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令和初の国政選挙はいかにーー。選挙報道に定評ある #サンデー毎日 が、#参院選 124議席を完全予測。台風の目になるのは? 新たな無党派層リバタリアンの動きは? https://t.co/2J34r7AEvj 詳しくは発売中の6月23日号に。 pic.twitter.com/6Rk3InVDUH
— サンデー毎日編集部 (@tsunday3) 2019年6月11日
サンデー毎日
— 毎日新聞出版 (@mai_shuppan) 2019年6月11日
6/23号本日発売!
■表紙は #NEWS
■完全予測 参院選124議席&衆参W選
■保存版 70歳定年に立ち向かう 7大マネー戦略
■ゲノム医療のトップランナー医師に聞く 「ネオアンチゲン療法」って何だhttps://t.co/tol6Dmskro#小山慶一郎 #加藤シゲアキ #増田貴久 #手越祐也 pic.twitter.com/tGqXptOKwH
完全予測 参院選124議席&衆参W選 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2019/06/23/post-2309.html サンデー毎日 2019年6月23日号 ※後段、一部文字起こし ▼立憲躍進も「野党伸び悩み」の苦悩とは? ▼維新旋風 大阪で自民議席ゼロの行方 永田町関係者の多くが安倍晋三首相の一挙手一投足に注目し、自民党幹部の発言にも聞き耳を立てる。令和となって初の国政選挙は参院選単独か、それとも衆参W選なのか―。「解散風」が吹き荒れる中、永田町の表裏を知り尽くす3氏がズバリ読み解く。 6月に入り、安倍首相の周辺が騒がしい。3日は官邸で麻生太郎副総理兼財務相、私邸で岸田文雄政調会長と会談。翌4日には官邸で二階俊博幹事長、続けて麻生氏とも会談した。安倍首相は、麻生氏とは4月30日に私邸で、5月30日には官邸でも会っている。こうなれば衆院解散、衆参ダブル選の臆測が飛び交うのも無理はない。 「今は参院選の季節なので、季節に合ったような話。もう一つの方(衆院解散)はマスコミの皆さんが希望しているだけでしょ」。安倍首相との会談後、二階幹事長は記者団をこうけむに巻いたが、「解散風」が弱まる気配はない。 一方、自民党の森山裕国対委員長が同5日、26日が会期末の通常国会について「今後提出される法案の成立のため必要なら会期延長も検討する」と述べたため、野党側は「衆参ダブル選への布石」と警戒を強める。 6月8日時点で参院選単独の場合は「7月21日投開票」が有力視されている。森山発言の影響で「会期延長、8月4日投開票」との日程も取り沙汰されている。衆参同日選の可能性が消えず、永田町関係者が浮足立つ中、早ければおよそ40日後に参院選が迫る―。そこで本誌は選挙の情勢分析に定評のある3氏に政党別議席予測をしてもらった。 「亥(い)年選挙」の総決算となる今回の参院選からは定数6増に向けて議席数が3増え、過半数は123議席。与党の自公は非改選が70議席で、過半数には53議席が必要だ。憲法改正の発議に必要な3分の2は164議席となる。 それでは、参院選で各党の議席はどう動くのか。15ページの表をご覧いただきたい。3氏ともに自公は過半数ラインを確保するものの、3分の2に届かない。憲法改正に前向きな「改憲勢力」の日本維新の会を加えても153〜154。10議席ほど足りない計算になる。 選挙プランナーの松田馨氏がこう語る。 「投票率は前回の54・70%を大きく上回ることはないでしょう。野党が弱すぎて無党派層が投票所に行かないからです。野党が1人区で候補者を一本化しても、前回並みに落ち着くと見ています」 とはいえ、3氏の見立てはそろって「改憲勢力の3分の2維持は難しい」。政治ジャーナリストの野上忠興氏がこう語る。 「自民党支持者に聞くと、自民党支持イコール安倍首相支持ではないと言う。野党を圧勝させることはしないが、安倍首相の思い通りにはさせないという民意の表れとなるでしょう」 ◇東北は反自民票に一定の歯止め 情勢分析を見ていこう。2016年参院選は、32選挙区ある1人区で「自民党21勝11敗」。野党共闘が一定の成果を示した形だ。今回も野党一本化が進み、全32選挙区で「自民vs.非自民」の一騎打ちの構図となる。3氏ともに前回並みの自民党の21勝11敗と予測。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう解説する。 「野党が1人区でまとまったとはいえ、一本化確定の時期があまりに遅すぎた。前回のような勢いはない」 前回の参院選で自民党が1勝5敗と苦杯をなめたのが東北6県だった。いわゆる"東北の乱"だ。ところが、今回は逆に自民党が複数の選挙区で議席を奪還するという。野上氏が語る。 「二階幹事長が東北を回り、関係修復に努めてきた。それが奏功し、JAの政治団体、農政連は自民党候補を推薦する見通しです。これで反自民票の動きに一定の歯止めがかかるばかりか、6選挙区とも自民党現職vs.新人の構図となり、知名度で差がつく可能性がある」 野上氏は、青森、秋田、山形で自民党が競り勝ち、3勝3敗の五分に持ち込むと読む。角谷氏も3勝3敗と見るが、「予断を許さない状況」とも指摘する。 「トランプ米大統領が、日米首脳会談後の会見で、日米貿易交渉の妥結は参院選後だと発言した。つまり、選挙後に農業に対し厳しい要求が突きつけられる可能性があるということです。農家の不安が反自民の投票行動になる可能性もあり、極めて微妙な情勢です」 一方、前回は自民党候補が勝ち、今回は野党統一候補が議席を獲得する「オセロ現象」が起きそうなのが滋賀と愛媛である。 「滋賀は嘉田由紀子元知事、愛媛は永江孝子元衆院議員。ともに知名度抜群で、自民党候補の追い上げは届かないでしょう」(角谷氏) 複数区はどうか。かつて"民主党王国"と呼ばれた北海道(定数3)。前回は民進党2、自民党1だったが、3氏とも自民党優位と分析している。 「前知事の高橋はるみ氏は知名度を生かして無党派層の支持を集め、元道議の新人、岩本剛人(つよひと)氏は組織が全面支援しています。これで自民党2、立憲1となる可能性が高い」(野上氏) ◇れいわ・山本太郎氏が台風の目 対照的に3氏が「予測が難しい」との見方で一致しているのが、東京選挙区(定数6)だ。「政治団体『れいわ新選組』(表では諸派)を設立した山本太郎氏が東京選挙区と比例のどちらから出馬するのか、不透明」(松田氏)というのだ。 山本氏は13年参院選で、東京選挙区から無所属で出馬し初当選。その後、小沢一郎氏の自由党に加わり、共同代表に就任した。クラウドファンディングで寄付を募り、1億6826万円(6月5日時点)が集まったばかりか、北朝鮮拉致被害者の兄で家族会元事務局長の蓮池透氏を擁立。台風の目となる気配だ。 3氏は山本氏が東京選挙区から出馬すると想定。3氏ともに自民党2、公明党1、立憲民主党1、共産党1、れいわ1、との予測だ。 この続きはトップ紙面をご覧ください。 |
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