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5月 27, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<トランプ米大統領は26日朝、日本との貿易交渉について「参院選が終わるまで妥結を迫らずに待つ」と米メディアの記者に電話で語った。保守系FOXニュースのジョン・ロバーツ記者がツイッターで明らかにしたもので、参院選への影響を避けたい安倍晋三首相に配慮し、貿易交渉の合意を急がない意向を示した格好だ>(以上「日経新聞」より引用)
トランプ氏は安倍氏の歓待ぶりにご機嫌だったようだ。そして日本との貿易交渉は「良好だ」と発言したようだ。それはそうだろう、日米貿易の米国の赤字を埋めるほどのF35を100機も購入すると約束されれば相好を崩さざるを得ない。米国内でもポンコツで使い物にならないと酷評のF35の爆買いは米国の軍産共同体にとって早すぎるクリスマス・ボーナスのようなものだろう。
しかし日米首脳間で「良好だ」とする貿易交渉を参議院選挙後まで結論を急がずに「待つ」とはいかなることだろうか。それは日米貿易交渉がポンコツ兵器の爆買いにも拘らず「良好」ではない証拠ではないだろうか。
本当に良好なら直ちに実務者間で結論に達して、参議院選挙前におおよその日米貿易交渉の「結論」を国民に示して、安倍氏は参議院選で国民の信を問うべきだ。それが民主主義国家としての「選挙」のあり方ではないか。
政権にとって不都合な部分は隠して、選挙後に出すというのは姑息というよりも「国民の信」を問う選挙を冒涜するものだ。トランプ氏の日本との貿易交渉について「参院選が終わるまで妥結を迫らずに待つ」というのは日米貿易交渉が日本にとって「良好」な見通しではないからだ。
なぜ安倍氏はトランプ張りの恫喝外交を展開しないのだろうか。ポンコツ戦闘機を一機当たり140億円という米国内価格の倍近い高額価格で100機も購入する、というのはF35の墜落事故原因究明と、電子機器のOSが出来上がって「フル装備」したF35を自衛隊のテストパイロットがテストした結果を踏まえて「購入」の諾否を決すべきだ。
それとも安倍氏はF35のカタログ性能だけを見て、まだ完成品でないモノを爆買いする愚かな装備品購買担当・総理大臣なのだろうか。なぜ防衛省の購買に任せないのだろうか。いやそもそも、装備品の爆買いなどは国会での審議や質疑を経た上で決定すべき事項ではないのか。
安倍氏は個人的な関係と国家間の関係を勘違いしてはいないだろうか。トランプ氏といかに個人的に親しくなろうと、国家間の関係とは無関係だ。それはプーチン氏で身に染みたはずだが、彼は経験からに何も学ばないタチの人なのだろうか。
日米貿易交渉を参議院選挙後まで延ばすと言ったトランプ氏の発言は重大だ。そこを日本のマスメディアは追求すべきだ。両首脳が炉端焼き屋で何を税金で食ったかをクドクドと報道するのは下品に過ぎる。それよりも参議院選挙後まで延ばすという由々しきトランプ発言を掘り下げるべきだ。それこそ、安倍氏がゴルフと和牛ステーキでトランプ氏に「頼み込んだ」のか、を。
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