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2019年 05月 21日
『自民、丸山の辞職勧告案に慎重。自党議員の失言を考慮か+議員の違憲発言は言論の保障を超える』の続報を・・・。
元日本維新の会の丸山穂高衆院議員の「戦争」発言の余波が続いている。(@@)
維新は丸山氏を除名処分にさらに、他の野党に協力を要請して「議員辞職勧告案」を提出した。(・・)
また、共同代表の片山虎之助氏が馬場幹事長と東京・港区のロシア大使館を訪問。丸山氏の発言に関して、駐日ロシア大使に謝罪を行ない、早くこの問題も収束をはかろうとしていた。<ロ大使から「戦争という言葉は非常に不快」「『酒を飲んだからといって言い訳にはならない』、ロシアのことわざがある」と言われてしまったとか。(~_~;)>
しかし、これらの動きを見ていた丸山氏は、ツイッターや会見で維新などを批判。
「議員は絶対にやめない。言論の府が自らの首を絞めかねない」「維新のロシアへの謝罪は間違え。北方領土を不法に占拠しているのはロシアだ。誤ったメッセージを送りかねない」などと発言し、今後、自分の主張を展開して行く意向を示した。(・o・)
<この主張が、安倍首相らの超保守派とかなり共通していることを多くの国民に認識して欲しい。>
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ところで、先にちょこっと書くなら・・・。何故、丸山氏があのような戦争発言をするのか、また、発言後、ここまで強気になれるのか。
(一応、mew邪推ということにしておくが)いわゆるウヨ保守議員は、ふだんから仲間たちと、そのようなアブナイ話をしているのである。そして、気をつけていないと、それこそお酒など飲んで気が大きくなったりすると、ふだん話しているようなホンネが、ついつい出てしまうのである。^^;
しかも、ウヨ保守的な発言をすると、一般の議員やメディアからは批判されてしまうのだが。でも、仲間たちは「よく言った」と誉めて励ましてくれる。それで、自分は正論を言っているのだ、重要な使命を果たしているのだという思いを抱いてしまい、強気の対応を行なうようになるのである。(>_<) <今回も田母神氏辺りが、「丸山議員の発言は日本に対する侵略抑止を強化してくれる。日本は絶対に戦争をしないと言えば侵略を招くことになるのだ」とか言って擁護しているしね。>
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自民党の谷川弥一衆院議員(77)(長崎3区)が、18日に九州新幹線長崎ルートを視察した際のあいさつで、「佐賀の知事には『台湾のような付き合いをしてほしい。韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ』と言った」と問題発言をしたのも、ある意味では、その延長にあると思うし。<ウヨ保守は、韓国と北朝鮮が嫌い、台湾は好きなので、日ごろの話や考えが、きっとついつい出ちゃうのではないかと。^^;>
尚、維新の松井代表が「丸山君、アルコール依存症は精神的なダメージがある」とツイートしたのも問題で。丸山氏自身からも批判されていたのだけど。(これは丸山君の方が正しい!>
これはウヨ保守がどうのというより、松井氏がもともと政治家としての見識や品格がないからにおかなるまい。(ーー)
『松井一郎(大阪市長)@gogoichiro 5月19日
丸山君、アルコール依存症は精神的なダメージがあると聞いていたので??ある意味安心しました。片山代表と馬場幹事長がロシア大使館へ伺ったのは、日本の国会議員が戦争で領土を取り返す趣旨で発言したのでは無い事の釈明と、これまでの外交努力を無駄にしない為です。辞職して出直して下さい。』<mew的には、松井君にも早く政治家を辞めて欲しい。(・・)>
『丸山穂高氏の正当性強調で「はき違えている」の声
戦争による北方領土の奪還論に言及して日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員(35)は20日、13日の謝罪会見後初めて取材に応じ、自身の発言の「正当性」を強調した上で、野党による辞職勧告決議案提出に強く反発した。
「発言に対して(決議案を)出すのは、言論の府が自らの首を絞めかねない。私が辞めれば前例をつくりかねず、絶対に辞めるわけにはいかなくなった」と、辞職勧告を拒絶。「あらゆる議論をした中での1つの発言で、何ら公式の場で申し上げたことではない」と開き直り、「憲法の理念を逸脱しているとは考えていない」とも言い切った。
その上で「謝罪すべきはあの場での(酒に酔った発言の)不適切さと、島民の皆さんに配慮を欠いたこと。わが国固有の領土である北方領土を不法に占拠しているのはロシア側。そこに謝罪するというのは間違っている」。過去に飲酒トラブルがあることから、維新の松井一郎代表がSNSで丸山氏のアルコール依存症に言及したが、この指摘には「アルコール依存症の方への配慮を欠く、ゆゆしき事態だ」として、筋違いの謝罪と訂正を求めた。
謝罪会見後の発信は全部ツイッターで、この日の2回の取材対応も短時間。委員会後は日程を理由に質疑を打ち切り、国会を後にした。「『言論の自由』の意味をはき違えている」(国会関係者)と厳しい非難もあり、言葉を発するたびに丸山氏の立場は厳しさを増している。【中山知子】(日刊スポーツ19年5月20日)
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『ロシア大使「戦争という言葉、非常に不快」 丸山氏発言
日本維新の会の片山虎之助共同代表は17日、ロシア大使館でガルージン駐日大使と会談し、丸山穂高衆院議員(維新が除名)が北方領土返還に関連して戦争に言及した問題について陳謝した。ガルージン氏は「戦争という言葉、ロシアの混乱を望むようなことは非常に不快」と述べたという。
維新側によると、片山氏は「維新はそういう考え方に基づいてロシアとの関係を考えていない」と釈明。その後、日ロの友好関係の重要性について確認し合ったという。
片山氏は会談後、「大使は『酒を飲んだからということで言い訳にはならない、というロシアのことわざがある』と言っていた。大変な不快感を持っていることは事実だ」と記者団に語った。(朝日新聞19年5月17日)』
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ちなみに、丸山氏は、会見の中で、自分の戦争発言に関して、このように釈明していたのだが。
『私自身が実力行使したわけではないし、私が「やれ」と言ったことを「やりましょう」という話でもない。手段が限られている、交渉も難航している中で、どういった方法を模索するか。あの場所では、いろいろな方が議論しており、その中で賛否を聞くという形での発言なので、全く憲法違反に当たらないと考えている。』(毎日5.20より)
いやいや、実力行使したらアウトというか、もうトンデモない次元の話だし。<でも、たぶん、そういうイメージも話に出てるのよ。ウヨ保守仲間の中には、海に飛び込んで尖閣に上陸したりする人もいるからね。>
それに、一般の人は誰も「戦争」などという選択肢を考えもしていない中、丸山氏は賛否をきくだけでなく、「(北方四島を)取り返せないですよ」「戦争しないとどうしようもなくないですか?」と、戦争による奪還を選択肢として提案していたわけで。
mewは、国会議員として憲法上、問題ありだと思う!(・・)
ただ、上にも書いたように、ウヨ保守の仲間や支持者が、「よく言った」「そもそも不法な占拠をしているのはロシアだ」「戦争も選択肢の一つだ」などと評価や共感を示してくれるので、その世界にはいっちゃうと、「自分は悪くない。正論を主張しているのだ」という気持ちが強くなってしまうのである。^^;
それは、たとえば、あの田母神俊雄氏が丸山発言について行なっていたツイートを見てもわかる。(-_-;)
『田母神俊雄 @toshio_tamogami 5月17日
丸山穂高衆院議員が戦争による北方領土返還を元島民に質問したことで日本維新の会松井一郎大阪市長が議員辞職勧告決議案を出すという。また議員の言論の自由を奪おうとする動きだ。丸山議員の発言は日本に対する侵略抑止を強化してくれる。日本は絶対に戦争をしないと言えば侵略を招くことになるのだ。
『田母神俊雄@toshio_tamogami 5月18日
戦争をしたいと思う国会議員はいないと思う。しかし一国の大統領や総理などが我が国は絶対に戦争をしないと言えば侵略抑止力は低下する。戦争になっても国を守ると言わなければ嫌がらせをされる。尖閣への中国船の不法侵入が止まらないのは日本が戦争に打って出ることはないと思われているからだ。』
『田母神俊雄 @toshio_tamogami 5月20日
総理の靖国参拝が出来ないということは中韓などに対し日本は圧力を受ければ必ず言うことを聞くというシグナルを常時発信しているようなものだ。それはまた問題が起きることはやらないという意味でもある。憲法改正も拉致問題解決も景気回復も本気ではないという意味に受け取られているであろう。』
これが、いわゆるウヨ保守の考えであるのだが。安倍首相が属する日本会議系超保守(戦前志向のコアな保守)も、ほとんど同じような考えを持っていると考えていい。(-"-)
<ブログのどこかに書いたけど。いわゆるお付き合いもあったのか、安倍氏は野党時代、わざわざ地元・山口で行なわれた田母神氏の講演をききに行ったことがあるもんね〜。^^;>
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ついでというか、自民党の谷川弥一衆院議員の発言は、それこそ与党の一員であるだけに、ある意味では丸山氏の発言より問題だろう。(-"-) <谷川氏は、安倍氏率いる超保守議連「創生日本」のメンバーね!>
『「佐賀、北朝鮮のよう」自民・谷川議員が長崎新幹線めぐり発言
自民党の谷川弥一衆院議員(77)=長崎3区=が18日、長崎県諫早市で建設中の九州新幹線長崎ルートを視察した際のあいさつで「難しい問題は佐賀の説得。佐賀の知事には『台湾のような付き合いをしてほしい。韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ』と言った」と発言した。谷川氏は「不適切だった」として撤回したが、佐賀県の反発は必至で、新幹線の財源負担をめぐる両県の対立がさらに激化しそうだ。(中略)
佐賀県の山口祥義知事は4月26日の与党検討委員会で「新幹線整備を求めていない」と述べ、建設に反対する意向を示した。同席していた谷川氏は「これから財源論に入ろうというときに、取り付く島がないようでは困る」として、考え直すよう山口知事を説得し、あいさつで紹介した発言をしたという。谷川氏は19日、毎日新聞の取材に「知事には韓国と言ったが、北朝鮮とは言っていない。18日のあいさつで北朝鮮と言ったのは言葉が走ってしまった」と述べた。【大場伸也、浅野翔太郎】(毎日新聞19年5月19日)』
安倍首相らの超保守派は、彼らにとって天敵・中国と戦う台湾総督府を応援。懇意にしている。だが、中国、韓国、北朝鮮は好きではない。(・・)
それで、谷川氏が「台湾のような付き合いをしてほしい」「(意見が対立する)韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ」と発言したのである。(-"-)
ウヨ保守仲間とばかり話していると、一般の人にはわからないような表現やたとえが、公の仕事の場でも、ついつクチをついて出てしまうのだ。(>_<)
しかも、もし丸山氏や谷川氏が国会議員としてこのような発言を好き勝手にするのを許していたら、彼らはどんどんアブナイ発言を行なうようになる可能性が大きいわけで。もっと多くの国民に、そのアブナさについて考えて欲しいと願っているmewなのである。(@@)
THANKS
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