http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/574.html
Tweet |
「憲法にのっとり責務果たす」上皇陛下を継承された新天皇 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253467
2019/05/10 日刊ゲンダイ 上皇陛下の姿勢を継承(代表撮影) 1日、新天皇が即位され、天皇に関する世論調査が行われた。 2日付の毎日新聞オンラインは、〈象徴天皇制『支持』74%〉と報道。共同通信社は〈即位された天皇陛下に82.5%が『親しみを感じる』と回答した〉と報じた。 天皇制の在り方については、〈今の象徴のままでよい〉が80.9%、〈現在より政治的な権限を与える〉が4.3%、〈象徴ではなく神聖な存在にする〉が7.3%、〈天皇制は廃止する〉が4.8%だった。 公的地位の人物が高い支持率を得るのは極めてまれである。 こうした高い支持率は上皇陛下の天皇時代における国民に添う姿と、明確な憲法の堅持姿勢が影響している。東日本大震災以降、頻繁に被災地を訪れたほか、沖縄の人々への共感を強く示された。 上皇陛下が憲法に対する思いをさまざまな機会に表明されている。2013年12月、80歳の誕生日の会見で「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」と述べ、憲法を「守るべき大切なもの」と位置付けられている。 安倍シンパの人は、こうした発言に対し、〈憲法巡る両陛下のご発言公表への違和感〉と題した文書を公表。〈両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への懸念の表明のように国民に受け止められかねない〉と批判した。 上皇陛下が天皇時代、平和を強く願ったのは「先の戦争」の影響が強い。上皇陛下は1933年に生まれ、小学生時代、第2次世界大戦の戦火の拡大により、疎開された。 上皇陛下の憲法擁護の気持ちは「先の戦争」の影響が強いだけに、新天皇になるとどうなるのか、一抹の不安が持たれていた。しかし、新天皇の初会見はこうした不安を払拭した。会見では「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします」と述べて、上皇陛下の姿勢をそのまま継承された。 自民党支持者はいま一度、真剣に考察すればよい。「なぜ、天皇家と安倍政権に憲法問題で違いが生じているのか」と。 孫崎享 外交評論家 1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK260掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK260掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。