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「財政規律論」という大嘘を暴くMMT理論。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/205.html
投稿者 笑坊 日時 2019 年 6 月 19 日 17:39:37: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

https://okita2212.blogspot.com/2019/06/mmt.html
6月 19, 2019 日々雑感(My impressions daily)

<「財政赤字は問題ない」という米国生まれの新理論が話題になっている。「Modern Monetary Theory」、略称「MMT」といい、日本語では「現代金融理論」「現代貨幣理論」などと訳される。

同理論提唱者の米学者が日本のアベノミクスが実例だと主張し、国内でも論争に発展している。その背景とは。

MMTは、通貨発行権を持つ国家は紙幣を印刷すれば借金を返せるのだから、財政赤字で国は破綻しないと説く。実際には通貨を発行する中央銀行が国債を買いいれるということだ。提唱者であるニューヨーク州立大のステファニー・ケルトン教授は「民主社会主義者」を自称するバーニー・サンダース上院議員のアドバイザーで、民主党左派が医療保険など低所得者支援や環境対策のため財政支出を拡大するべきだという主張の理論的根拠になっている。

不況の時に国債を発行して公共事業を拡大して景気を回復させるという「ケインズ経済政策」はいくらでも例があるが、これは短期的政策で、ケインズ自身も、景気が回復して税収が増えたら国債の借金を返すと言っている。

MMTが単なる財政出動と違うのは、長期的に財政赤字を続けてもいいということだ。といっても、いくつかのポイントがある。まず、国債を発行するという時、自国通貨建てというのが大前提だ。アルゼンチンなどの途上国の例を見るまでもなく、ドル建て債券を国際市場で発行し、自国経済が悪くなって返済できなくなり、債務不履行になることがありえるからだ。そう考えると、基軸通貨国であるアメリカのほか、国債を国内で消化できる日本などはMMTが可能ということになる。欧州連合(EU)のユーロ圏は、各国が自由にユーロを刷れないから、ギリシャのように財政破綻状態になりうるので、MMTはできない。

もちろん、お札をバンバン刷ればインフレになるというのが経済学のイロハで、MMTも、「インフレとならない限り」と前提条件をつける。ただ、MMT論者は、簡単にハイパーインフレは起きないし、兆候があれば財政を正常化すればいいと主張し、そもそも通貨発行と課税によって秩序ある財政赤字を続けられると考える。課税については、財政を賄う面とともに、再配分(格差是正)や温暖化防止といった政策誘導の道具として積極的に位置づけてもいるのは左派らしい一面だ。

この話が日本に飛び火した。ケルトン教授が「日本はMMTを実証している」と言っているというのだ。確かに、日本の国と地方の長期債務残高は2019年度末にGDPの2倍規模の1122兆円に達する見込みで、日銀が異次元緩和を始める前の2012年度末の1.2倍に膨らんでいるが、消費者物価(生鮮食品を除く)は2018年度も0.8%の上昇にとどまり、財政赤字と低インフレが見事に共存している。

財政法は戦時インフレの教訓から日銀による国債の直接引き受けは禁じているが、日銀は異次元緩和の6年間で計350兆円の国債を市中で買い増しており、実質的に新規発行の国債を丸ごと引き受けているのと同じで、「お札を刷って政府の財政赤字穴埋め」というMMTを地で行く形になっているともいえる。

MMTは国会でも取り上げられた。財政支出に積極的な自民党の西田昌司参院議員が4月4日の参院決算委員会で質問に立ち、「日本はこの20年金利も物価も上がっていない。いつの間にかMMTをやっている」と指摘。安倍首相はMMTを否定しつつ、「確かに(アベノミクスの柱である異次元金融緩和をやったら)国債は暴落し、円も暴落すると言われた。実際は、国債の金利は下がり、円が暴落したわけではない」と応じ、満更でもない様子だった。「安倍政権は消費税増税を2度延期し、財政健全化目標も先送りするなど、財政再建には積極的とは見えないことも、安倍首相とMMTの親和性を感じさせる」(大手紙経済部デスク)面は否めない。

もちろん、財務省は警戒していて、麻生太郎財務相は「財政規律を緩めると極めて危険なことになりうる」と国会で答弁し、黒田東彦日銀総裁も「財政赤字を考慮しないというのは極端な主張でなかなか受け入れられない」と、懐疑的だ。

MMTを巡る議論が日本でヒートアップしてきた背景に、10月に消費税率アップを控えていることがあるのは間違いない。安倍政権は今のところ、予定通り実施する構えだが、景気が曲がり角に来ているのも確か。景気動向指数は「悪化」のサインを発し、1〜3月のGDP統計も内需の弱さを浮き立たせる中、「このまま消費増税を強行することになれば、2014年と同様の景気に大きなマイナスになるのは必至」(エコノミスト)との見方もあり、安倍首相の経済政策のブレーンとされる本田悦朗・前駐スイス大使は消費税の引き上げ凍結を首相に進言している。増税して景気が腰折れするようなことになれば、「だから財政再建を気にせず赤字を増やせばよかったのに」ということになりかねない。

とはいえ、経済運営は国内外の景気動向や為替、金利、財政状況などの総合的な組み合わせの上にある。MMT論者が「インフレになりそうなら増税や金利を引き上げればいい」と言っても、ひとたびインフレに火がつけば、止めるのは簡単ではないし、無理に止めればショックは大きい。自国でお札を刷って赤字を賄うから大丈夫といっても、日本経済が変調をきたせば海外投資家が債券市場や株式市場から資金を引き揚げ、資金の海外流出で円安が進み、輸入インフレという痛みを被る可能性もある。

にわかに注目が高まる「MMT」。その評価が定まるには、まだ時間がかかりそうだ>(以上「Jcastニュース」より引用)


 MMTを簡潔に説明した記事がJcastニュースにあったので引用した。米国からやって来たMMT(現代金融理論)は予てより私たち極めて一部の者が主張していた「金融理論」そのものだ。

 その概要は「家計簿」と「国家財政」は異なる、という単純明快な理論だ。政府・財務相は「日本には1000兆円を超える借金があり、日本国民一人一人が830万円の借金を負っていることになる。だから消費増税して財政規律を取り戻して借金を返済しなければならない」という珍妙な詭弁だ。

 しかし、そのことを日本のマスメディアは大真面目な顔をして国民に「神の御信託」のように報じて、すっかり信用させてしまった。解説番組の「そうだったのか~」でも、政府・財務省の代弁者役を果たしていたのには怒りすら覚えた。

 彼らが「国家財政」と「家計簿」とが本当に同じだと考えているのなら、彼らはもう一度程度の良い大学の経済学部に入りなおすべきだ。そして貨幣発行権を有する国家財政と家計簿とは根本的に異なることを基本から学ぶべきだ。

 そもそも貨幣を大量発行すればインフレになる、というのも誤りだ。需要と供給の関係からインフレは論じるべきだ。貨幣は日銀の「借用証書」に過ぎない。つまり国民から借りている証書だ。いかに借用証書を乱発したとしても借用証書の価値が下落するわけではない。

 それを実証したのが、まさに異次元金融緩和を続けている日本だと、米国の経済学者はMMT理論の正しさをあげている。日本こそがMMT理論の実証国だというのだ。財務省は恥ずかしくないのだろうか。

 だから米国の経済学者は「日本は消費増税すべきではない。むしろ消費税をなくすべきだ」と助言している。総需要不足に陥ってデフレ化経済で「不況」になっているのだから、総需要を創出する「財政出動こそすべきだ」と彼らは主張する。私も全く同感だ。

 インフレは需要と供給の関係で起きる。インフレになると手が付けられなくなる、というが、日本円が現在でも高水準で安定しているのはなぜだろうか。それは経済基盤がしっかりしているからだ。

 まず、日本を取り戻すには「構造改革」をやめて、日本企業の生産性を向上させ、労働分配率を上げて労働者賃金を引き上げるべきだ。それには外国人労働移民など決して実施してはならない。

 つまり安倍自公政権の政治の真逆を実行すれば日本は良くなる。安倍自公政権の政治こそ亡国の政治だから、だ。災害劣等の日本国土を強靭化するために公共事業予算を出せば良い。年金支給最低額も生活保護費を上回る水準に引き上げるべきだ。財源は法人税を元に戻し、富裕層への課税を強化すれば良い。もちろん配当なども総合課税に戻して、課税すべきだ。当然、消費税は廃止して、消費拡大を目指すべきだ。

 私たちの主張が荒唐無稽なものでないことは米国からやって来たMMTでもお解りだろう。財務省や幇間・評論家たちの妄言にこそ騙されてはならない。


 

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コメント
1. 日高見連邦共和国[14385] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年6月19日 17:43:56 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[474] 報告
まあ、端から否定せずに、まっさらな気持ちでお考えください。(笑)
2. 2019年6月19日 18:19:40 : jTGagB6vZA : dlJtNEIzdjJvVy4=[56] 報告
自民党の「日本の未来を考える研究会」はMMT研究会だ。内閣府政務官の安藤裕衆議院議員が事務局をやり、藤井聡、松尾匡、中島剛志、三橋貴明などの先生方が講師となりMMT推進を目的としている。西田昌司衆議院議員も積極的に参加している。

藤井聡先生のインターネットテレビで安藤裕と山本太郎の対談が行われた。両名はMMT推進で全く同調している。

https://youtu.be/2diD4PaBxYI

自民党のMMTと山本太郎のMMTはどこが違うのかはっきり示してもらいたい。

カネのバラマキはいずれにしてもロクナコトはない。政府にしても、日銀にしても限度を超えて金融緩和をやりすぎて国債をこれ以上引き受け手がなくなる。

国も日銀も信用不安に陥ることは目に見えている。日銀は出口戦略をすでに失っている。これ以上金融緩和をやるにはいわゆるヘリコプターマネ−(政府が直接おカネを刷ってばらまくしかないでしょう。

おカネは信用の裏付けがなければ紙くずとなる。太平洋戦の国債が紙くずとなったように。債務は資産を生むから大丈夫と云うが、信用の裏付けがなければ成立しない。ヘリマネを主張する経済学者がMMTを推進している。

3. 2019年6月19日 18:24:33 : R0LxjIRplA : NGt2OHpwRnkwUEE=[10] 報告
早くyesといえ。
4. 2019年6月19日 18:24:55 : HIGCS4IQH6 : Vm5jMnBWUEEwMGs=[1] 報告
野党の中にも、まだまだ財務省の言いなりの財政規律論者が山のようにいます。
あと「アベノミクス」と聞くとそれだけで全否定しないと気が済まない方々もいます。

そこは色々やっかいですが、安倍政権の次を考える野党には「財政再建より今は積極的な財政出動を」という点を重視していただいて「アベノミクス全否定」の方に行かないで「(特に初期の頃の)アベノミクスをはるかに超える」方向での政策をどんどん提案して欲しいです。

「福祉に回すお金は防衛費を削れ」「医療充実か教育充実か、どっちか選べ」じゃなくていいんです。防衛費と関係なく、福祉の予算を増やしたいなら、医療や教育を充実させたいなら、一定のルールのもとに、じゃんじゃんお金を刷ればいいんです。

「そんなうまい話があるか!」とお思いかもしれないけれど、ほんと、端から否定せずに、まっさらなお気持ちで色々と考えてみましょう。遅まきながら…ではありますが、松尾匡さんの本とか参考になると思いますよ。

5. 罵愚[7587] lGyL8A 2019年6月19日 18:33:14 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[402] 報告
 チャンネル桜では藤井聡、三橋貴明、西田昌司などが数年前からMMTを紹介している。わたしも時々見てはいるが、あそこでは三バカ政権の経済政策は評判が悪いから、諸君はのぞかないほうがいい。
6. 2019年6月19日 18:38:22 : kuowujQYsI : VEhRTFVMZE0wSlE=[1] 報告
それなら、60 歳になったらみんなに2,000万円ずつばらまけばいいではないか。
7. あおしろとらの友[2240] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2019年6月19日 19:57:29 : U9vTv2qfgw : b0l5bTNQc2oxTFE=[13] 報告
でも、その”通貨信用”とやら、誰が担保する? 結局、日本の国民だよ、”オマエラ、円 の信用落とすんじゃネーゾ、 しっかり働け!” みたいな。だいたいの人、借金のために働いた経験あると思うが?
8. 2019年6月19日 20:01:29 : RnHbDAyc6g : eEpOTllaQllCMmM=[5] 報告
ほんと安倍信者の高橋、三橋と同じこと言っていて笑える
9. 佐助[6960] jbKPlQ 2019年6月19日 21:03:52 : CBecl62sKU : NVJZRmFlY1paMEk=[34] 報告
通貨の交代期に財政赤字は問題ではない,問題は世界経済が同期波及することを忘れている。


今日では、紙幣を印刷すれば、百倍の赤字を埋めることができる。それなのにナゼ、国家は、紙幣や国債の増発を避けるポーズをとるのか?

年金や保険や消費税を国家は,ピンハネ・使い込み,さらに刷っても刷っても食いつぶしてしまうからだ。

そして、紙幣と国債を増発して穴埋めするとハイパーインフレとなり、米騒動的な全国暴動に波及して、国家が転覆すると恐れているためだ。

インフレ待望論者は、インフレを起こせば、国家や企業の赤字は、手品のように消えてなくなる。と同時に、利益のない低価格に悩む企業を助けられるという妄想を抑えることができない。

金融商品と原材料の値上がりを放置しながら、消費者の所得は増やさないまま、生産工場を海外に移転すれば、どうなるか? その答えは、国内市場が縮小するため、消費者物価のインフレは発生することができない。

そして、輸出の好調のセイで、3年半ごとの景気循環さえ見えなくなる。だから、戦後最大のいざなぎ景気を越えた、と主張できる。こうして、エコノミストの目には、バブルの膨張が頂点に近づく足音は、匂いはしても聞こえない。


1929〜32 年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因。 2007〜10 年にスタートしている第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因。これを認識し対策しないことには,新理論や理屈はいらない。

人類は過去のバブルの反省から、投機の?役や方式を変えるためだ。そこでバブルの正体が見えなくなる。

たとえ、バブルの主体が個人であれ企業であれ投信であれ、又、投機の中心が土地、住宅、ビルであれ株式であれ、又、商業地、リゾート地、観光地であれ、買手が売手の四倍以上になれば、バブルは急激に膨張し、必ず弾ける。

紙幣を土台とした金融商品は、自然に信用を膨張させバブルを発生させる。人間はバブルから教訓を学び、二度と繰り返さないように、制御コントロールしようと努力する、だが、バブルは姿を変えるために、その破裂を予知できない。

まもなくTPPとFTA二国間の交渉に中心が移る。これは第一次世界信用大恐慌前後と同じ状況に突入したことを意味する。かくして、ドルと株の暴落で、第二次世界金融大恐慌の妖怪の姿は、誰の目にも見えてくる。

しかも日本の大王は人民に我慢を強制するだけで、金持ちのかまどの煙しか気にする様子がない。

消費者の購買力を縮小させたまま、人為的にインフレ発生させ、国家と企業の悩みを解消したいというインフレ待望論者の妄想は、雄鶏の首を締め殺せば、早起きから開放されると考えたイソップ物語の寓話とそっくりではないか!

信頼感などが永遠につづいたためしはない。バブルは、信頼感を崩壊させる事件を連続させる。そのため、世界で膨張する巨大なドルのマグマは、地震や火山の爆発のように、出口を求めて徘徊する。

そして我々はあらゆる経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が三分の一以下に激減する世界的金融大恐慌の影響から逃れることはできない。安倍政権が続くならまもなくわかる。

10. 2019年6月19日 22:03:03 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[1468] 報告
⁅西田昌司⁆反皇室?国民民主党の理由無き反抗 / 党首討論で消費増税延期の芽が出るか?⁅桜R1/6/19⁆
.
SakuraSoTV
2019/06/19 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=nLlTKoOe-0A
11. 2019年6月19日 22:39:18 : KBx94iiREA : Ti5xdVF2L0l2UWM=[2] 報告
>>9

 >消費者の所得は増やさないまま
とか
 >消費者の購買力を縮小させたまま

とか、どうしてそれが前提になってしまうのか、わかりません。

積極的な財政出動でお金を回す…具体的には、例えば福祉の分野にドカンと公的資金を投入する。介護士の雇用を国が行って充分な賃金を払うとか。
そうすれば低賃金の代表みたいに言われている介護職の人々の所得が上がって、購買力も増します。あらゆる分野でそういうことをすればいい。
あと、生活保護も増額すれば、それは直接の消費に回りますよね。生活保護で貯金は出来ないわけだから。それだけ購買力は上がります。

「財政出動は国民の生活を豊かにする所に積極的かつ機動的に」は基本です。安倍さんがそうする気がないのなら、野党がそれをすればいいだけのことです。現状では、薔薇マークの人々だけじゃまだまだ圧倒的に少数ですけどね。

12. 罵愚[7592] lGyL8A 2019年6月20日 10:10:52 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[407] 報告
>>8
>ほんと安倍信者の高橋、三橋と同じこと言っていて笑える

 高橋、三橋は、いまは安倍晋三を支持していないよ。世の中の動きについていけない★阿修羅♪のゆでガエル、

13. 2019年6月20日 19:01:45 : 1MQNEMOKDg : QU5RUkQ5dDEuLmM=[1] 報告

https://keieikagakupub.com/38JPEC/adw/?gclid=EAIaIQobChMIwYeeteb34gIVQ3RgCh2cAwAGEAAYASAAEgLJQ_D_BwE

今(本日現在)でも,三橋は安倍総理のスポークスマンとして発信しているぞ。

14. 罵愚[7595] lGyL8A 2019年6月21日 05:13:13 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[410] 報告
 かれらMMT論者は、フィリップス曲線をつかって説明している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9%E6%9B%B2%E7%B7%9A
15. 2019年6月21日 17:26:53 : 0SKGu0iD4I : RTZ2QS5yRWh0aS4=[4] 報告
自民党の一部の議員が着々とMMTの勉強会(まぁ素人にも聞きやすい初歩的な講演会形式だけど)をどうやら継続的にやっているようで、驚きました。
https://www.youtube.com/watch?v=LJWGAp144ak
とかね。

こうい勉強会みたいなの、山本太郎ちゃんは別としても、立憲民主党とかでもしてるんでしょうか。してなさそうだなぁどうも。枝野さんからして財政規律論者だからなぁ…。

リンク先の講演の中では、はっきり「過去の消費増税はタイミング最悪」とか言ってて、政府・与党批判の内容ですが、野党は先を越されっぱなし、もしかしたら太郎ちゃんは本当に自民党と組むかもしれない…とか思いました。

反・緊縮で効果的な財政出動を中心に据えた経済政策をとってくれるなら、べつに野党じゃなくたって応援せざるを得ません。この勉強会のメンバーには私の選挙区の代議士も参加しているみたいだし(って、さすがに今まで自公に投票したことはないけど、このまま野党が財務省のいいなりに財政再建・緊縮路線を堅持するなら考えてしまう)。

頑張れ野党、あなた方の存在意義が問われているぞ。

16. 罵愚[7600] lGyL8A 2019年6月22日 05:00:18 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[415] 報告
>頑張れ野党、あなた方の存在意義が問われているぞ。

 “財政健全化 Vs MMT”の対立構造は“自民党政権 Vs 民主党系野党”ではないし。これからも野党5党の自民政権批判の材料にはなりません。だって、財政健全化は恐怖の三バカ政権でも主要政策の柱でしたからね。
 いまも昔も終始、MMTに反対してきたのは与野党の政治家ではなくて、旧大蔵省…現在の財務省ですよ。つまり、これも、いつも私が主張している“官僚利権”の話題で“国家・国民 Vs 官僚組織”の対立構造の話題なんです。

 あなたのような、なんでもかんでも“自民党保守政権 Vs 左翼革新系野党”の二項対立に落とし込んでしまう思考法は、30年前に冷戦終結とともに消えてしまったのです。世界中で、ただひとつ、この★阿修羅♪ の古井戸に、奇跡的に残った冷戦構造にすぎません。
 そろそろ目をさましていいと思うのだがなぁ〜?

17. 2019年6月22日 09:14:53 : s4mtWdjOKw : VGdVaVBSRm0wQ28=[1] 報告
>>16

 >あなたのような、なんでもかんでも“自民党保守政権 Vs 左翼革新系野党”の二項対立に落とし込んでしまう思考法

私はそんな風に思っていたつもりはありませんでしたが、そう読めてしまったのでしたら、お恥ずかしい限りです、すみません。けれども、もちろん私も、特にMMTを巡る議論などは、与野党対立の構図にはハマらないこと程度は認識しているつもりでおります。

自分が旧来の固定観念にとらわれやすい愚かな人間であることも自覚しているつもりですが、何でもかんでも与野党対決の構図にならないと気が済まない、という気持ちからは自由でいたいとも思っています。アベノミクスの初めの頃には期待しましたし、当時はここでもそんな意味の投稿をしましたが「アベガー」の人々からは、官邸からの工作員扱いでさんざん叱られたものでした。

ただ色々考えると、私は現在の安倍内閣は、経済政策の面ですでに財政再建・緊縮路線になってしまったし、そもそもの彼の右翼的な政治姿勢も元々好きではありません。それならば、野党が積極的な財政出動を経済政策の目玉にしてくれれば支持できるのに…とは思っています。松尾匡氏などによる西欧の新左翼の潮流や経済政策が紹介されている論考などの影響(まぁ早い話が受け売りですけどね)もありますが。

しかしともかく「敵は財務省」なのはハッキリしていて、その点では与野党問わず議員さん個人個人のおっしゃっておられることに注目していかなければならない、と感じているところです。野党はまだまだ「安倍じゃなければそれでいいのだ」ということでアベノミクス全否定が出発点になっている感がありますが、個人的にはそうではない議員さんもおられるようです。でも、そういう政党によらない政治家個人のバラつきを国政選挙の投票行動でどう表現するかは、いつも難しいところだと感じています。

願望を言うなら、野党にはぜひ目を覚ましていただいて、反・緊縮に舵を切って欲しい、野党のくせに財務省の言いなりでは存在意義が無いじゃないか…と思ってしまう程度には古くて頭の固い人間なんですねきっと。まぁ仕方ないのでこのままでいくつもりですが。

お目汚しすみませんでした。

18. 罵愚[7606] lGyL8A 2019年6月24日 05:37:46 : uz7lDD2pDc : N2NMZUNTbUh2M0U=[421] 報告
>>17
 あなたの過去と現在に対するご認識のほとんどを、わたしも共有するものですが、将来に向けての処方箋はちょっとちがいます。わたしは“自民党保守政権 Vs 左翼革新系野党の二項対立”の構造からは、あたらしい構想は生まれてこない。もっと言うと、左翼革新系野党にはなにも期待していないし、むしろ撃滅してしまわなければならない、ゴミくずのような政治勢力だと思います。
 あなたの言うとおり、悪の巣窟は官僚利権です。官僚組織が利権を操縦して国益を吸い盗ってしまう構造こそが、この国の最も深刻な“疾患”だと思います。政治は…与野党を問わず、その下請け機関にすぎません。
 じゃぁ、どうすればいいのか? を考えるとき、わたしは、明治維新以来の近代民主主義さえ疑いはじめています。それほど、根本的な、国家の作りなおしが必要かもしれないと、考えはじめています。

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