われます。不当なことはけっして放置できません。労働弁護団で活動を一緒にしていた嶋ア量弁護士らの姿に背中を押されました」 弁護士の非行に対する懲戒請求は市民にとって大事な権利のひとつだが、今回は「朝鮮人が日本を支配する」などという荒唐無稽なデマを垂れ流すブログに“指示”されるまま、自分とはまったく関係のない弁護士に処分を求める請求をしたというのだから、責任は軽くない。すでに被告の懲戒請求者に55万円の支払いを命じる確定判決も出ている。 裁判を続ける佐々木亮弁護士は言う。 「これまで判決が出ているものはすべて、不法行為が認定されています。読者には目を覚まして欲しい。『ネトウヨ』と呼ばれる人たちが、ここまで理屈が通じないとは思わなかった。札幌の提訴は目を覚ますきっかけになるから歓迎します」 同じく、嶋ア弁護士はこう話す。 「訴訟を提起して、改めてこの問題の深刻さを実感しています。ネトウヨたちの最終目的は弁護士を懲戒請求で威圧し、ネトウヨが嫌悪する弁護士の人権活動を萎縮させることです。弁護士が不当懲戒請求にあらがうことは、私たち弁護士の力を必要としてくれている多くの市民の力にもなると信じています」 懲戒請求された弁護士たちは当然ながら誰ひとり、ブログ主が言うような「日本人の敵」には見えなかった。不当なことと闘う姿勢しか感じられない。 一連の裁判が終わった時に、社会が憎悪のない良い方に向かっていることを願うばかりだ。 (おわり) 三宅雪子 ルポライター 1965年3月5日、米国ワシントン生まれ。玉川学園女子短期大学、共立女子大学を卒業後、民放テレビ局に21年間勤務。元衆議院議員。 父は三宅和助元シンガポール大使、祖父は石田博英元官房長官。著書に「福祉と私 〜『支えあう社会』を国政の場から〜」
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