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5月 17, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<「この立場は先日の北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射でも変わっていない」――。16日の衆院本会議で、国民民主党の渡辺周議員から「無条件」での日朝首脳会談の実現を目指す、とした方針について問われた安倍首相はこう答弁していたが、本気で言っているのであればアタマがどうかしているとしか思えない。「対話のための対話はしない」と呪文のように唱え続けてきたのは他ならぬ、安倍首相自身だったからだ。
安倍首相はまた、「相互不信の殻を破り」とも言っていたが、「北朝鮮からミサイルが飛んでくる可能性がある!」と大騒ぎして、Jアラートを鳴らし、全国の自治体に避難訓練させていたのは安倍政権だ。「相互不信」ではなく、一方的に危機感をあおっていた張本人のクセに、今になって「無条件で対話だ」なんて、北朝鮮もビックリ仰天しているだろう。
そして実際に北朝鮮がミサイルを撃てば、今度は「飛翔体」と表現して「問題なし」というから支離滅裂。そうであれば、2基で6000億円といわれる地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を米国から購入する必要は全くなかった。
おそらく安倍首相は昨年9月にロシアのプーチン大統領が唐突に呼びかけた「前提条件なしの平和条約」の言葉を聞き、「このフレーズは使える」と思ったのだろう。
ここまでヒドイと、もはや論理破綻とかいうレベルじゃなく、メチャクチャだ>(以上「日刊ゲンダイ」より引用)
北朝鮮に対する危機感を煽って選挙に利用したのは安倍自公政権だ。上記に記載されている通り、早朝にJアラートを鳴らして国民を一時間にわたって脅し続けた。その結果、解散総選挙で大勝した。
その安倍自公政権が北朝鮮と「無条件で会談」するという。その論理矛盾を一切追求しないテレビなどのマスメディアとは一体何だろうか。アベ様のテレビということなのだろうか。
今回の複数のミサイル発射に関して「飛翔体」と称してミサイルという言葉を使っていない。官邸発表が使わないのはそれなりの意図があっての事だろうが、マスメディアが揃いも揃って「飛翔体」と称しているのは解せない。
ロフティッド軌道を飛んでいないことからICBMとは言えないまでも、ミサイルであることに間違いない。それとも日本のマスメディアは「飛翔体」と称して北朝鮮の発射飛翔体を「ミサイル」と特定したくない思惑があるのだろかと勘繰らざるを得ない。
しかし安倍氏がいかに金正男氏との会談を切望しても、北朝鮮にその気がなければ首脳会談は実現しない。これまで北朝鮮と独自の対話チャンネルを構築して来なかったツケが一挙に露呈している。
安倍氏は職務怠慢と批判するしかない。外交は右手で握手しながら、左手では殴り合っているものだ、とは箴言だ。だが安倍氏には右手も左手もない。対話チャンネルを日頃から持とうとして来なかった安倍外交は対北朝鮮でも破綻している。
それでも「自分が行けば何とかなる」と傲慢な安倍氏はプーチン氏を郷里の湯元温泉に招いた大失態を再現しかねない。誰か安倍氏を止める者は自公政権内にいないのか。
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