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自民“クビ切り”画策 金融庁長官に2000万円問題の責任転嫁
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256006
2019/06/13 日刊ゲンダイ 遠藤長官は麻生大臣の“お気に入り”だったが…(C)日刊ゲンダイ 「老後のために2000万円貯蓄せよ」――。金融庁の報告書に国民の不安は募るばかりだが、そんな国民の思いをよそに“ご立腹”なのが、麻生金融担当相と二階自民党幹事長だ。参院選への悪影響がよほど心配らしい。麻生氏は自分で諮問したクセに報告書の受け取りを拒否し、火消しに躍起。「まだ足りない」とばかりに、今度は金融庁長官の“クビ切り”を画策しているという。 ◇ ◇ ◇ 「金融庁の報告書の指針案が先月23日に報道された直後は、麻生さんも内容について大して気にしていませんでした。企業関係者らとの会合で、同席した遠藤俊英長官のことを『彼はよくやっている』と持ち上げていたほどです。そんな様子を見て、誰もが『7月の霞が関人事で遠藤さんは長官続投だ』と感じたそうです」(霞が関事情通) 金融庁の遠藤長官は1982年東大法卒後、旧大蔵省に入省。公文書改ざん問題の佐川宣寿前国税庁長官や片山さつき地方創生相ら「いわく付き」と同期だ。検査局長などを務め、昨年7月、森信親前長官の後任として就任した。長野・軽井沢の自宅から約2時間かけて霞が関に通う“変わり者”でもある。長官任期は「1期1年」が通常だが、遠藤長官は続投が「既定路線」だった。理由は、麻生氏の“お気に入り”だからとみられている。実際、麻生氏は遠藤長官の就任直後、報道陣に「森(前長官)に比べれば人柄は優しい」と話していた。 「ところが、報告書に老後の生活資金が2000万円不足すると書かれていたことが世間に問題視されるようになると、麻生さんの態度は一変。『なんで選挙直前にこんなもん発表したのかねぇ』『遠藤のケツをなんでオレが拭かなきゃいけねぇんだ!』と周囲に怒りをあらわにしたそうです」(永田町関係者) ■大バッシング報告書の「起草者」 「我々は選挙を控えているわけですから」と、ア然とするほどロコツだった二階氏も、はらわたが煮えくり返っているという。 「二階氏の周辺が遠藤氏と直接面会し、『何だこの報告書は』『配慮が足りない』と、長々と“お説教”したといいます」(前出の永田町関係者) そこで浮上しているのが、怒りに任せた遠藤長官の「続投撤回論」。事実上の“クビ切り”である。 「そこまでしないと国民は納得しない」(二階派関係者) 実は、遠藤長官は昨年11月の講演で「(お金を)適切に増やしていかないといけない。そのやり方を示すことが金融庁のひとつの大きなミッションだと思っています」と発言。資産運用の重要さを語っていた。炎上中の報告書の「起草者」と目されているのだ。それだけに「『もともとあんたが描いた絵だろ』と詰め腹を切るよう迫りやすい」(前出の二階派関係者)という事情もある。 要するに、トカゲのシッポ切りだ。役人に責任をなすりつけての幕引きなど許されない。安倍自民は、国民の老後の不安より“選挙ファースト”だ。
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