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6月 29, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<ロシアのプーチン大統領とメイ英首相は28日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて大阪市内で会談した。
メイ氏はロシアが他国への干渉やサイバー攻撃といった「無責任かつ安定を脅かす行動」を改めない限り、英ロ関係の「正常化」はあり得ないと断じた。
英首相報道官によると、メイ氏は2018年3月に英南部で起きた元ロシア軍情報員らに対する神経剤を使った暗殺未遂事件について「受け入れ難い行為」と強く非難。英国はロシアが関与した「動かぬ証拠」を持っていると述べ、容疑者に対する裁きを求めた。
インタファクス通信によれば、ロシアのペスコフ大統領報道官は事件に関する両首脳のやりとりは通訳のみを交えた形で行われたと明かし、「(メイ氏は)必要な回答を受け取った」と語った>(以上「時事通信」より引用)
メイ英国首相は女傑というべきだろう。その明確な対ロ姿勢はプーチン氏の暗殺多用に対する英国の人権尊重を国際社会に印象付けた。自由主義陣営の盟主・米国がトランプ氏によりメチャクチャに崩された今、メイ氏の強硬姿勢は爽快ですらある。
それに対して北方領土で散々馬鹿にされ経済援助だけ「食い逃げ」された安倍氏は何も言えないでいる。中国のに対してでさえ、少しニッコリとすれば「来年桜の時期に国賓として招待する」と欣喜雀躍状態だ。この軽佻浮薄さはメイ氏の女傑ぶりとは好対照だ。
ドイツ紙は安倍氏を「八方美人」だと批評している。アジアの先進国として中共政府に「人権侵害」を批判して欲しいと日本政府に期待しているチベットやウィグル対失望を与えている。東南シナ海で日中対立の構造が何ら解決も前進もしていないにも拘らず、習近平氏の差し出した握手の手に縋りついて「国賓招待」までしてしまう野放図さに腰を抜かしているのではないだろうか。
外交とは表向きは筋を通して、水面下で妥協を探るものだ。しかし安倍自公政権は表も裏も妥協を求めている。相手にとっては御しやすい愚かな相手でしかない。
英国は亡命して来たロシア・ジャーナリストをプーチン氏の手下と思われる暗殺者により殺害された。それは明確な主権侵害だ。メイ氏は英国が本気で怒っているとプーチン氏に伝えた。英ロ外交で一本取った形だ。
日本はプーチン氏にやられっ放しだ。習近平氏にもやられっ放しだ。トランプ氏にもやられっ放しだ。安倍無能・無策外交が日本にもたらした国益の損失は甚大だ。そのことを明確に批判しない日本のマスメディアは腐り切っている。彼らもまた日本の国益を決して守ろうとしない連中だ。
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