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洗脳解けずより先鋭化 ネトウヨブログの“コアな読者”たち 高齢者はなぜネトウヨにはまるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254540
2019/05/24 日刊ゲンダイ (C)共同通信社 ネトウヨブログ「余命三年時事日記」の呼びかけに応じて懲戒請求を行った読者が、懲戒請求された弁護士から提訴され、判決も出始めている。 訴えた弁護士は7人いて、対応はさまざまだ。 佐々木亮、北周士、嶋ア量の各弁護士はSNSなどを通じて請求者に裁判前の和解を強く呼びかけていた。 和解金5万円と真摯な謝罪があれば和解に応じるという。私にはきわめて良心的な条件のように思えた。 だが、応じた人は約900人中50人程度だ。懲戒請求者は高齢者の割合が多いのでSNSでは情報が行き届かない可能性がある。そのため、嶋ア氏は全員に和解を勧める手紙を送ってみたが、あまり効果はなかったという。 一方、ブログ主は「懲戒請求者960人の会」を結成して、弁護士との和解に応じないよう結束を呼びかけている。 あの人たちはいったいどんな気持ちで懲戒請求を出したのだろうか。私は被告となったブログ読者に法廷で声をかけたり、和解者との接触を試みたりした。和解に応じた人たちは一様にブログ主からの報復を恐れているようだった。 和解した人の謝罪文にはこう書かれていた。 <そもそも私が余命のこと、懲戒請求のことに対してほとんど理解のないまま、勧められるまま、ことの重大さを認識せず、書類に記入してしまったことで多大な迷惑をおかけしたことを後悔しており、謝罪させていただきたいのです><いまごろになって先生を懲戒請求した理由を改めて知って愕然としました。どこの誰かもわからないブログ主やプロジェクトというものを単純に信じてしまい、なんら説明もない懲戒請求書に署名し、多くの弁護士の先生に多大なご迷惑をかけたことを本当に悔いております> 別の和解者は自分の心理をこう分析した。 <人間というのは、なんらかの「帰属意識」「仲間意識」を求めてしまうものです。余命ブログに集う読者たちには、「一つの目的に向かって歩みを進めている」という連帯感がありました。そのベースにあったのは「愛国心」です。余命プロジェクトチームは、その「愛国心」というエネルギーを利用して、読者を兵隊に仕立て、「代理戦争」へ駆り立てようとした詐欺集団です> 和解者は少しずつだが着実に増えている。逆に「960人の会」に残って法廷に来るようなメンバーはより先鋭化しているともいえる。高齢者が目立つものの、バリッとしたスーツを着こなすサラリーマンとおぼしき人もいれば、上品そうな老婦人もいる。その外見とブログに書かれた荒唐無稽な主張とのギャップには目がくらむ。 この人たちはいまだに洗脳が解けない「コアな読者」なのである。 三宅雪子 ルポライター 1965年3月5日、米国ワシントン生まれ。玉川学園女子短期大学、共立女子大学を卒業後、民放テレビ局に21年間勤務。元衆議院議員。 父は三宅和助元シンガポール大使、祖父は石田博英元官房長官。著書に「福祉と私 〜『支えあう社会』を国政の場から〜」
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