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2019年 07月 19日
今日は、マジで「日本がアブナイ!」が思うニュースを2つ。
一つは、安倍首相が、北海道で自民党候補の応援演説をしていた時に、「安倍辞めろ」「増税反対」などの野次を飛ばした人たちが、警察官によって移動、排除されたという話。
識者は、ここれは「表現の自由」を侵害する行為で問題があると指摘。立憲党の道連も警察に抗議し、このような対応が全国に拡大しないように再発防止を求めたのであるが。何と17日には、滋賀県でも警察が動いたという。(゚Д゚)
もう一つは、米国が19日に(イランの制圧&戦闘もアタマに置いて)ホルムズ海峡で活動する有志連合の説明会を開くのだが。日本も現地の大使館員を説明会に出席させるとのこと。
しかも、来週には、米国タカ派のボルトン大統領補佐官が、わざわざ日本に来て、河野外務大臣らと会談を行なうという。(・o・)
安倍首相は、参院選で勝利したらすぐ、自衛隊の有志連合参加などを前向きに検討する可能性が大きいと思われ・・・。<全国で安保や自衛隊の活動について訴えて、ご支持をいただいたとか言ってね。^^;>
いよいよ、マジで日本がアブナくなって来た。(@@)
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さて、参院選の投票日まであと2日。(・・)
自由民主党は、アンチ安倍勢力が「演説妨害」を行なっているとして、安倍首相(総裁)の応援演説の日程を隠して、ステルス応援を行なっているのだが。<『総理コールを求める自民〜安倍、応援も選挙もステルス?+広島で岸田、菅の仁義なき戦い』>
以前も書いたように、自由民主主義の国の首脳が、政策に反対する人たちからプラカードやシュプレヒコールによる批判を受けるのはよくあることだし。<逆に、もし国民が全員、「総理」コールを行なうようになったら、それこそ不自由で非民主的なアブナイ国になる。>
判例によれば、「演説妨害」とは「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」だし。あとは脅迫的なことを言ったり、暴れたりするなどして演説者や他の聴衆に危害を及ぼすなどの問題がない限りは、演説妨害行為とは言えないだろう。(-_-)
しかし、もはや独裁化しつつある安倍政権は、力で批判的な国民を押さえつけ始めており、かなりアブナくなっている。_(。。)_
15日に安倍首相が北海道の札幌で選挙の応援演説を行なっていた際、「安倍、辞めろ」などの批判的な野次を行なった聴衆を、警察官が取り囲んだり、腕をつかんだりして制圧、移動、排除したとのこと。(゚Д゚)<刑法をかじると有形力の行使か〜、とか言いたくなったりして。(・・)>
立憲民主党の道連は、これに対して、警察による同様の対応が全国に広がったり、参院選中に国民が萎縮し自由に政権批判をできなくなったりしかねないと指摘したのだが。
18日に、滋賀県の大津で首相が演説を行なった際も、警察官が動いたという。(@@)
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『15日に札幌市中央区であった安倍晋三首相の参院選の街頭演説の際、演説中にヤジを飛ばした市民を北海道警の警官が取り押さえ、演説現場から排除した。道警警備部は取材に対して「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明。だが現場では、警察官は声かけすることなく市民を取り押さえていた。
安倍首相はJR札幌駅前で同日午後4時40分ごろ、選挙カーに登壇。自民党公認候補の応援演説を始めた直後、道路を隔てて約20メートル離れた位置にいた聴衆の男性1人が「安倍やめろ、帰れ」などと連呼し始めた。これに対し、警備していた制服、私服の警官5、6人が男性を取り囲み、服や体をつかんで数十メートル後方へ移動させた。また年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた。いずれのヤジでも、演説が中断することはなかった。現場では、多くの報道陣が取材していた。(朝日新聞19年7月15日)』
『これに先立ち、安倍首相が市内にある地下道を小走りで移動した際も、大声でヤジを飛ばす若い男性がおり、私服姿の警察官数人が男性を現場から数十メートル移動させた。
一方、安倍首相が市内の繁華街で選挙カーの上から演説した際には、中高年の男性が「安倍帰れ」などと叫び、周囲の支持者らが「おまえこそ帰れ」と叫び返すなど現場は一時騒然となったが、警察官は静観していた。
道警警備部は、興奮した状態で繰り返し大声を出したために排除したと説明。「聴衆とのトラブルが懸念され、移動するよう声を掛けたが応じなかった」とし、通常の警察活動の一環だったとした。男性らの行動が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)にあたるかどうかについては確認中とした上で、「移動を促したのは公選法違反を念頭に置いたものではない。ヤジを飛ばしただけで排除したわけではない」とした。
現場の映像を見た札幌弁護士会の猪野亨弁護士は「聴衆の言動は良識の範囲で自由であり、強制的に排除するには相応の根拠が必要だ。今回は聴衆がつかみかかるような衝突しそうな雰囲気があるといった理由は見当たらず、過剰警備と感じる」と述べた。【岸川弘明、山下智恵】(毎日新聞19年7月15日)』
『公選法は「選挙の自由妨害」の一つとして「演説妨害」を挙げる。選挙の「演説妨害」について、1948年の最高裁判決は「聴衆がこれを聞き取ることを不可能または困難ならしめるような所為」としている。
松宮孝明・立命館大法科大学院教授(刑法)は「判例上、演説妨害といえるのは、その場で暴れて注目を集めたり、街宣車で大音響を立てたりする行為で、雑踏のなかの誰かが肉声でヤジを飛ばす行為は含まれない」と話す。むしろ連れ去った警察官の行為について「刑法の特別公務員職権乱用罪にあたる可能性もある」と指摘。「警察の政治的中立を疑われても仕方がない」と話した。(朝日新聞19年7月15日)』
『道警は16日の朝日新聞の取材に「トラブル防止と、公職選挙法の『選挙の自由妨害』違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明していた。しかし17日には、公選法違反については「事実確認中」とした上で、行為の法的な根拠については「個別の法律ではなくトラブル防止のため、現場の警官の判断で動いている」と説明。対応に問題がなかったのかとの質問には「今の時点ではない」と答えた。(朝日新聞19年7月16日)』
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『立憲民主党道連「表現の自由を著しく損なう」 首相やじ排除で北海道警に申し入れ
安倍晋三首相が15日に札幌市で参院選応援の街頭演説をした際、ヤジを飛ばした数人が北海道警に排除された問題を受け、立憲民主党道連の道下大樹副代表らは18日、「公権力の乱用で表現の自由を著しく損なう」として、道警に再発防止を申し入れた。
15日は「安倍辞めろ」「増税反対」と叫んだ男女数人が報道陣の前で排除され、専門家から「過剰警備」との指摘が出ている。同党道連によると女性が18日に道連を訪ね、当日に安倍首相に批判的な内容のプラカードを持っていたところ、道警側に行動を監視、制限されたとも明かしたという。
道連は警察による同様の対応が全国に広がったり、参院選中に国民が萎縮し自由に政権批判をできなくなったりしかねないと指摘。「いずれの場でも自らの思いを声にすることは保障されるべきだ」と申し入れた。【澤俊太郎】(
『ヤジ飛ばした男性、警官に囲まれる 大津で首相の演説中
(略)安倍首相は18日午後5時過ぎ、JR大津京駅前にとめられた選挙カーの上で応援演説を始めた。男性は、首相の演説開始前からヤジを飛ばしており、5人ほどのスーツ姿の警察官によって、会場端の駅高架下のフェンスに押しやられた。男性はこのときも「安倍辞めろ」などと声を上げ、動こうとしたが囲んだ警察官らに止められている。
滋賀県警の広報は18日午後7時前、朝日新聞の取材に「(大津京での事案は)聞いていない」と話した。(朝日新聞19年7月18日)』
次に、米国の有志連合の話を・・・。<<関連記事『国民は米と連合でイラン派兵してもいいの?有志連合、交渉進む。早くも英とイランが小競り合い』>
イランとの関係が悪化している米国は19日に、ホルムズ海峡の船舶護衛を目的とする有志連合構想の説明会を行なうと発表。日本も、現地の大使館員が出席させるという。(@@)
しかも、ブッシュ政権時代からのmewの天敵・ボルトン氏(超タカ派&イラン強硬派のヒゲ親父)が、おそらくは有志連合の参加を説得するために、来週、わざわざ日本を訪れて、河野外相や谷内国家安全保障局長と会談する予定だというのだ。(・o・)
『ホルムズ海峡警備構想を説明へ=米主導、船舶護衛を目的とする有志連合構想について、19日に概要を説明すると明らかに
【ワシントン時事】米国務省は16日、中東ホルムズ海峡などでの船舶護衛を目的とする有志連合構想について、19日に概要を説明すると明らかにした。イラン情勢が緊迫化する中、各国と連携し、それぞれが護衛艦艇を派遣することで民間船舶の安全を確保したい考えだ。
国務省当局者によると、フック・イラン担当特別代表がイラン沖のペルシャ湾とオマーン湾、両湾をつなぐホルムズ海峡の海洋安全保障イニシアチブについて説明する。国防総省の代表者も同席するという。
国防長官に指名されたエスパー陸軍長官は16日、上院軍事委員会の公聴会で、英海軍フリゲート艦がイランの精鋭部隊「革命防衛隊」による英タンカー拿捕(だほ)の試みを阻止したことに触れ、「事態が制御不能になるのを防いだ」と指摘。「軍事衝突を避けるためにこうした形の(船舶護衛)構想を計画している」と語った。(時事通信19年7月16日)
『西村康稔官房副長官は18日の記者会見で、中東ホルムズ海峡などでの船舶護衛のための有志連合構想について、「米国での説明会に現地の大使館員が出席する予定だ」と明らかにした。
説明会は19日に開かれる。
西村氏は、政府の検討状況に関し「米国をはじめ関係国と連携しつつ、中東における緊張緩和と情勢の安定化に向けて外交努力を継続していく」との考えを重ねて示した。(時事通信19年7月18日)』
『ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が来週日本を訪れ、河野太郎外相や谷内正太郎国家安全保障局長と会談する方向で調整していることが分かった。
日本政府関係者が18日、明らかにした。米国は中東ホルムズ海峡などで船舶の護衛に当たる有志連合結成を目指しており、対イラン強硬派のボルトン氏が自衛隊の参加を求める可能性もある。(時事通信19年7月18日)』
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冒頭部分にも書いたが、もしこの参院選で安倍自民党が、それなりの議席をとって勝利すれば、安倍首相&仲間たちは、ますます図に乗って、やりたい放題の国政を行なうだろうし。
以前にも書いたように、「湾岸戦争の屈辱」のリベンジを考えて、有志連合への参加、もしくはその他の形で、何とか自衛隊を派遣することを考える可能性が大きい。(-"-)
<自民党に投票しておいてor選挙に棄権して自民党を有利にしておいて、選挙が終わってから、自衛隊の海外派遣は反対だとか言っても、遅いんだからね。(・・)>
どうか野党やメディアは、応援演説の際の警察の介入や有志連合のニュースもしっかりと国民に伝えて、どうか国民に考える機会を提供して欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
<京都スタジオの放火事件は多数の死傷者を出した痛ましいもので、TVなどが大きく取り上げるのも当然だとは思うのだけど。<死傷者にお見舞い申し上げたい。屋上にも出られなかったようだし。避難経路が確保されていたのかも気になるところ。>
参院選に向けての政治の情報や、自民党議員のセクハラ、暴力問題などが扱われなくなるかと思うと、「う〜ん」とうなってしまう。_(_^_)_>
THANKS
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