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2019.06.15
日本のメディアの右へ倣えの「外交の安倍」とは裏腹に、世界は辛らつだ。 日本国内では大手のメディアがこぞって、安倍首相は米国とイランの橋渡し役だとか仲裁役だとか持ち上げてきたが、米国のメディアは安倍首相のイラン行きは初心者プレーヤーだと。 >米紙「安倍氏は初心者」と報道 タンカー攻撃、痛い教訓得た 6/15(土) 7:57配信 共同通信 >米紙ウォールストリート・ジャーナルは14日、安倍晋三首相のイラン訪問中に日本のタンカーが攻撃を受けたことに絡み「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しで報じた。トランプ米大統領が今回の訪問に謝意を示す一方、米国内に日本の中東外交への冷ややかな見方があることを示したと言える。 安倍首相がメディアを引き連れてイラン訪問中に、米国が経済制裁追加、その後、タンカー襲撃事件もあって日本の立場がバカみたいじゃないか。 >日本の指導者による41年ぶりの訪問を終え、米国とイランの対立関係は以前より不安定になった 米国のメディアに、米国イランの対立関係は以前より不安定になったとまで言われて、わざわざイランに一体何しに行ったんだ?と言う感じになって来た。 本当にたまたま見たテレ朝の「正義の味方」と言う番組で、安倍首相がイランに仲裁役と称してイランに行った件を話し合っていた。 国際政治学者の高橋和夫と言う人に話を聞いていたが、この人、ものすごく辛辣だった。 結局安倍首相のイラン訪問の最中に、米国からイランへ新たな追加制裁を発表され、タンカー襲撃事件も起き、成果らしい成果はなかったと。 安倍首相のイラン訪問中のイランへの新たな経済制裁は、米国は何を考えているのだろうと。 結果的にはまるで安倍首相の顔を潰すような展開になっている。 そう思ってみると何か安倍首相の顔がアホ面に見えて来た。 番組では情け容赦もなく米国にハシゴ外され足を引っ張られたと結論付けていた。 それでも日本に帰国すると、大手メディアは、イラン側は高く評価したとか、大きな前進があったとか、いかにも安倍首相のイラン訪問は成果があったかの様な報道をするだろう。 しかしなんで日本のメディアは権力に対して、こうも生ぬるいのだろう。 事前に質問通告書まで出したり、テレビでは毎度御用コメンティターが出て来てヨイショしたり、権力にしっぽを振って良い顔して見せたり、批判とは程遠いところにある。 旧態依然とした村社会ではこういった思考しかできなくなるのか。 国民の知る権利に応えない大手メディアも相当国際感覚から遅れていると思うが。 日本のメデァイの事なかれ主義の姿勢を見ていると絶望的になって来る。 |
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