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「老後2000万円不足」の真犯人(下) (朝日新聞社 論座)
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/883.html
投稿者 肝話窮題 日時 2019 年 6 月 15 日 12:16:26: PfxDcIHABfKGo isyYYouHkeg
 

「老後2000万円不足」の真犯人(下)
退職金も企業年金も揺らいでいる。「退職給付難民」の増加にどう向き合うのか

深沢道広 経済・金融ジャーナリスト
論座 2019年06月12日 より無料公開部分を転載。


■めぐまれた高齢者を前提とした報告書

 金融庁の報告書は物議をかもしたが、現実はもっと深刻だ。同報告書は夫婦いずれかが会社員か公務員で働いていたなど比較的めぐまれた高齢者を想定しているためだ。派遣社員などの非正規労働者や自営業などの場合、老後2000万円でも足りない現実をつきつけた。十分な退職金がなく、低所得で十分な保険料を支払わないため低年金問題が新たに生じる。いわば「退職給付難民」であり、こうした人々は蚊帳の外である。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019061000010_4.jpg
公的年金年金額の分布状況(厚生労働省年金制度基礎調査2017より)

 金融庁の件の報告書は、高齢夫婦無職世帯の平均的な収入と支出を前提としている。とりわけ、平均的な収入の9割以上が公的年金の金額である。報告書は月額19万円の公的年金をうけとるなどして実収入を20万9198円とし、年間約230万円(19万円×12カ月)の安定収入を前提としている。

 高齢者夫婦2人で年間230万円の収入は、夫婦のいずれかが現役世代に正社員の会社員や公務員などで安定的に所得を得て厚生年金に加入していた比較的めぐまれた層だ。単純に1人当たり年間115万円の年金受給できる計算だ。

 厚生労働省の年金制度基礎調査(老齢年金受給者実態調査2017年)によると、公的年金の年金額が年間120万円未満の人は全体の50.4%を占める。非正規労働などで現役時代に十分保険料を納めず、年間84万円未満の人は32.6%に達する。このようなケースであると、実際の年金収入はさらに低くなるので、貯蓄が2000万円あったとしても、当然に足りなくなるはずだ。

■真犯人は厚労省か金融庁か?

 しかし、実態はかなり違う。直ちに足りなくなるわけではないし、貯蓄がその時点で必要となるわけではない。厚労省の国民生活基礎調査の概況(2017年)によれば、高齢者世帯の所得構成は66%が公的年金で、残りを就労などによる稼働所得で補っているのが実態だ。

 金融庁の報告書は実収入のうち、公的年金が9割で稼働所得がほとんどない前提自体がかなりいびつであるといえる。厚労省は実際、4月21日の作業部会で実態を示す上記資料のほか、問題の試算資料を提出した。

 ところが、6月3日にまとめられた報告書には厚労省の実態を示す資料は盛り込まれなかった。金融庁が問題の試算のために、実態を無視して都合のいいデータだけを残したのであろうか。真相は藪の中である。

 金融庁の報告書によれば、60歳代の高齢夫婦無職世帯の貯蓄額は2129万円、70歳以上の世帯で2059万円。貯蓄額が2000万円以上あるのは、若年から財形貯蓄などで自助努力を定期的にコツコツ続けてきたか、定年退職時にもらう退職金の影響が大きい。非正規労働者で働いていると、基本的に退職金はないので、40歳代の派遣社員は「この金融庁の指摘する貯蓄額は夢のまた夢」という。

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高齢者世帯の所得の構成

■「資産形成どころではない」

 金融庁の促す資産形成をするだけの貯蓄すらない人がどれだけいるのか考えてみたい。それが先決ではないかと考えるからだ。実際は金融庁の掲げる「貯蓄から資産形成へ」の前段階、貯蓄すらできていない世帯が一定数存在する実態が浮かび上がってくる。

 金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査(2018年)によれば、20歳代から70歳代の貯蓄額の平均値は1430万円、中央値は609万円だった。中央値は貯蓄額を低い世帯から並べた場合ちょうど真ん中に位置する世帯の貯蓄額を意味する。

 年齢別にみると、20歳代の平均値は249万円、中央値は111万円。30歳代は平均値が660万円、中央値が382万円。40歳代は平均値が942万円、中央値が550万円。50歳代は平均値が1481万円、中央値が900万円。60歳代は平均値が1849万円、中央値が1000万円。70歳代は平均値が1780万円、中央値は700万円だった。

 なぜ平均値と中央値がこれほど乖離するのか。それは「貯蓄がない」と答えた人が相当数いるためだ。

 預貯金などの金融資産を保有しない世帯の割合は20歳代で全体の32.2%、30歳代で17.5%、40歳代で22.6%、50歳代で17.4%、60歳代で22%、70歳以上で28.6%となり、決して無視できる割合ではない。

 貯蓄がない世帯は資金を資産形成に回せる余裕はないと考えられる。約8割の貯蓄がある世帯はまだ恵まれているのだ。

 この問題は複雑で解決は容易ではない。例えば、派遣社員などの非正規雇用で働く期間が長く、低賃金で十分な貯蓄ができないまま、高齢化が進み年金受給を迎えるような場合があげられる。

 筆者は2001年に大学を卒業した就職氷河期世代の1人で、39歳まではフルタイムの正社員で働いてきたが、一時的にフルタイムで働けなくなった経験がある。離職後は健康保険と住民税の支払いでとても貯金できる余裕はなかった。

 政府は就職氷河期世代を支援する方針を掲げているが、長期的には実効性は疑わしい。ハローワークの求人倍率が高くても、求職者側が求人を選り好みして、求人に至らないケースが多いためだ。

 労働環境は求人倍率だけでみれば、改善しているものの、実際にはハローワーク以外で就業する場合も多いので、労働市場の実情を示す指標とはもはやいえない。

■働き方が年金格差助長

 老後資金の柱はかつて退職金と年金だった。しかし、近年この退職給付の柱は揺らぎつつある。若年層を中心に働き方が多様化しているためだ。企業から企業への転職のほか、副業形態で個人が複数の仕事を持つ形式も増えつつある。

 また企業や組織に属さず働く、いわゆるフリーランスの働き方も増加している。ランサーズのフリーランス実態調査によれば、フリーランス人口は2018年時点で1119万人と労働力人口の17%を占めているという。

 確かに、このような働き方は長く働き続けることができる可能性を高め得る。しかし、多くの場合、制度上退職金を受け取れないか、退職金があったとしても低い水準になる可能性が高く、老後の収入の柱である退職給付の点で不利益を被る可能性がある。

 例えば、フリーランスの人が老後十分な年金を確保するためには、最低限の国民年金(老齢基礎年金)のみならず、上乗せ制度に加入する必要がある。政府が推進する副業による収入確保は、本来退職給付と一体で検討しなくてはならないのに、現状は必ずしもそうはなっていない。

 ただ、現役世代の職業は老後の公的年金の受給額に大きく影響する。

 厚労省の年金制度基礎調査によると、現役時代に正社員の会社員中心で過ごした人(=20歳〜60歳まで40年の加入期間のうち20年超が正社員)の年金額(年額)は187.5万円。これに対して、自営業中心に過ごした人(=40年の加入期間のうち20年超が自営業)の年金額は94万円と歴然の差がある。これを30年間でみると、正社員だった人は5625万円受け取れるのに対して、自営業だった人は2820万円しか受け取れない。

 もちろん、この差は現役世代に支払った保険料の差からくる。会社員は会社負担分と合わせ数倍の厚生年金保険料を支払っている。

■揺らぐ退職金と企業年金

 退職給付制度を持つ企業の割合は1992年度には全体の92%に上ったが、2012年度には75.5%まで低下した。主に中小企業が運営していた税制適格年金の優遇措置がなくなることで、多くの企業が退職給付制度自体を廃止したためだ。

 当初は終身雇用を保障していた日本企業だが、雇用される側が定年までの就業を望まず、中途離職者が急増した。派遣社員やアルバイトなど正社員を望まない若年層が増加したのも背景だ。

 今や大学卒の新卒社員は3年で半数が離職するのが常識だが、短期間の就労を繰り返すと退職給付難民になり得るリスクは高まる。まとまった金額の退職金が受け取れないほか、十分な公的年金が得られなくなる可能性があるためだ。

 どのような契約形態で就業するかは個人の選択の問題だが、正社員で厚生年金保険料をできる限り長い期間納めることが老後受け取る厚生年金を増やすことにつながる。

 もっとも、退職給付制度が廃止されているのは、主に従業員規模の少ない中小・零細企業が中心で、企業の運営する退職給付は減少傾向にあるのが実態だ。大企業は労働組合が組織されている場合が多く、制度の廃止には反発が大きい。しかし、中小企業では経営者の意向で制度が廃止される場合も多い。

 政府は2013年の企業年金改革でかつて企業年金の中核だった厚生年金基金を特例措置で解散できるようにしたため、多くが自主的に解散を選んだ。

■退職金額はピークから4割減

 大学卒の定年退職者の退職給付額は平均で1700万〜2000万円程度で、ピーク時から3〜4割減少した。1997年には3203万円あったが、年々減少し、2017年には1997万円となった。これは高齢者の貯蓄額に長期的には影響し得る。

 正社員には多くの場合一定の退職給付が支払われるが、非正規労働者に退職金が支払われることはまれだ。払われるにしても正社員に比べて金額が少ない場合がほとんどだ。一般に非正規労働者は雇用期間が有限で、所得が不安定になりやすく、年金保険料が十分積み立てられず、老後の年金額も低額に陥りやすい。

 旧民主党政権下で公的年金の受給資格は25年から10年に短縮されたことで、これまで年金の受給資格がない人に年金が支払われることになった点では一歩前進だが、保険料の納付期間が短いため、老後受け取る年金額も少なくなる低年金という新たな問題が生じつつある。

https://image.chess443.net/S2010/upload/2019061000010_3.jpg
受給資格短縮で発生した低年金問題(厚生労働省年金制度基礎調査2017より)

■不都合な真実

 報告書はこうした環境変化の事実について言及はしているが、根本的な解決からは目を背けている。 ・・・ログインして読む
(残り:約1487文字/本文:約5628文字)

https://webronza.asahi.com/business/articles/2019061000010.html  

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コメント
1. 2019年6月15日 12:46:49 : TzBcvHCYaM : LnY4TWgwUldDTDI=[1] 報告
くだらん 
いつものアサヒ糞だらけシンブンの糞だらけコラム
火炎瓶かばいで必死出船
2. 2019年6月15日 14:25:20 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[151] 報告

真犯人は愚かな国民と、それを煽る確信犯たち

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56715
年金だけじゃ足りない、知ってて騒ぐ野党とマスコミ「老後2000万円不足」問題、元厚労大臣として伝えたいこと
2019.6.15(土)
舛添 要一
政治?時事・社会?経済?マネー
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金融審議会の報告書の受け取りを拒否した麻生太郎財務相兼金融担当相。写真は、6月7日に開催されたG20「高齢化と金融包摂」ハイレベル シンポジウムに出席した際のもの(写真:つのだよしお/アフロ)
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(舛添 要一:国際政治学者)

 金融庁の金融審議会が公表した報告書、「高齢社会における資産形成・管理」が大きな政治問題となっている。この報告書は認知症の増加なども含めた高齢化社会の問題点を指摘し、必要な資産を投資などによって確保すべきことを主張したものである。金融庁のワーキンググループらしい提案であるが、報告書は、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦は、年金だけだと毎月約5万円の赤字で、死ぬまでに1300万円?2000万円が不足すると記されている。

 このような事実は、何年も前から指摘されていたことであり、何ら目新しい発見ではない。ところが、参議院選を前にして、野党はこれを争点化しようと目論んで、批判の大合唱を始め、これにメディアも追随して「炎上」状態になってしまった。

日本人は年金問題を自分の頭で考えていない
 6月10日の参議院決算委員会でも、政府は防戦に努め、結局、翌11日に、麻生財務相は、この報告者を公式のものでないとして受け取りを拒否した。自らが諮問した内容を記した報告書を受け取らないというのは前代未聞であるが、12年前の年金記録問題、いわゆる「消えた年金」の悪夢が脳裏を横切ったのであろう。

 年金は老後の命綱であり、それだけに皆の関心をひき、容易に政治争点化するのである。しかし、実は、日本人は年金問題について常日頃から自分の頭で考えることをしない。驚くべきことだが、厚労大臣として年金記録問題に対応して、そのことを実感させられたのである。

 年金記録にミスが生じたのには、記録管理システムが紙台帳から紙テープ、磁気テープ、オンライン化と変遷してきたことなど様々な理由がある。そして、基本的には社保庁の杜撰な対応が原因であるが、その背景には国民の無関心があった。現役の若いサラリーマンに30年後、35年後のことを考えろと言っても無理かもしれないが、そのような国民の姿勢が社会保険庁のいい加減な手抜き作業を許してきたのである。

 しかも、日本国民は政府が無謬だと信じている。したがって、政府に任せておけば大丈夫だという「お上(おかみ)信仰」が強すぎて、その信仰の対象である政府・官僚機構を批判しない。

 私は、自民党が惨敗した12年前の参院選の後に、厚労大臣として年金記録問題の対応に当たったが、国民一人ひとりに自分の年金をチェックする習慣をつけてもらうために、「ねんきん定期便」を各人に誕生日に送る制度を作った。年に一度くらいは自分の将来がかかる年金のことをチェックしてもらおうという試みであった。しかし、そこまでしても届いた定期便を開封もしない人もいて呆れたものである。

「天からカネが降ってくる」のが社会保障では…

 金融審議会の報告書も、「人生100年時代」に備えて、ライフステージに応じて自分の資産を形成し、管理する必要性について述べたものである。年金制度が不十分なものであることを説くのが目的ではないのである。


金融審議会がまとめた報告書
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「年金100年安心」は嘘だと野党は訴えるが、この言葉は、所得代替率が50%以上、つまり、現役時代の少なくとも半分は受給できる今の年金を今後も続けていくという意味であり、それもかねてから説明してきている。

「老後は年金だけでは足りない」というのは、総務省の家計調査で公表しており、厚労省もいつも使っている資料である。今回の金融審議会の報告書が野党やマスコミの餌食になったのは、毎月5万円の「赤字」という言葉を使ったことと、95歳まで長生きすることを強調して、「赤字」を30年間続ければ約2000万円になるという掛け算の結果を出したことが理由である。「赤字」という言葉も、「2000万円」という数字も、世間の注目を引く。それを「政治音痴」だと批判されても、大学教授などのワーキンググループのメンバーも困ってしまうであろう。

「天からカネが降ってくる」のが社会保障ではない
 2017年の日本人の平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.26歳である。第二次大戦直後は、「人生50年時代」であり、実際に1947年の平均寿命を見ると、男性50.06歳、女性53.96歳である。過去70年間に男性が31.03歳、女性が33.30歳も平均寿命が伸びている。

 戦後、日本人がいかに長生きするようになったかがよく分かる。平和が続き、経済発展で豊かになり、医療水準の向上したからであり、実にありがたいことで、日本人は自らの国を誇りに思うべきである。問題は、社会保障を含め、戦後に構築された日本の諸制度が、この長寿化を前提にしたものではないことである。

 たとえば、国民年金は1961年4月に開始されたが、この年の平均寿命は男性66.03歳、女性70.79歳である。男性は、60歳で仕事を辞めた後、年金のお世話になるのは5〜6年にすぎない。今ところが、今現在は65歳で定年退職して、15年以上年金に頼ることになるのであり、これでは年金財政が逼迫するのは当然である。

 そこで、年金に依存するのは10年間という基準にすると、男性は70歳まで働き、その後に年金を受給するということである。健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳なので、70歳まで働けるはずである。

「老後に2000万円不足」と大騒ぎしたり、報告書を撤回させたりする非生産的なことを与野党ともやめて、70歳まで働く制度の導入を早急に進めるべきである。これが実現すれば、年金保険料を支払う人が増え、年金を受給する人が減る。年金財政にとっては大きなプラスである。

 社会保障制度というのは、カネが天から降ってくるわけではないので、保険料などの負担を増やすか、医療費や年金などの給付を減らすしかない。70歳まで働き、70歳からの年金支給にすれば、保険料は増収し、年金支給は減る。また、パート労働者も公的年金の対象にすれば、支える側の裾野が広がる。

報告書を「無かったもの」にするのは惜しすぎ…
 もう一つ提案したいのは、在職老齢年金制度の廃止である。これは、働いて収入が増えると年金額が減らされる制度である。大企業の役員などで100万円を超える月給の高齢者にまで年金を支払う必要はないというのは一理ある。しかし、多くの場合は、「定年退職後、現役時代より報酬は少なくても仕事を続けたいが、そのために年金が減額されるのなら、働かずに年金を満額受け取ったほうがよい」と考える高齢者である。

報告書を「無かったもの」にするのは惜しすぎる
 働いても減額しないようにすると、約1兆円の財源が必要であり、それを理由に在職老齢年金制度は継続されてきた。しかし、先述したように、70歳まで働くことのメリットを考えれば、1兆円を遙かに超えると思う。そもそも働いて収入があれば、所得税を払う。収入が増えれば、夫婦そろって外食するなど消費も増えて、その分消費税も支払う。また、生き生きと仕事をし、社会との接点を保ち続ければ、心身ともに健康になる。

 2015年度の国民医療費は42兆3644億円(1人当たり33万3300円)であるが、そのうち65歳以上の医療費は25兆1276億円(59.3%)である。70歳以上で統計をとると20兆2512億円(47.8%)、75歳以上だと15兆1629億円(35.8%)である。70歳以上の医療費が全医療費の実に半分であるが、働くことによってこれが1割減れば、それだけで2兆円、つまり在職老齢年金制度廃止の財源は十分に賄えるということである。

 以上のような議論を展開して、持続可能な社会保障制度を構築することこそ、国会議員の仕事ではなかろうか。金融審議会の報告書は優れた問題提起であり、「もう無くなったもの」にするのは、あまりにももったいないと言える。

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江戸川区が発表した水害ハザードマップは、表紙で「ここにいてはダメです」と示すほど危機感あふれるものだった。都会は水害に弱い。今年も「予想を上回る」豪雨に見舞われる可能性がある。自治体の備えは十分なのだろうか。


3. 2019年6月15日 19:22:12 : OeaNpMZKq2 : ZFpCWm5GREhnMDI=[64] 報告
国は恵まれた年金を、国民に提供するのでないのか?

国が裏切るようなことしてはいけません。

年金運用失敗を国民に謝り、運用責任者の責任取らし、元に戻す迄、許せん。

人の金だから粗末に投資しているのが、安倍だわ。

アホのミックス、その者なり〜

4. 2019年6月15日 19:50:52 : D0QUl32qUN : OWczZmhIbUhDL3c=[438] 報告
誤魔化せる 富裕層だけ 抜き出せば
5. 2019年6月16日 01:15:51 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[222] 報告
「いい生活をするためには月に5万円の自己資金が必要」「95歳までなら2000万円」という解釈はぜんめんてきにまちがっている
なぜなら、
金融庁のデータは現在の年寄りから得たデータであり、彼らの収入は月20万円で支出は25万円というのは事実なのだろうが、
このために85歳まで生きたとしても1200万円必要だ、というのは誤り
なぜなら、
現在の年寄りが毎月5万円の赤字を甘受しているのは、彼らに65歳時点で1200万円をこえる貯蓄があるから
つまり、平均1200万円の貯蓄はすでに達成された、金融庁のデータを成り立たせるための所与の前提となっている

もし65歳までにそんな貯蓄ができていない人は、現在でも金融庁データにあるような収入20万円支出25万円生活の代わりに収入20万円支出20万円生活をおくっているはず(その代わりに収入20万円支出30万円生活を送っている人がいれば支出平均は25万円になる)

従って、将来の年寄りが現在の貯蓄の多い年寄り並みの生活を送るという仮定に無理がある
将来の年寄りも、65歳時点で貯蓄という前提がなければ収入20万円支出20万円生活を送るにきまっている

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