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昨年生まれの赤ちゃん、最少91万人 出生率3年連続減/朝日デジ
浜田知宏 2019年6月7日19時11分
https://www.asahi.com/articles/ASM67575LM67UTFK00Z.html
2018年に国内で生まれた日本人の子どもの数(出生数)は91万8397人で、統計がある1899年以降で最も少なかった。これまで最少だった前年を2万7668人下回った。出生数から死亡数を引いた自然減は44万4085人で過去最大の減少幅となり、少子化と人口減少が続く。厚生労働省が7日、18年の人口動態統計を公表した。
1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数を示す「合計特殊出生率」は、前年より0・01ポイント低い1・42で、3年連続で下がった。人口の維持に必要とされる2・07を大きく下回っている。都道府県別では沖縄が1・89で最も高く、東京が1・20で最低だった。政府は、子どもを作りたいという希望がかなった場合に見込める出生率「希望出生率1・8」の実現を掲げて少子化対策を進めているが、低下傾向が続いている。
出生数は、第2次ベビーブームが終わった1974年以降、減少傾向が続く。第2次ブームで生まれた団塊ジュニア世代が40代半ばになるなど、親になる世代の人口が減っているため、厚労省は今後も出生数は減り続けるとみている。
一方、死亡数は戦後最多の136万2482人。9年連続で増え、前年より2万2085人多かった。高齢化の影響で、2012年からは死亡数の7割超が75歳以上になっている。18年10月1日現在の人口は約1億2422万人で、65歳以上が28・5%を占めた。
結婚は6年連続で減り、58万6438組。前年より2万428組少なく、戦後最少を更新した。再婚の割合は夫19・7%、妻16・9%で、どちらも前年より0・2ポイント上昇した。離婚は20万8333組で、前年より3929組減った。
平均初婚年齢は14年から変わっておらず、夫31・1歳、妻29・4歳だった。都道府県別で最も低いのは宮崎で、夫29・7歳、妻28・7歳。最も高かったのは東京で、夫32・3歳、妻30・4歳だった。
厚労省の担当者は「少子化の理由には、子育てと仕事の両立の難しさや経済的事情などが考えられる。子どもを産みたい人が産める環境、安心して子育てできる環境を整えるための施策を進めたい」と話す。(浜田知宏)
(関連)
・「日本を襲うのは二千年に一度の現役世代の減少と高齢者の激増である」/藻谷浩介『デフレの正体』から
http://www.asyura2.com/12/hasan76/msg/528.html
投稿者 仁王像 日時 2012 年 6 月 13 日 20:27:59: jdZgmZ21Prm8E
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