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元担当者が新証言 補助金申請規定違反を籠池夫妻に告げず 籠池夫妻 法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/255629
2019/06/08 日刊ゲンダイ 「後ろ向きの話」は聞かされず(C)日刊ゲンダイ 森友学園の籠池前理事長夫妻の補助金詐欺の裁判で、またも驚きの証言が飛び出した。設計会社が、国の補助金の対象にならないと知りながら申請を行った。しかもそれを、籠池夫妻には「伏せておこう」と言って、伝えなかったというのだ。補助金詐欺の構図を揺るがす新証言だが、翌朝の朝日新聞が報じた内容はまるで違った。 5日に行われた籠池夫妻の5回目の公判。証言に立ったのは、森友学園が開校をめざした小学校の設計会社の元担当者だ。検察に続き弁護側は、補助金申請の経緯を追及した。 小学校の建設にあたり森友学園は国土交通省に補助金を申請。その実務は設計会社が行った。この補助金は、建物の実施設計に着手した後は対象にならない規定になっていた。 ところが設計会社の元担当者は経営者と相談した結果、実際にはすでに実施設計を行っていたのに、まだ行っていないように装って申請をしたというのだ。しかもそのことについて経営者は「籠池夫妻には伏せておこう。後ろ向きの話は夫妻にはするな」と言ったというのである。 この経営者もこの5日前に法廷に立っている。その時、経営者は「実施設計をしていたら申請ができないことは、書類を提出した後で知った」と証言している。これは明らかに元担当者の証言と矛盾する。検察の描く構図を揺るがす重要証言と言えるだろう。 ところが翌朝の朝日新聞は、5日の法廷を次のように報じた。 <元担当者は、両被告から利用できる補助金を探すよう指示されたと証言した><諄子被告が国への補助金申請について「ぼったくる」と発言していたと述べた> 確かに、そういう話も出ている。だがこれらは5日前の経営者の証言ですでに明らかになっていることで、新事実ではない。一方で「申請できないと知りながら、申請した」「籠池夫妻には伏せていた」という新証言は報じていない。「検察に都合のいいことだけを報じている」とみられても仕方あるまい。森友報道をリードした朝日新聞にして、この記事である。 法廷で元担当者は、証言の前に検事と10回ほど“打ち合わせ”を重ね、前日にも“打ち合わせ”をしていたことも明かした。そこまで入念に準備した上での証言で飛び出た新情報。それこそ報道価値があるだろう。 それでは恒例、籠池さんのここで一句。 「至誠ある 人になれよと 蛙なく」 相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者 大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
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