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自民が陥った参院選目前の“三重苦” 1人区に逆風で状況一変
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256363
2019/06/18 日刊ゲンダイ 「イージス」に触れず野党攻撃(中泉松司候補総決起大会で、秋田入りした菅官房長官=右)/(C)日刊ゲンダイ 参院選単独でも大丈夫――。自民党は独自調査でそう判断してダブル選を回避するようだが、情勢はどんどん怪しくなっている。 週末15日、岸田政調会長が秋田入り。翌16日は菅官房長官も秋田を訪れた。いずれも参院選のテコ入れだ。秋田選挙区(改選1人区)で自民党から出馬予定の候補者と並び、自民党支持者を前に支援を訴えた。 本来、秋田は自民党調査で「○」の選挙区だった。しかし、防衛省が秋田に配備を予定する「イージス・アショア」(陸上イージス)の調査ミスが発覚し、もはや安泰ではない。焦りもあるのだろう。菅は演説でイージス問題には一切触れず、候補者を一本化した野党の“野合批判”を強調するばかりだった。 17日は岩屋防衛相が秋田に謝罪行脚。しかし、新屋演習場への配備方針は変わらず、県民の怒りは収まりそうにない。 ■西日本の1人区も敗北危機に 来月4日の公示“予定日”まで2週間強。参院選を目前にして自民党は今、三重苦に陥っている。「陸上イージス調査ミス」「日米貿易交渉の密約」「2000万円不足の年金問題」だ。 日米貿易交渉では、安倍首相がトランプ大統領との間で「参院選後」との約束を交わしたことが明らかになり、農産品で打撃を受ける農村票の離反を招いている。3年前の参院選で火を噴いたTPPへの怒りを収めるべく二階幹事長らが農協や農政連などを説得してきたが、「密約」で台無し。鬼門の東北だけでなく、元来、自民党が強いはずの西日本の1人区にも逆風が吹いているという。 選挙に必ず行く高齢者が多い農村部には、「年金問題」の影響も色濃く出てきている。 選挙予想に定評のある政治評論家の野上忠興氏が言う。 「自民党は、前回(3年前)並みの結果で安倍首相の政治責任を問われることはない、とみていましたが、状況は一変しています。焦点の1人区は、西日本でも愛媛、大分、佐賀、徳島・高知などが危なくなり、東北は6県の全敗を警戒し始めました。当然、比例にも影響があり、前回の18議席から2議席程度減らす可能性があります」 安倍首相はきのう、党本部で開かれた全国幹事長会議で参院選への檄を飛ばしたが、内心はビクビクだろう。暗雲が垂れ込めてきた。
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